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あなたにとっての「定番」はどれ?年代別卒業ソング特集!

卒業ソングは、年代によって定番が変わるジャンルです。時代の変化と共に卒業ソングの色も変わります。今回は、そんな卒業ソングを年代別にまとめて紹介します!

時代と共に変化する


卒業ソングほど、年代によって定番ソングが変わるジャンルはないのです。

時代が変わり、学校の風景も移ろいゆくごとに、卒業ソングも移り変わっていきました。今回は、そんな卒業ソングを年代別にまとめて見ました。

【1970年代】

1954年生まれ。シンガーソングライター。 1972年、多摩美術大学在学中にシングル「返事はいらない」で荒井由実としてデビュー。 以降、“ユーミン”の愛称で親しまれ、J-POPシーンの女性トップランナーとして、それぞれの時代に、「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」「あの日にかえりたい···

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悲しいことがあると
開く皮の表紙
卒業写真のあの人は
やさしい目をしてる
≪卒業写真 歌詞より抜粋≫
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荒井由実(現:松任谷由実)を代表する一曲です。卒業式の歌、というよりは、卒業して何年もたって、当時を思い返す歌ですね。

誰しも学生時代に出会った忘れられない人がいて、今どうしてるだろうと思いだすことがあります。

もう一度その人の前に立った時、自分は恥ずかしくない生き方をしているのか、そんなことを考えさせられる曲です。

【1980年代】

武田鉄矢・中牟田俊男・千葉和臣の三人組フォークグループである。海援隊という名前は武田鉄矢が坂本龍馬のファンであることからこの名前を付けた。 1972年に「海援隊がゆく」でデビュー。「ほととぎす」は井上陽水が作曲した。 1973年にアルバム出し、その中の収録曲「母に捧げるバラード」···

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悲しみこらえて
微笑む よりも
涙かれるまで
泣くほうがいい
人は悲しみが 多いほど
人には優しく
出来るのだから
≪贈る言葉 歌詞より抜粋≫
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言わずと知れた、「3年B組金八先生」の主題歌です。去りゆく人へ向けての、厳しくもあたたかいメッセージが、歌詞の中に託されています。

ただ、この歌は実は卒業ソングとして描かれたものではなく、失恋の歌です。

しかし、ドラマのイメージと優しいメッセージが卒業式にぴったりな歌でもあります。

好きな人がいたけれど、卒業式を迎えても結局告げることができなかった、そんな人に聞いてほしい曲でもあります。

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行儀よく まじめなんて
クソくらえと思った
夜の校舎 窓ガラス
壊してまわった
≪卒業 歌詞より抜粋≫
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80年代前半は校内暴力により学校が荒れ、この曲が発売されたころに収束に向かい始めたそうです。

そんな時代のカリスマ、尾崎豊の名曲です。

ちょっと今の時代にはそぐわないかもしれませんが、今の子供たちは校舎の窓ガラスを割るような派手なことはせず、生きづらさを心の中に押し込めて日々過ごしているだけ。

だから、この歌はいつの時代にも胸に響くのです。

【1990年代】

SPEED(スピード)は日本の4人組のダンス&ヴォーカルグループ。所属事務所、ライジングプロダクション。所属レーベル、エイベックス・エンタテイメント。 メンバー・新垣仁絵、上原多香子、今井絵理子、島袋寛子 全員が沖縄県出身。沖縄アクターズスクールから結成された。 1996年8月5日···

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いつかまためぐり逢う
終わらない今日は私の
my graduation
≪my graduation 歌詞より抜粋≫
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卒業の歌、というよりは、恋のおわりを卒業に準え「今日が私の卒業式」としている歌です。

しかし、恋も学生生活も、その最中にいるときはまさか終わりが来るなんて夢にも思っていないというところに通じるものがあります。

卒業と言い切っているのに、歌詞の中では「あの日くれたチョーカー今も胸に光っています」と、未練が残る一節。いきなり終わりにする、というのはなかなか難しいですね。

【2000年代】

2012年2月より活動休止 ▷レミオロメン オフィシャルサイト ▷神宮司治 オフィシャルサイト

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新たな世界の入口に立ち
気づいたことは 1人じゃないってこと
≪3月9日 歌詞より抜粋≫
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ちょうどこの日が卒業式、という人も多いです。

慣れ親しんだ場所を離れ、大切な友と別れなければいけない寂しさに涙する日、それが卒業式です。

そして、離れても決して自分は一人じゃないということを教えてくれるのがこの歌です。
ただ、卒業ソングの定番となったこの歌ですが、実は友人の結婚式のために書かれた歌なんですよね……。

1976年4月23日東京都生まれ。 少年時代より一貫してサッカーに情熱を傾ける日々を送るが、大学時代より本格的にギターを持ち、楽曲作りを開始。その後、ストリート・パフォーマンス及びライブハウスでのライブ活動を開始。 2001 年3 月インディーズ・レーベルより”直太朗”名義で、アルバム『···

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さくら さくら いざ舞い上がれ
永遠に さんざめく光を浴びて
さらば友よ また この場所で会おう さくら舞い散る道の上で
≪さくら (独唱) 歌詞より抜粋≫
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学生生活とさくらの花はとても似ています。

いつか舞い落ちることを分かっているのに、まるで永久に美しいかのように咲き誇る。そして、地面に落ちた後風に舞いあがるさくらの花びらは、最後のひと時までなお美しくあろうとします。

最後の日、友や先生に別れを告げて、校門を出るその一瞬まで花びらのように美しくあれ。そんな思いにさせてくれる歌です。

【2010年代】

吉岡聖恵(Vo.) 水野良樹(Gt.) 山下穂尊(Gt./Harmonica) ⼩・中・⾼校と同じ学校に通っていた⽔野良樹と⼭下穂尊が、1999年2⽉1⽇に「いきものがかり」を結成。 ユニット名は、2⼈の共通点が⼩学校1年⽣の時に⼀緒に⾦⿂に餌をあげる「⽣き物係」をしていたことによる。 地元の厚⽊・海⽼···

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ケンカした日も 泣きあった日も それぞれ彩咲かせて
真っ白なこころに 描かれた未来を まだ書き足していくんだ
≪ありがとう 歌詞より抜粋≫
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2010年度上半期のNHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主題歌だった曲です。

夫婦愛を描く温かみのあるバラードなのですが、卒業ソングとしても人気が高いのは、タイトルの「ありがとう」に思いを込める人が多いからです。

友と別れるとき、思わず出る言葉は「さようなら」ではなく、「ありがとう」なのではないでしょうか。「かけがえのない思い出を共に築いてくれてありがとう」。

温かく優しい卒業ソング


いかがだったでしょうか。意外と卒業ソングとして作られたわけではない曲が多いことに驚かされます。

時代は移れども卒業ソングとして歌われる曲は、この日の切なさを温かく優しい言葉でそっと寄り添ってくれる歌が多いのです。

TEXT ノック88

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