モーニング娘。の初代メンバープロフィール
モーニング娘。の初期メンバーと呼ばれているのは、1期生の中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香、2期生の市井紗耶香、保田圭、矢口真里です。ここでは、唯一の3期生・後藤真希を含めた9人の初代メンバーたちの詳しいプロフィールとあわせて、現在の活動などについても紹介します。
中澤裕子【1期生】
愛称 | ゆうちゃん、中澤姐さん |
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生年月日 | 1973年6月19日 |
出身地 | 京都府 |
血液型 | O型 |
身長 | 158cm |
中澤裕子は歴代のモーニング娘。の中でも、最年長の24歳でメンバー入りを果たしました。
ちょっぴりヤンチャそうな雰囲気ですが、性格はしっかり者で、グループの初期から全盛期までの活躍を支えた初代リーダーです。
歌唱力が高く、グループ活動と平行してソロ活動も行い、演歌チャートでは1位を記録したことも。
2001年に卒業後は、2012年に結婚・出産、現在は夫と2人の子どもと福岡に移住し、女優、バラエティ、司会などマルチに活躍しています。
石黒彩【1期生】
愛称 | あやっぺ |
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生年月日 | 1978年5月12日 |
出身地 | 北海道 |
血液型 | A型 |
身長 | 160cm |
短大生の時に、モーニング娘。メンバーとしてデビューした石黒彩。
拠点を東京に移すために自主退学し、ユニットグループ・タンポポの初代メンバーとしても活躍しました。
モーニング娘。全盛期の2000年に卒業し、その後は人気バンド・LUNA SEAのドラマーである真矢と結婚。
現在は3人の子どものお母さんで、バラエティや料理番組への出演、書籍の出版、NPO法人での活動などを行っています。
飯田圭織【1期生】
愛称 | かおりん、ジョンソン |
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生年月日 | 1981年8月8日 |
出身地 | 北海道 |
血液型 | A型 |
身長 | 164cm |
モーニング娘。初代メンバーの飯田圭織は、2代目リーダーとしても活躍しました。
同じく北海道出身の安倍なつみとは、なんと同じ病院で産まれて同じ新生児室にいたそうですよ。
絵を描くことが趣味で、画集出版や個展を開くなど才能を発揮しています。
2004年に卒業を発表し、2007年につんく♂がプロデュースするロックバンド・7HOUSEのボーカルであるケンジと結婚。
現在は2人の子どものママとして育児に専念されています。
安倍なつみ【1期生】
愛称 | なっち |
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生年月日 | 1981年8月10日 |
出身地 | 北海道 |
血液型 | A型 |
身長 | 152cm |
童顔でキュートな顔立ちの安倍なつみは、モーニング娘。の初代センターです。
圧倒的な人気を集め、グループに所属している時からソロで写真集を出版したり、CMやドラマに出演したりと活躍していました。
2004年に卒業してからは、歌唱力と演技力を生かして数々の舞台などで活躍し、ミュージカル「嵐が丘」で共演した俳優の山崎育三郎と2015年に結婚します。
現在は2人の子どものママになり、2018年にはベストマザー賞にも輝きました。
福田明日香【1期生】
愛称 | ふくちゃん |
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生年月日 | 1984年12月17日 |
出身地 | 東京都 |
血液型 | B型 |
身長 | 149.5cm |
3歳からピアノ、バレエを習っていた初代メンバーの福田明日香は、モーニング娘。の中でも高い歌唱力に定評がありました。
しかし学業に専念するため、惜しまれながらも2年弱でグループを卒業することに。
一時的に芸能界から引退していましたが、2011年にボーカルグループ・PEACE$TONEを結成し、活動を再開します。
グループとしての活動は現在休止していますが、2018年にはソロ活動をスタート。
プライベートでは、シングルマザーとして子育てにも奮闘中です。
市井紗耶香【2期生】
愛称 | さやりん |
