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【ライブレポート】iDOL on-line POWERED BY UtaTen 2024 Vol.05 レポート! (1/2)

ゴールデンウィーク最終日の5月6日。品川インターシティホールにて、iDOL on-line vol.5が開催された。当日はあいにくの曇り空であったが、そんなことは関係無いほどの盛り上がりを見せてくれた総勢17組のアイドルたちの様子をお届けする。
早くも会場内はファンたちいっぱいに。今回も自分の大好きなグループを一目見るためにきっと楽しみにしていたはず。毎度のことながら、この時間はすごく緊張感が伝わってくる。さあいよいよスタートだ。


つばきファクトリー


トップバッターはつばきファクトリー。登場と同時に会場は歓声で大盛り上がりを見せる。1曲目は“自分らしくあるための葛藤”が描かれた『アタシリズム』から元気よくスタート。大人にもなりきれないが子供でもない女性の繊細なメッセージを、少しだけ背伸びをしたようなメロディに乗せ届ける。

2曲目は続けてムーディーでアップテンポな『アドレナリン・ダメ』。そしてスピードアップし3曲目『妄想だけならフリーダム』へ。
独特なフリとキャッチーな曲調、そして耳馴染みのいい歌詞が与えるインパクトは、病みつきになること間違いなしだ。

4曲目『Power Flower ~今こそ一丸となれ~』は先日話題になった、日本ホッケー協会公認のホッケー日本代表の応援ソングとなっている。前の3曲とは少し異なり、落ち着きながらもカッコよさで溢れている。

そして早くも最後の曲『今夜だけ浮かれたかった』へ。真面目がゆえに思い切った行動を取れなかったひと夏の思い出と後悔を綴っているのだが、きっと「このライブでももっと歌いたかったよ」というようなメッセージも込められているのだろうと、個人的に深読みをしてしまった。
▷つばきファクトリーの写真(全3枚)

▷つばきファクトリー X

クマリデパート


2組目はクマリデパート。早速1曲目は新体制に移行したばかりということで、7月9日のリリースが発表されている『ククククマリデパート改』を披露。説明不要、メンバー紹介を兼ねた一曲だ。

続いて2曲目は『極LOVE浄土』。アッパーなディスコチューンが特徴的で、可愛らしいフリがタイトルにぴったりである。
3曲目は『あみだ☆ふぉーちゅーん』。まるでゲームの世界に迷い込んだかのようなゲーム的なメロディがクセになる。あみだくじをイメージした振り付けもすごく印象的だ。

4曲目は続けてチップチューンの『二十四時間四六時中』を披露。アップテンポな王道アイドルソングを元気よく歌い上げた。
そして最後は新曲『ブルーサバイバー』。こちらの曲は新体制初のシングルでカップリングに『ククククマリデパート改』を擁する作品になるとのこと。明るくてハッピーなクマリデパートらしさが詰まった曲であった。
▷クマリデパートの写真(全3枚)

▷クマリデパート X

豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL


3組目は豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL。
新たに4人組としてスタートをしたこのグループは、もはや説明不要。1曲目は都内某所としてのデビューシングル『クッキー』を披露。エモーショナルな雰囲気が会場を包み、会場の空気を一変。メンバーたちの華麗な歌声が心地よく響き渡る。

2曲目クロちゃん作詞の『ハバナイスデーイ』とMCに続き、3曲目は『MUST GO』。疾走感のあるメロディーに乗せた「時は戻せない。もう戻らない。だけど行かなきゃ」というフレーズがとても印象的で、アイドルでありながらアイドルらしからぬ気迫溢れる圧巻のステージパフォーマンスに惹き込まれていった。

4曲目は新体制となり、今年4月にメジャー1st Singleとしてリリースされた『わんダーらんど』を披露。まさに「かわいい×かっこいい」を融合したかのような楽曲だ。
5曲目は奇想天外な歌詞の『豆柴の大群 -お送りするのは人生劇場-』。中毒性がありライブ会場からの帰路には歌詞とMVをチェックしてしまったほど。ラストは初披露から長く愛され続けている『りスタート』で締め括った。
▷豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOLの写真(全3枚)

▷豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL X

KissBee


4組目は渋谷を中心に活動する8人組アイドルユニットのKissBeeが登場。早速1曲目は疾走感あふれるロックな楽曲『時空ノイズ』からスタート。
続いて2曲目は『どっきんふわっふー』。言葉の響きが心地い歌詞と馴染みのいいテンポが不思議と以前からこの曲を好きだったような感覚へと誘う。曲を知らなかった人が聴いても楽しい氣分になれたこと間違いなし。

MCを挟んで3曲目は『君に夢中』。なんとこちらの曲は、衣装も楽曲も全てメンバーが作り上げたとのこと。モノトーンにも関わらずアイドルらしさを表現する中で個性までもを魅せてくる『君に夢中』の衣装はYouTubeにアップされているMVでチェック!“可愛い”が随所に詰まった一曲であった。

ラストは『繋がれDREAM!!』を披露。メンバーのストレートな熱い想いが歌詞とメロディに載せられている。
縦横無尽にステージを駆け巡り、KissBeeの振り幅を感じさせる全4曲を披露した。
▷KissBeeの写真(全3枚)

