実話から生まれたスペクタクル長編!大ヒットの理由とは
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映画『タイタニック』といえば、普段映画を観ない人でもタイトルを知っている名作中の名作です。
1912年に実際に起きた豪華客船タイタニック号沈没事件がモチーフとなった作品です。
この映画の何が多くのファンを魅了するのか、あらすじから見どころまでその魅力に迫ります。
貧乏な青年と貴族の娘のラブロマンス
1996年、ある探索チームは豪華客船タイタニック号が沈没した海で貴重な青いダイヤモンド「碧洋のハート」の発見を試みていました。
しかし引き上げられた金庫にダイヤモンドはなく、碧洋のハートを身につけた女性のヌードデッサンのみが残されていました。
そのニュースを見たローズと名乗る老女から、そのデッサンのモデルが自分であることを告げる連絡が入ります。
そして、タイタニック号で起きた出来事を語り始めました。
時は1992年4月10日。イギリスのサウザンプトン港から出港したタイタニック号の約2000人の乗客の中に、上流階級の娘・ローズも乗船していました。
ともに乗船した資産家のキャルとの政略結婚が決まっており、その現実に絶望したローズは甲板から海に身を投げようとしました。
そこに居合わせ助けたのは、画家志望の貧しい青年・ジャック。
二人が惹かれ合うのに時間はかかりませんでした。
身分違いの二人は、キャルやローズの母親という障害に阻まれながらも、確かな絆を結んでいきます。
そんな中、タイタニック号の船首が巨大な氷山と接触。浸水し始めた船体は冷たい海に沈み始めました。
命綱ともいえる救命ボートは乗客の半分も乗れません。乗客たちはパニックに陥ります。
悲しくも情熱的な恋愛模様に胸が熱くなる、実話から生まれた超大作となっています。
圧倒的な輝きを放つキャストに注目!
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青年ジャック・ドーソンを演じたのは、レオナルド・ディカプリオ。端正な顔立ちと控えめな色気が、ジャックという役に美しさを加えて高い評価を受けています。
10代から演技力に定評がありましたが『タイタニック』によって世界的な大スターとして知られるようになりました。
相手役のローズ・デウィット・ブケイター役は、ケイト・ウィンスレット。理知的で上品かつ初々しさを感じる演技で、身分違いの恋をキュートに見せてくれます。
本作でアカデミー賞女優賞にノミネートされ、さらなる注目を浴びるきっかけとなりました。
そして、ローズの婚約者のキャルドン・ホックリー役を演じたビリー・ゼインの演技も見逃せません。
嫉妬に駆られて二人の恋を邪魔する悪役という立ち位置で、映画に重要なスパイスを加えています。
その他、現在まで長く活躍している豪華キャストが集結。どのシーンにも見られる繊細な演技に惹きつけられます。
1998年のアカデミー賞では監督賞や作品賞をはじめとする11部門を受賞し、大ヒットとなりました。
その魅力は、王道の恋愛物語の中に印象的なシーンを散りばめた飽きないストーリー展開にあります。
なかでも、船の先端で両腕を広げたローズをジャックが後ろから支えるシーンは『タイタニック』のアイコンともいえる名シーンです。
船に乗るとつい真似してしまう方も多いのではないでしょうか。
胸を打つ名言も多く、美しい世界観に彩りをプラス。
見る人によってお気に入りのシーンが違う点も『タイタニック』が大ヒットした要因といえます。
さらに、ほぼ原寸大に造られたタイタニック号の沈没シーンは大迫力。
CGを駆使し、史実を可能な限り忠実に再現したリアルさで、海洋マニアで知られるジェームズ・キャメロン監督のタイタニック愛が感じられます。
若い男女のラブロマンスとしてだけでなく、人間ドラマやアドベンチャーなど見どころ満載です。
何度も異なる見方で楽しめます。
▲Céline Dion - My Heart Will Go On (Live)
映画『タイタニック』の主題歌は、セリーヌ・ディオンの歌う『My Heart Will Go On』。
これまでに1800万枚を売り上げ、ポップ・ミュージック史上最大のヒット曲の1つとなっています。
この曲は、本編中に使用される予定だった『ローズのテーマ』に歌詞をつけ、フルボーカルの曲にした方が良いのではないかという構想から生まれました。
印象的な笛の音から始まる、美しくも切ないピアノのメロディー。
そしてセリーヌ・ディオンの感情がのった圧倒的な歌唱力が、映画の情景を観客の心に焼き付けました。
さらに歌詞からは、女性が強い愛情を胸に決意をもって生きている様子が垣間見えます。
それは聞けば聞くほど、ジャックを真に愛して力強く生きるローズの姿と重なり、ロマンティックな気分にしてくれるはずです。
多くのアーティストによってカバーされてきた『My Heart Will Go On』ですが、やはり原曲にしかない深みがあります。
