昭和歌謡曲はキャッチーなサビやストレートな歌詞が印象的で、盛り上がるカラオケ定番曲としてたまに歌いたくなりますよね。
世代を問わずみんなに歌われている昭和の人気ソングはどんな歌なのでしょうか?
この記事でわかること
昭和歌謡曲ランキング【女性アイドル編】
昭和に活躍した女性アイドルたちの曲には人気曲が多く、特に1980年代のアイドル全盛期にはアイドルたちが毎週のように音楽番組でヒット曲を歌っていました。
正にアイドル路線の可愛い恋の歌や、逆に恋愛を知り尽くしたような大人の恋の歌まで、アイドルの歌と言ってもバラエティに富んでいます。
まずは昭和歌謡曲ランキングの「女性アイドル編」を紹介しましょう。
【10位】たそがれマイ・ラブ / 大橋純子
大橋純子の「たそがれマイ・ラブ」は1970年代のヒット曲で、作詞家阿久悠と作曲家筒美京平のゴールデンコンビによるドラマチックなバラード。
愛の終わりと季節の情景が美しくシンクロしています。
【9位】ジョニィへの伝言 / 高橋 真梨子
「ジョニィへの伝言」は「ごめんね…」「for you…」など多くのヒット曲で知られる高橋真梨子の歌。
高橋真梨子がバンド・ペドロ&カプリシャスに在籍していた際に大ヒットした曲で、恋人への別れのメッセージを友人に託して旅立つ、かっこいい失恋ソングです。
【8位】恋のフーガ / ザ・ピーナッツ
双子の女性デュオ、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」は、女子2人で歌うのにぴったりの昭和歌謡。
情熱的なムードと双子ならではのハモリやかけあいを楽しめる、代表的な昭和歌謡の人気曲です。
【7位】時の流れに身をまかせ / テレサ・テン
台湾出身のテレサ・テンは1970年代から90年代にかけて、アジア諸国で人気の歌姫でした。
「時の流れに身をまかせ」は女の子のストレートな恋心を、テレサ・テンの甘い声で歌った健気なラブソングです。
【6位】あなた / 小坂明子
小坂明子がピアノの弾き語りで愛する人への想いを歌った「あなた」は、1970年の大ヒット曲です。
静かなオープニングからドラマチックなサビへの展開に、歌う方も聴く方もウルッとしてしまうでしょう。
【5位】制服 / 松田聖子
昭和を代表する女性アイドルといえば松田聖子ですよね。
「制服」はヒット曲「赤いスイトピー」のB面に収録された隠れた人気曲。
卒業式をテーマに片思いの彼へ告白する勇気が出ないシャイな女の子の気持ちを描いた、昭和のアイドルらしい清純派卒業ソングです。
【4位】メイン・テーマ / 薬師丸ひろ子
「メイン・テーマ」は現在は女優として活躍する薬師丸ひろ子が、アイドル時代に主演した同名映画のテーマ曲。
作詞松本隆・作曲南佳孝で、大人の恋を経験する女の子のほろ苦い気持ちを歌うラブソングです。
【3位】少女A / 中森明菜
清純なイメージが多いアイドルの中で、陰のあるクールな印象で異色のアイドルとして人気を集めた中森明菜。
「少女A」は良い子のふりができない少女の本音をリアルに歌って話題になりました。
【2位】なんてったってアイドル / 小泉今日子
「なんてったってアイドル」はキョンキョンこと小泉今日子の1980年代のヒット曲。
キュートなルックスに夢中になった昭和世代も多いでしょう。
アイドルになった気分でノリノリで歌いたい曲です。
【1位】赤いスイートピー / 松田聖子
昭和歌謡曲ランキングの女性アイドル編1位は、松田聖子の「赤いスイートピー」。
大好きな彼氏なのに恥ずかしくて素直に気持ちを伝えることができない、乙女の恋心と可憐な花がアイドル聖子にぴったりな王道の昭和アイドルソングです。
