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【歌詞コラム】GASSHOW「鬼滅の刃」で再燃、野田洋次郎からあなたへのメッセージとは?

ぎゅっとまとめ
  • illion『GASSHOW』が再び注目を集めるワケとは
  • 歌詞と現実のリンクを実現、野田洋次郎の作詞テクニック
  • 今を生きるあなたにこそ届いて欲しい、切実な願い
2013年の発売から6年を経てillionのアルバム曲『GASSHOW』がSpotify急上昇チャートにランクイン。SNSを中心に話題を呼び、注目を集めています。この記事では、その裏に隠された再ヒットの理由と、楽曲が持つ重厚なテーマを考察します。

公開日:2019年12月23日 更新日:2021年2月18日


この記事の目次 []
  1. ・野田洋次郎がillionを立ち上げた理由、そこに繋がる「再燃」のワケ
  2. ・誰か、じゃない。君かもしれない。
  3. ・「GASSHOW」が伝えたいメッセージは、今を生きるあなたへの願い

野田洋次郎がillionを立ち上げた理由、そこに繋がる「再燃」のワケ



RADWIMPSの野田洋次郎が手掛けるソロプロジェクト、illion。

海外でのリリースも視野に入れたグローバルな音楽活動を展開し、バンドの枠組みを超えた独創的な世界観で根強い人気を誇ります。

2013年発売のアルバム『UBU』に収録されている『GASSHOW』。

実は2019年下半期になって、Spotify急上昇チャートにランクイン。

SNSを中心にシェアされ話題を呼んでおり、再び注目を集めています。

その「再燃」の火付け役となったのが2019年放送の人気アニメ『鬼滅の刃』の映像を使用したファンメイドのMV、いわゆる「MAD動画」です。

シリアスで和風なアニメの世界観と楽曲の世界観がマッチし、動画サイトでは驚異的な再生回数を記録しています。

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猛た波が喰らふは千の意思と万の生きし
御霊と一片の祈り八百万掬い給えと
その裂けた命乞ふ声さへも 海に響く鼓膜なく
今も何処かの海で 絶へず木霊し続けるのだろう
≪GASSHOW 歌詞より抜粋≫
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2011年の東日本大震災とその被害者の方々への想いを込めて作られたというillionが描く「猛た波」や「海に響く」といったキーワードを象徴的に使うこの曲。

想いが強く込められた、野田洋次郎からのメッセージソングとなっています。

震災後も絶え間なく続き、否応なしに幸せな人生を奪っていく自然災害の数々。

目を背けるのではなく、あえて記憶に刻んでいくことが大切なのだと歌っているような力強い歌詞が印象的です。

誰か、じゃない。君かもしれない。



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君の匂いは帰る場所
細い指先は向かう場所
≪GASSHOW 歌詞より抜粋≫
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そして次の瞬間、歌われるのはこちらの一節。

伝統的な日本語表現から現代的な言葉遣いにガラリと雰囲気を変え、ふと日常的な感覚を取り戻すような場面の転換は非常に鮮烈です。

災害は、突然襲ってきます。

誰しもがその瞬間まで、普段の生活を送り、明日もまた同じような一日がやってくるのだと考えて生きています。

突然現れる「君の匂い」というワード。

テレビの向こうの中継映像ではなく自分自身、そしてあなたが大切に思う誰かが当事者になるかもしれない。

そんな恐ろしさ、やるせなさをどこか感じさせる、胸を打つ表現です。

「GASSHOW」が伝えたいメッセージは、今を生きるあなたへの願い



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はじめてだよ 跡形も無い君に
声を振るわせ 届けと願うのは
≪GASSHOW 歌詞より抜粋≫
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日々何事もなく生活を続けていけるという、当たり前の幸せをもう一度噛み締めて生きるということ。

また災害を恐れるだけでなく、その記憶を風化させることなく語り継いでいくこと。

それこそが我々にできる唯一かつ最大の努力なのだ、と語りかけているような重厚な歌詞。

最後の一節にも、姿を消してしまった「君」に対する悲痛な叫びが歌われています。

『GASSHOW』が持つテーマの普遍性。

誰しもが意識を持ち続けなければならないという、非常に大切な考え方をもう一度音楽というフィールドで打ち出しています。

毎日を生きる私たちに静かに響く、野田洋次郎ならではの真摯なメッセージを描いた楽曲だからこそ、発売から時間が経ってもなお聴き継がれる名曲のひとつとなっているのです。


TEXT ヨギ イチロウ

野田洋次郎(RADWIMPS)によるソロ・プロジェクト。 2013年2月に1stアルバム「UBU」を発表。 このアルバムはワーナーブラザーズレコードから発売され、UK、アイルランドを皮切りに、日本、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、ポーランド、台湾で順次発売された。 持ち前のポピュラリテ···

この特集へのレビュー

女性

hinata

2020/07/07 18:55

私もtiktokでこの曲を知りました。コメント欄で東日本大震災がきっかけで作られたものだと知りました。一日一日を大切に生きようというメッセージが胸に刺さりました。
だけど、他の方のコメントを見てとても悲しくなりました。「鬼滅の刃に使うなんて、被災者のことを考えていない」中にはこの曲を使っただけで誹謗中傷を受けている人もいます。
確かに、被災者の方の中には辛くなる人もいるかと思います。そんな方々には申し訳ないですが、こういう事に使われる事で興味を持ってくれる人もたくさんいると思います。
私は、実際に東北地方に何度も行っています。被災地にも足を運びました。私は被災者ではないので、あまり言えませんが、被災者の方は「かわいそう」という同情より「自分達の生き方はどうか」と、反省してほしいんだと思います。「かわいそうだから寄付をしよう」ではなく「この被害を教訓にし、忘れずに後世にも伝えていこう」と受け取ってほしいです。

女性

みかん🍊

2021/01/02 14:18

私もtiktoKで知りました。 
最初は鬼滅の刃の曲だと思いました。けど、私より先にこの歌を知っていた
友達が違うよと言っていました。私はこの歌がとても好きになりました。
私がまだ1歳だった時に東日本大震災が起きたので、何もわからないまま、
生きてきたので、この歌を初めて聴いたときは泣いてしまいました。私はこの歌を忘れずに、生きていきたいです。

男性

武田なみが喰らうは

2021/02/18 09:31

とても悲しい曲です

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