映画の内容と絡めて聞くと、より一層この曲の良さに気づかされるでしょう。
映画『タイタニック』は不朽の名作と言われていますが、意外と観たことがないという方も多いのではないでしょうか。
身分違いの恋という大筋のストーリーは、もはや聞き慣れたものです。
しかし、脚本・演出・キャスト・音楽のすべてが秀逸で、この映画だからこそ得られる臨場感と感動があります。
3時間という長尺でも、心を掴まれるシーンがたっぷり。甘い恋愛模様と、その裏で緊張感を増す物語に最後まで目が離せません。
ぜひ主題歌『My Heart Will Go On』とともに、映画『タイタニック』をじっくり味わってみてください。
TEXT MarSali
青年ジャック・ドーソンを演じたのは、レオナルド・ディカプリオ。端正な顔立ちと控えめな色気が、ジャックという役に美しさを加えて高い評価を受けています。
10代から演技力に定評がありましたが『タイタニック』によって世界的な大スターとして知られるようになりました。
相手役のローズ・デウィット・ブケイター役は、ケイト・ウィンスレット。理知的で上品かつ初々しさを感じる演技で、身分違いの恋をキュートに見せてくれます。
本作でアカデミー賞女優賞にノミネートされ、さらなる注目を浴びるきっかけとなりました。
そして、ローズの婚約者のキャルドン・ホックリー役を演じたビリー・ゼインの演技も見逃せません。
嫉妬に駆られて二人の恋を邪魔する悪役という立ち位置で、映画に重要なスパイスを加えています。
その他、現在まで長く活躍している豪華キャストが集結。どのシーンにも見られる繊細な演技に惹きつけられます。
名シーンが豊富!飽きないストーリー展開に引き込まれる
公開当時、客船クルーズがブームになるという社会現象まで巻き起こした映画『タイタニック』。1998年のアカデミー賞では監督賞や作品賞をはじめとする11部門を受賞し、大ヒットとなりました。
その魅力は、王道の恋愛物語の中に印象的なシーンを散りばめた飽きないストーリー展開にあります。
なかでも、船の先端で両腕を広げたローズをジャックが後ろから支えるシーンは『タイタニック』のアイコンともいえる名シーンです。
船に乗るとつい真似してしまう方も多いのではないでしょうか。
胸を打つ名言も多く、美しい世界観に彩りをプラス。
見る人によってお気に入りのシーンが違う点も『タイタニック』が大ヒットした要因といえます。
さらに、ほぼ原寸大に造られたタイタニック号の沈没シーンは大迫力。
CGを駆使し、史実を可能な限り忠実に再現したリアルさで、海洋マニアで知られるジェームズ・キャメロン監督のタイタニック愛が感じられます。
若い男女のラブロマンスとしてだけでなく、人間ドラマやアドベンチャーなど見どころ満載です。
何度も異なる見方で楽しめます。
映画を盛り上げる主題歌「My Heart Will Go On」
映画『タイタニック』の主題歌は、セリーヌ・ディオンの歌う『My Heart Will Go On』。
これまでに1800万枚を売り上げ、ポップ・ミュージック史上最大のヒット曲の1つとなっています。
この曲は、本編中に使用される予定だった『ローズのテーマ』に歌詞をつけ、フルボーカルの曲にした方が良いのではないかという構想から生まれました。
印象的な笛の音から始まる、美しくも切ないピアノのメロディー。
そしてセリーヌ・ディオンの感情がのった圧倒的な歌唱力が、映画の情景を観客の心に焼き付けました。
さらに歌詞からは、女性が強い愛情を胸に決意をもって生きている様子が垣間見えます。
それは聞けば聞くほど、ジャックを真に愛して力強く生きるローズの姿と重なり、ロマンティックな気分にしてくれるはずです。
多くのアーティストによってカバーされてきた『My Heart Will Go On』ですが、やはり原曲にしかない深みがあります。
映画の内容と絡めて聞くと、より一層この曲の良さに気づかされるでしょう。
今こそ映画「タイタニック」を観よう!
映画『タイタニック』は不朽の名作と言われていますが、意外と観たことがないという方も多いのではないでしょうか。
身分違いの恋という大筋のストーリーは、もはや聞き慣れたものです。
しかし、脚本・演出・キャスト・音楽のすべてが秀逸で、この映画だからこそ得られる臨場感と感動があります。
3時間という長尺でも、心を掴まれるシーンがたっぷり。甘い恋愛模様と、その裏で緊張感を増す物語に最後まで目が離せません。
ぜひ主題歌『My Heart Will Go On』とともに、映画『タイタニック』をじっくり味わってみてください。
TEXT MarSali
Celine Dion(セリーヌ・ディオン)は、カナダ出身の歌手である。 ミュージシャンの両親のもとに14人兄弟姉妹の末っ子として生まれた。 幼少より、類いまれな歌の才能をもち、それをのちの夫となるルネ・アンジェリルに見出される。 12歳の頃にプロとしての歌手活動を始める。 1981年に···