昭和歌謡曲ランキング【男性歌手編】
昭和歌謡曲の人気曲には、男性歌手による有名曲もたくさんあります。
アイドルの流行歌やシンガーソングライターによる有名曲、現在は俳優として活躍しているタレントの曲などバラエティ豊富です。
カラオケでここぞという時に聞かせる得意ナンバーにしている人も多いですよ。
次は昭和歌謡曲ランキングの男性歌手編を紹介します。
【10位】夏の終りのハーモニー / 井上陽水・安全地帯
「夏の終わりのハーモニー」は井上陽水と玉置浩二という歌唱力が高いビッグアーティスト2人の贅沢なバラード。
男性同士のハモリ曲としてカラオケで挑戦する人も多く、人気の衰えない名曲です。
【9位】浅草キッド / ビートたけし
ビートたけしが自身の売れない芸人時代の想いを曲に込め、作詞作曲を手がけた「浅草キッド」。
売れない芸人時代を過ごした浅草での思い出を語る歌詞がしみじみとした昭和歌謡曲です。
2017年の映画「花火」では菅田将暉と桐谷健太がカバーしました。
【8位】恋人も濡れる街角 / 中村雅俊
村雅俊のまったりとした歌い方が印象的な「恋人も濡れる街角」は、1980年代の映画「鎌田行進曲」の主題歌としてもヒットしました。
作詞作曲は桑田佳祐で独特なエロい歌詞にドキッとする歌です。
【7位】恋 / 松山千春
昭和に大流行したフォークソングには多くの人気曲がありますが、松山千春の「恋」もその1つ。
男性歌手の曲ですが、男と女のすれ違う心を女性目線でしみじみと語る名曲です。
【6位】勝手にしやがれ / 沢田研二
沢田研二の「勝手にしやがれ」は帽子を投げるパフォーマンスやセクシーな歌い方が、ひときわ注目を浴びて大ヒットした曲です。
沢田研二はグループサウンズやソロ活動でも大活躍しました。
【5位】キャンディ / 原田真二
アイドルのようなルックスとハスキーボイスが話題となった原田真二の「キャンディ」は、洋楽風で哀愁漂う昭和歌謡曲。
ピアノの弾き語りでおしゃれにアレンジしても素敵な曲です。
【4位】GOOD-BYE青春 / 長渕 剛
「GOOD-BYE青春」は長渕剛が自ら主演を務めたたドラマ「家族ゲーム」の主題歌。
作詞は秋元康で青春時代を表現したリアルな歌詞と、中南米風なフォークアレンジがどこか寂しげな印象の曲です。
【3位】また逢う日まで / 尾崎紀世彦
圧倒的な歌唱力でミリオンセラーとなった尾崎紀世彦の「また逢う日まで」は、イントロを聴いただけで分かるような人気曲です。
別れの曲ではありますが力強く伸びやかな印象で、カラオケの締めで歌っても盛り上がるでしょう。
【2位】イルカにのった少年 / 城みちる
1970年代の男性アイドル、城みちるの「イルカにのった少年」は王子様のような衣装とメルヘンな歌詞で少女漫画の世界観を演出しました。
派手な振り付けで盛り上がる、昭和歌謡曲のムードが溢れる人気曲です。
【1位】ジュリアに傷心 / チェッカーズ
1980年代に活躍した人気ロックバンド・チェッカーズの最大のヒット曲が「ジュリアに傷心(ハートブレイク)」。
チェッカーズらしいロックンロールと歌詞が昭和のレトロ感を感じさせる曲です。
昭和歌謡曲ランキング【若者人気編】
昭和歌謡曲と言うと中高年が歌う懐メロのイメージが強いかもしれませんが、若者に支持される人気曲もたくさんあります。
グループで演奏されたヒットナンバーや平成にもリバイバルでよく耳にした曲など、世代を超えて愛され続けている曲が多いのも昭和音楽の魅力ですね。
次は、昭和歌謡曲のでも特に若者から人気の曲を紹介しましょう。