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生年月日 | 1983年12月31日 |
出身地 | 千葉県 |
血液型 | A型 |
身長 | 158cm |
市井紗耶香は、モーニング娘。デビュー後の4カ月後に行われた、2期生募集オーディションで見事合格を掴んだメンバーです。
当時14歳でしたが、整ったビジュアルで美人担当と言われていました。
グループ内ユニットのプッチモニでも、ミリオンセラーを達成。
2000年にモーニング娘。を卒業してからは、芸能活動を休止している時期もありましたが、2009年に復帰し国政選挙にも出馬しました。
プライベートでは4人のママになっています。
保田圭【2期生】
愛称 | 圭ちゃん |
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生年月日 | 1980年12月6日 |
出身地 | 千葉県 |
血液型 | A型 |
身長 | 157cm |
保田圭は、モーニング娘。の中でいじられキャラを確立させ、バラエティなどでも大活躍した初期メンバーの1人です。
2代目リーダーになった飯田圭織を支える初代サブリーダーを務め、グループの中心的存在でした。
2003年に卒業後も数々のテレビ番組で人気を集め、2013年にはイタリア料理研究家の小崎陽一とスピード婚。
2018年に男の子を出産し、現在は育児に専念するため仕事をセーブしつつ、タレントとしても活躍中です。
矢口真里【2期生】
愛称 | やぐっちゃん |
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生年月日 | 1983年1月20日 |
出身地 | 神奈川県 |
血液型 | A型 |
身長 | 144cm |
3代目リーダーを務めた矢口真里は、身長150cm以下のメンバーで結成されたハロー!プロジェクト所属のミニモニ。でも大活躍。
他にもタンポポのメンバーとしても活動するなど、モーニング娘。の名前を代表する存在でした。
2005年に卒業後は、マルチタレントとして数々のCMやバラエティ番組などで活動。
芸能活動を休止していた時期もありましたが、2014年に活動を再開し、プライベートでは現在2人の子どものママになっています。
後藤真希【3期生】
愛称 | ゴマキ、ごっちん |
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生年月日 | 1985年9月23日 |
出身地 | 東京都 |
血液型 | O型 |
身長 | 158~160cm |
後藤真希は、2人合格者を決める予定の追加オーディションで「才能がズバ抜けていた」という理由から、1人だけ3期生として加入。
2001年にソロでリリースした「愛のバカやろう」は、オリコン初登場で首位に輝きました。
2002年に卒業してからは、松浦亜弥と藤本美貴の3人でユニット・ごまっとうを結成したり、舞台やドラマ、映画などに出演したりと活躍の幅を広げます。
芸能活動を休止していた期間があったものの、2014年に一般人男性と結婚後は2人の子どもに恵まれ、2020年にはYouTubeチャンネルを開設しました。
初代モーニング娘。の歴史
モーニング娘。は、デビューから今までトップを走り続けてきたアイドルグループ。メンバーの加入と脱退を繰り返しながら、現在は15期に突入しました。
結成から20年以上が経ちましたが、初代メンバーたちの活躍は今でも伝説として語られています。
それでは、初代モーニング娘。の歴史を振り返ってみましょう。
オーディションを落選した5人で結成
モーニング娘。は、1997年放送のテレビ東京系バラエティ番組「ASAYAN」のオーディション企画で、最終審査まで残りながら惜しくも落選した5人で結成されました。もともとの企画は、つんく♂がボーカルを務めるバンド・シャ乱Qの女性ロックヴォーカリストオーディション。
しかし、最終で落選した安倍なつみをどうしてもデビューさせたいという、つんく♂の強い気持ちがありました。
最初は安倍と飯田の2人で結成する予定でしたが、その後番組としての面白さを考えながら他のメンバーたちも加えられることになったそうです。
そしてグループ名候補の「モーニング娘」に「。」が付けられて、1997年9月14日に新グループが誕生しました。
CDを5日間で5万枚手売り
初代1期生たちがメジャーデビューする条件は、CDを5日間で5万枚手売りするというものでした。モーニング娘。にとって最初の大きな試練でしたが、4日目の愛知・ナゴヤ球場で見事目標を達成し、東京でのイベント前にメジャーデビューが決定。
