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自分自身の羽で飛び立つために、あの羽を掴み取れ!

誰もが持っている、臆病な気持ち。過去の傷や失敗により、どうしても一歩を踏み出すことを躊躇してしまうことがあるはず。そんな気持ちに寄り添い、勇気を奮い起こしてくれる歌がある。それが、B'zの「羽」だ。


勇気をくれる歌 B'zの『羽』

誰もが持っている、臆病な気持ち。過去の傷や失敗を抱え、どうしても一歩を踏み出すことを躊躇してしまう。そんな気持ちに寄り添い、勇気を奮い起こしてくれる歌です。

ストリングスが印象的な、クラシカルなオープニングから始まるイントロ。名探偵コナンというシリアスな展開を予想させるアニメ同様、次に何が起こるのか、想像力を掻き立てられる曲の構成も、惹きつけられるポイントです。

羽 歌詞



あったかい詞の世界

「飛び立つための羽 ほぼ生え揃い」という歌詞に現れる、雛鳥を見守る親鳥のような眼差し。あと少しの勇気を振るい起こせばきっと飛び立てる、そんな雛鳥をもどかしく、どこか寂しく見つめながらも旅立ってほしいと願う親心。この詞の世界にそんな雰囲気を感じ取ることが出来ます。

大変な読書家としても知られていて、司馬遼太郎や宮澤賢治などから作詞の影響を受けているそうです。デビュー当時から作詞が続いていますが、相当のストックがあるのでしょうね。

高度な言葉遊び

「乾いた冷たい風 針のようにSting シンとした空気の中 春が始まる」冷たい雨、ではなく冷たい風としたからこそ、のちに続く「針のようにSting」に自然とつながります。さらに「シンとした空気」と続き、針ーSting(刺す)ーシン(針の音読み)と三段階で韻を踏んだ、かなり高度な言葉遊びが展開されています。

「代わりは誰にもやらすな」というそれまでの命令口調から一転、そして唯一のですます調で韻を踏んだ「違う場所 見てみましょう」ここでもどこか先生のような保護者のような眼差しを感じます。

見事な説得力

B’zデビュー当時の稲葉浩志の詞は、どちらかといえば恋愛関係がメインでした

彼自身の子供の誕生から、詞の雰囲気が徐々に変わり始めました。その頃から、惚れた腫れたという曲よりは、親目線を感じさせる曲が増えています。自身の成長、ファンの成長、子供の成長といった様々な要因がリンクしているからこそ織り成す、説得力との相互作用が展開されています

「全てはスタイル飛び方次第 そりゃ嫌なことだってあるさ」長い人生の中では、順風満帆なことのほうが少ないですよね。そこから飛び立てるのか、新しい世界に臨めるのかー。

自分の見た世界だけで満足するな、違う世界も見てごらんと、厳しくも温かいメッセージが込められたエール。そして最後に「大丈夫、僕は君を忘れない」と、緊張から安堵感へ。自分自身の羽を広げるためには、挑戦する意欲はもちろん、落ち着ける場所も必要です。だからこそ最後に安心させてくれる言葉が用意されているんですね。

TEXT:littlewing

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