▷KissBee X

未完成のキャラメル


5組目は未完成のキャラメルが登場。1曲目は『あいまいみい!』からスタート。軽快なポップビートで観客を盛り上げた。

続く2曲目は『愛なんて呼べるものじゃない』を披露。歌いはじめの「理想や未来を押しつけちゃう前に いっそ嫌いになれたらいいのに」というフレーズでは聴く人それぞれが自分やメンバー、大事な誰かにその想いを重ねただろう。切なさを含む歌声に海上が引き込まれた所でMCでは各メンバーの自己紹介を行い、そのまま3曲目の『キャラメルガール』へ。

“一緒にいて安心するような癒しを届ける王道5人組グループ”を唱えるだけあって、心地いいテンポと元気になれる歌詞が会場に響き渡った。ラストは『共鳴Sky-high』を披露。ファンからも名曲と言われるだけあり、未完成のキャラメルは見事なパフォーマンスを披露した。
▷未完成のキャラメルの写真(全3枚)

▷未完成のキャラメル X

あの歌のせい


続いて6組目はあの歌のせい。先日4月26日にプレデビューを果たした気鋭のアイドルグループの登場だ。“誰にでも忘れられない音楽があり、音楽から連想される記憶がある。人々の記憶に残るような存在になりたい。”がコンセプトなだけあってパフォーマンスは圧巻だ。

1曲目の『夏の恋は未タイトル』から軽快にスタートした。『僕らのダイアリー』、そして『シャングリララ』を立て続けに披露。王道のアイドルソングから軽快なアップテンポと歌詞がユニークな曲へと一気に歌い上げる。

締め括りは『原点歌』。リーダー神谷美玲の歌う「ずっと大好きな歌があった」の歌い出しから一気に世界に引き込まれた。こんなに熱くて感情が載せられ、メンバー全員ががむしゃらで楽しそうに歌う姿は感動そのものである。
▷あの歌のせいの写真(全3枚)

▷あの歌のせい X

BANZAI JAPAN


7組目はBANZAI JAPANが登場。日本から世界へ! 47都道府県天下統一アイドルを標榜するだけあり、メンバー数はこの日最多。入れ替わり立ち替わりで曲ごとにフォーメーションが目まぐるしく変わる。

1曲目『金魚の歌』。水面の波紋を彷彿させるメロディに金魚のように跳ねる歌声が煌びやかな『金魚の歌』は、グループ名からも連想されるように“和”の雰囲気を随所に散りばめながらアイドルらしさも忘れない音とダンスでファンを魅了した。

6月11日リリースの、これからBANZAI JAPANの代名詞ともなっていくであろう新曲『バンザイ!バンザイ!』、絶妙なメロディーラインが唯一無二でクールさの際立つ『火花、踊唄』を立て続けに披露し、ラストは『WABI SABI』。全体を通して心地よい疾走感が見応えのあるステージパフォーマンスとなった。
▷BANZAI JAPANの写真(全3枚)

▷BANZAI JAPAN X

ミリオン!~Million Heaven Tokyo~


7月でデビュー1周年を迎えるルーキー、8組目には“アイドル人生にオールイン”がテーマのミリオン!~Million Heaven Tokyo~が登場。
1曲目はミリオンのテーマを感じずにはいられない、彼女たちのアイドル根性が詰まった『いすとりげぇむ』から派手にスタート。メンバーが所狭しとステージ上を駆け巡る。

2曲目は「いつかを今日に賭けるんだ」と、これまたミリオンのテーマが散りばめられた歌詞が魅力的な『believe in koi』。あと一歩がなかなか踏み出せない恋に悩む女の子の気持ちを明るいメロディーに乗せ歌い上げた。

続く3曲目は『パンデミックコール』、4曲目の『ストロングダイブ』とノンストップで駆け上がり会場のボルテージは上がりっぱなし。アイドルファンとしての初心を思い出した人も多かったのではなかろうか、この瞬間に会場を虜にしたミリオンは、彼女らの楽曲としては異色なバンドサウンドで送る『ミラクルメモリーズ』を披露しステージをあとにした。
▷ミリオン!~Million Heaven Tokyo~の写真(全3枚)

▷ミリオン!~Million Heaven Tokyo~ X

キミイロプロジェクト


9組目はキミイロプロジェクト。“キミの想いを私にキカセテ”をキャッチコピーに、7人のメンバーが登場した。
リリースから5年、海外ユーザーも驚いたMVが印象的な『恋恋恋鯉』。ライブを重ねるごとに楽曲への愛着が深まるキャッチーさがあり、いまやキミイロプロジェクトの名刺代わりとも言えようデビュー曲は彼女らの1曲目にふさわしかった。

続いて2曲目は『これって運命ってきづいてる??』。「じゃじゃじゃじゃーん!!」のフリがなんとも可愛らしく、初見であった筆者は良い意味でポカーンと見惚れてしまった。3曲目。『ココロ低気圧』を披露し、4曲目の『Re:』へ。

5曲目は『ラフ&ピース』。悩み事を吹き飛ばすかのごとく元気でポジティブになれるような歌とパフォーマンスを披露したが、2曲目の『これって運命ってきづいてる??』がまだ耳に残っているのは今日の土産にして黙っておこう。
▷キミイロプロジェクトの写真(全3枚)

▷キミイロプロジェクト X
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