【10位】ビューティフル・ネーム / GODIEGO
GODIEGO(ゴダイゴ)の「ビューティフル・ネーム」は、NHKの番組「みんなのうた」にも起用された曲です。
英語など外国語の歌詞もあり、海外の人とも一緒に歌いたいインターナショナルな曲でしょう。
【9位】レイニー ブルー / 德永英明
「レイニー ブルー」はシンガーソングライター・德永英明のデビューシングルで、EXILEのATUSHIを始め多くのアーティストにカバーされている名曲。
失った恋の思い出と雨の夜をせつなく歌う美しい失恋ソングです。
【8位】かもめが翔んだ日 / 渡辺 真知子
昭和は女性シンガーソングライターが活躍しており、人気曲も多いですが渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」もその1曲。
かもめやハーバーライトなど港の情景が浮かぶ歌詞と、アップテンポなメロディーがパワフルな昭和歌謡です。
【7位】M / PRINCESS PRINCESS
女性ロックバンド・PRINCESS PRINCESSの「M」は、ヒット曲「Diamonds」のB面で、プリプリの代表曲と呼ばれるほど人気のバラード。
失恋した女性の心情がリアルに刺さる曲です。
【6位】恋のダイヤル6700 / フィンガー5
「恋のダイヤル6700(シックスセブンオーオー)」はフィンガー5のヒット曲。
フィンガー5は兄弟と妹のグループで、リードボーカル晃の変声前のハイトーンボイスとダンスが人気のグループでした。
【5位】ダンシング・ヒーロー / 荻野目洋子
荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」はバブリーダンスで使われ、最近の若い人にもリバイバルヒットしました。
バブル世代の中高年から現役の高校生まで踊らせてしまう、中毒性のあるダンスナンバーです。
【4位】2億4千万の瞳ーエキゾチック・ジャパン / 郷ひろ
郷ひろみの「2億4千万の瞳ーエキゾチック・ジャパン」は、みんなで「ジャパン!」と叫びたくなってしまう、カラオケで人気の昭和歌謡曲。
キャッチーな歌詞も印象的です。
国鉄(JRの前身)のキャンペーンソングに起用されました。
【3位】DESIRE -情熱- / 中森明菜
中森明菜が着物をアレンジした斬新な衣装で歌った「DESIRE -情熱-」。
「夢中になれない なんてね」という歌詞の後になぜか「ハードッコイ」という合いの手が入るお約束があり、カラオケでも人気の盛り上がり曲です。
【2位】15の夜 / 尾崎豊
26歳の若さで亡くなった尾崎豊は若者の声を代弁するシンガーとして今も人気です。
「15の夜」は尾崎のデビュー曲で、ティーンエイジャーの行き場のない気持ちを歌っています。
カラオケで熱く歌い上げたくなる名曲です。
【1位】タッチ / 岩崎良美
昭和のアニソンでも特に有名な曲と言えば、岩崎良美が歌うアニメ「タッチ」の主題歌。
アニメファンや野球ファンには特に人気の昭和歌謡曲で、ヒロインの「浅倉南」に憧れた昭和世代も多いでしょう。
昭和歌謡ランキング【高齢者人気編】
中高年や高齢者によく歌われている演歌や1960年代以前に流行した昭和歌謡曲には、どんな曲が多いのでしょうか。
若い世代の人もテレビ番組やイベントで耳にしたり、上司が歌っているのを聴いたりしているうちに意外とハマる人も多いかもしれません。
最後は、昭和歌謡曲ランキングの高齢者人気編を紹介します。
【10位】北酒場 / 細川たかし
「北酒場」は演歌歌手、細川たかしの1980年代のヒット曲。