リリースイベントには購入希望者が殺到し、手売りではなく店頭販売になる事態になりました。
オーディションに落選した5人は、大逆転で夢を掴み取ったのです。
「モーニングコーヒー」でデビュー
モーニング娘。は、1998年1月28日に発売された「モーニングコーヒー」でメジャーデビューを果たしました。オリコンシングルチャートでは、初登場6位を記録しています。
メインボーカルは、安倍なつみが担当。
最初は飯田圭織がメインボーカルの予定でしたが、学校のテストとスケジュールが重なってレコーディングに参加できなかったので、ハモリパートになったそうですよ。
「LOVEマシーン」がミリオンヒット
1999年に発表した「Loveマシーン」で、モーニング娘。は初のミリオンヒットを達成します。後藤真希の加入直後にリリースされたシングルで、いきなりセンターを務めたことでも大きな注目を集めました。
その後もモーニング娘。はヒット曲を連発し、国民的アイドルグループへと成長していきます。
特に2003年くらいまでは「黄金期」と呼ばれ、老若男女問わず多くのファンに支持されてきました。
モーニング娘。の初代メンバーが歌うおすすめ曲5選
モーニング娘。は、結成からこれまで数々の曲を大ヒットさせてきました。初代メンバーが歌う楽曲は、リリースされてから20年以上経っていますが、きっと誰もが1度は聴いたことがあるはず。
それでは最後に、モーニング娘。の初代メンバーが歌うおすすめ曲を5曲ピックアップして紹介します。
愛の種
1997年11月3日にリリースされたインディーズシングル「愛の種」は、モーニング娘。としてのメジャーデビューを賭けて、初代メンバーが5万枚を手売りした作品です。
爽やかで前向きなナンバーは、1期生にとっても「ASAYAN」から応援していたファンにとっても思い出深いでしょう。
2017年にはモーニング娘。のデビュー20周年を記念して、卒業メンバーである1期生5人と現役メンバー14人がコラボした「愛の種(20th Anniversary Ver.)」が配信リリースされました。
モーニングコーヒー
「モーニングコーヒー」は、モーニング娘。の記念すべきメジャーデビュー曲。
シンプルなサウンドで仕上げられ、初代メンバーたちの歌唱力の高さがよく分かる名曲です。
よく聴くと少し背伸びした大人っぽい内容で、ドキドキするような歌詞が彼女たちの初々しい魅力をより引き立てています。
最近のモーニング娘。とは違った良さがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
サマーナイトタウン
1998年5月27日に発売された「サマーナイトタウン」は、モーニング娘。2枚目のシングルです。
2期生の3人がコーラスとして初めて参加した楽曲で、サビの「大キライ 大キライ 大キライ 大スキ」が印象的。
フレッシュで可愛らしい前作の「モーニングコーヒー」に対して、「サマーナイトタウン」は大人っぽくセクシーなナンバーになっています。
カラオケで、友達と盛り上がりたい時にもおすすめですよ。
抱いてHOLD ON ME!
「抱いてHOLD ON ME!」は、1998年9月9日にリリースされた3枚目のシングル。
モーニング娘。初のオリコン1位を獲得した楽曲で、初代メンバーたちの艶っぽいボーカルと色気が大きな話題になりました。
この年のレコード大賞最優秀新人賞を受賞し、さらに第49回NHK紅白歌合戦初出場を果たします。
プロデューサーのつんく♂も「完璧に作れた」とコメントしており、モーニング娘。を代表する名曲の1つといえるでしょう。
LOVEマシーン
「LOVEマシーン」は、1999年9月9日に発売された7thシングル。
抜群のインパクトで、モーニング娘。最大のヒット曲になりました。
キャッチーなリリックとメロディ、覚えやすく誰でも踊れるコミカルなダンスで、今でも多くのファンに愛されています。
「聴くだけで元気が出る」「カラオケでよく歌う!」という人も多い、平成を代表するおすすめ人気曲です。
モーニング娘。初代メンバーは卒業後も活躍中!おすすめ曲を聴いてあの頃を思い出そう
モーニング娘。は、現在も歌って踊れる実力派女性グループとして大人気です。卒業した9人の初代メンバーたちも、それぞれ素敵な女性になって、さまざまなジャンルで活躍しています。
メジャーデビューのために5万枚を手売りした「愛の種」や、グループ初のミリオンを達成した「LOVEマシーン」をはじめ、初代メンバーは数々のヒット曲を連発。
今でも色褪せないおすすめの名曲を聴いて、モーニング娘。と一緒にあの頃を思い出してみてはいかがでしょうか?