「頬を濡らす雨のように」back numberの隠れた名曲
Hohoo Nurasu Ameno Youni
back numberの『頬を濡らす雨のように』は、2014年リリースのアルバム『ラブストーリー』に収録されています。
ヒット曲『高嶺の花子さん』も収録された同アルバムは、back numberの存在感とリスナーの支持を決定づけました。
『頬を濡らす雨のように』は、ファンの間でも隠れた名曲と名高い楽曲です。
相手の幸せを心から願い、希望の光を歌った優しいラブソングは、聴く人の心を温かくさせてくれます。歌詞の意味を詳しく紐解いていきましょう。
相手の幸せを願う究極の愛の形

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走っても走っても前に 進まない夢にうなされて
目が覚めてもまだ 夢の中に取り残されているのかな
君の思うように 全部が上手くいきますように
≪頬を濡らす雨のように 歌詞より抜粋≫
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嫌な夢を見ています。
眠っている時に見る夢は、現実が表れると言います。
主人公は悩みを抱え、上手くいかない日常を送っているのかもしれません。目が覚めても、まだあの嫌な夢が頭に残っている。
焦燥感や挫折などを感じさせるシーンです。
そんな日常の中でも、主人公は「君」には、上手く物事が進んでいってほしいと願います。

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歩き出した僕らには 立ち止まってる時間も
戻る場所も無いように思えるけど
手は差し伸べられてる 暖かな風のように
頬を濡らす雨のように
≪頬を濡らす雨のように 歌詞より抜粋≫
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僕らは歩き出している。歩き始めてしまった。
だから、前に進むしかないのだという気持ちを抱え、立ち止まったり、後戻りはできないと感じています。
それは時に、孤独を感じるものです。
しかし「手は差しのべられている」という歌詞に、主人公を支えてくれる存在があることがわかります。
その人は「君」であったり、神様や運命など目に見えないものかもしれません。
でも、間違いなく主人公は1人で闘っているわけではありません。
暖かな風は目には見えないけれど、体にダイレクトに感じるもの。
そんな風に、誰かの優しさを肌で感じている主人公の気持ちを描きます。
雨は目に見えて、より直接的に体に感じるものです。
時には強く、時には優しくしっとりと降る雨。
このパートの歌詞では、雨を涙の比喩と捉えることもできるかもしれません。
雨は、主人公が流した涙の数や挫折や失敗などを表し、それを浄化させたり、寄り添ってくれている様子を描いているのではないでしょうか。
「手は差し伸べられている」と希望を描くことで、「頬を濡らす雨」が、悲しみや痛みではなく、主人公に優しく寄り添うものであることがわかります。

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誰かの声に怯えて 自分が誰かも忘れそうだよ
つらくなってもまだ 逃げ出さないのは臆病なだけなのか
夢みたいに素敵な事が たくさん君に起きますように
≪頬を濡らす雨のように 歌詞より抜粋≫
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誰かの声とは一体何でしょうか。
身近な人物、名も知らぬ他人や世間体、社会のルールなどさまざまなものを想像させます。
周りを気にしすぎてがんじがらめになり、本当の自分を見失っている主人公。
辛いのならば逃げ出せばいいのに、それすらもできないのは勇気がないから?自問自答を繰り返し、行き詰まりを感じています。
しかし、そんな中でも「君」には夢のような幸せが起こってほしいと願う主人公です。
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手は差し伸べられてる 日差しに掛かった雲のように
いつだって姿を変えて
君の不安な毎日が 光で溢れますように
≪頬を濡らす雨のように 歌詞より抜粋≫
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雲は常に形を変えていくもの。時には日差しを遮ったり照らしたりするもの。流れゆく雲は、ひとところにはいない。
そんな雲の流れを人生に例えているのではないでしょうか。
たとえ今、暗く閉ざされた日々でも、雲が晴れるように、また光が自分を照らす日が訪れる。
そんなことを、雲の流れと共に描いているのではないでしょうか。
「君」の日常がいつも光で溢れますように、と相手の幸せを心から願う主人公。
究極の愛の形が描かれています。
誰かを想うことで強くなれる

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歩き出した僕らには 立ち止まってる時間も
戻る場所も無いように思えるけど
手は差し伸べられてる 優しいあの歌のように
僕を照らす君のように
≪頬を濡らす雨のように 歌詞より抜粋≫
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「手は差し伸べられてる」と、希望を歌ってきた『頬を濡らす雨のように』。
ラストのパートで、自分を照らしてくれるのは「君」なのだと、はっきりとわかりました。
主人公にとって「君」こそが、希望の光なのだと告げています。
「君」がいるから自分もがんばれる、生きていけると思える存在です。
だからこそ「君」には幸せでいてほしい。「君」が幸せならば、自分も幸せになれるのだから。
相手の幸せを願うことで自分も幸せになれる。
見返りを求めることなく、ただ相手の幸せを願う。
そんな究極の愛の形を描く『頬を濡らす雨のように』。
歌詞に出てくる「優しいあの歌」は、主人公やリスナーにとっての、自分を元気づけてくれる楽曲を想像させます。
back numberのボーカルで作詞・作曲の清水依与吏は、そんな風に『頬を濡らす雨のように』が、みんなにとっての優しい歌になればいいな、と思っているのではないでしょうか。
「頬を濡らす雨のように」は希望を描いた優しいラブソング

back numberの『頬を濡らす雨のように』は、相手の幸せを心から願う優しいラブソングです。
誰かを想うことで自分も強くなれる、幸せになれる。
そんな純粋な愛の形は、まさに究極の愛。そして、愛する誰かが希望の光になる、と前に進む勇気を与えてくれる楽曲です。
誰もがさまざまな思いを抱えながら生きる毎日。
『頬を濡らす雨のように』は、聴く人の心にそっと寄り添ってくれる優しさに溢れています。
Vocal & Guitar : 清水依与吏(シミズイヨリ) Bass : 小島和也(コジマカズヤ) Drums : 栗原寿(クリハラヒサシ) 2004年、群馬にて清水依与吏を中心に結成。 幾度かのメンバーチェンジを経て、2007年現在のメンバーとなる。 デビュー直前にiTunesが選ぶ2011年最もブレイクが期待でき···