細川たかしのキャラに合ったJポップ調の明るい曲調が、それまで演歌に馴染みのなかった世代にもウケて人気となりました。
【9位】函館の女(ひと) / 北島三郎
「函館の女(ひと)」は北島三郎の1960年代の人気曲。
実は女と書いて「ひと」と読むのは、昭和歌謡曲に多いフレーズです。
紅白歌合戦で歌われたり永谷園のCMソングに起用されたりするので、一度は耳にしたことがある人も多いでしょう。
【8位】高校三年生 / 舟木一夫
舟木一夫の「高校三年生」は彼のデビュー曲であり、1年でミリオンセラーとなった人気曲です。
1960年代のアイドルとして学生服で卒業ソングを爽やかに歌い上げました。
【7位】世界の国からこんにちは / 坂本九
1970年大阪万博のテーマ曲として大ヒットしたのが、「世界の国からこんにちは」です。
中でもキラキラの着物で有名な三波春夫の歌唱版は140万枚を売り上げるミリオンセラーとなり、大ヒットを飛ばしました。
イベントのテーマ曲がここまで広く浸透しているのも、昭和歌謡曲の特徴でしょう。
【6位】明日があるさ / 坂本九
「明日があるさ」はウルフルズやお笑い芸人による音楽ユニット・Re:Japanなどにカバーされ世代を超えて愛され続けている人気曲。
「明日があるさ」のオリジナルを歌っている歌手は、「上を向いて歩こう」などで知られる坂本九です。
【5位】北の宿から / 都はるみ
1970年代にレコード大賞を受賞するほどのヒットを記録したのは、都はるみの「北の宿から」です。
着物、こぶし、女心と演歌のエッセンスがぎゅっとつまった人気曲で、日本の心を感じさせてくれます。
【4位】津軽海峡冬景色 / 石川さゆり
石川さゆりの「津軽海峡冬景色」も1970年代に大ヒットした演歌。
女の情念や冬の厳しい情景が伝わってくる迫力のある歌で、今でも世代を越えてカラオケで歌われる昭和歌謡曲の人気曲です。
【3位】愛燦燦(あいさんさん) / 美空ひばり
昭和の流行歌スターの中でも別格の歌姫、美空ひばりは多くの人気曲を残しました。
「愛燦燦(あいさんさん)」は彼女が亡くなる数年前の曲で、穏やかな歌い方の中に人生の尊さを込めた温かみのある曲です。
【2位】365歩のマーチ / 水前寺清子
「365歩のマーチ」は演歌歌手、水前寺清子が歌ったポジティブな昭和歌謡曲。
地震などの天災で暗くなりがちな日本人の心に「ワンツー、ワンツー」と、活を入れてくれる応援歌としてこれからも愛され続けるでしょう。
【1位】上を向いて歩こう / 坂本九
昭和歌謡曲ランキング「高齢者人気編」1位は、坂本九の「上を向いて歩こう」。
1960年代日本だけではなくアメリカのビルボードでも1位になった人気曲で、歌詞もメロディーも世界に通用する名曲です。
昭和歌謡曲にはかっこいい名曲がたくさん!カラオケの定番にもぴったり
昭和歌謡曲はシンプルな歌詞と印象に残りやすいメロディーが広い世代から愛され、今もカラオケでよく歌われています。
アイドルやアニメの歌、シンガーソングライターの曲やフォークソング、演歌などジャンルも豊富で、いろいろなメッセージを与えてくれる印象的な曲ばかり。
リバイバルやカバーで改めて注目を集めているかっこいい名曲もたくさんあります。
令和の昭和歌謡曲ブームに乗り遅れないように、人気の曲はぜひチェックしてみましょう。
この記事のまとめ!
- 昭和歌謡曲はインパクトがありカラオケで盛り上がる
- アイドル路線から演歌まで昭和歌謡のジャンルはさまざま
- 恋愛だけでなく人生の応援歌などメッセージ性もが高い昭和歌謡曲も多い
- 世代を超えて愛される人気の昭和歌謡曲を歌おう