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【選抜】グレッチ(Gretsch)ギターの種類や特徴を紹介!初心者におすすめのギターを厳選 2021年12月

2021年11月17日

グレッチ ギター

グレッチのルックスに魅力を感じているけれど、種類や特徴が分からなくて購入を迷っているという人も多いのではないでしょうか?

FenderやGibsonなどの有名モデルと比べると、ルックスやサウンドなどが個性的なギターなので、自分に合ったモデルを選べるとステージ上でも圧倒的な存在感をはなてますよ。

Live編集部
この記事では、グレッチのギターの種類や特徴を解説しているので、購入を考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

グレッチ(Gretsch)とは

グレッチ(Gretsch)とは、1883年にアメリカのニューヨーク州で設立された、楽器やアクセサリ、楽器用ケースなどを販売するメーカーです。

当初はドラムやバンジョー、マンドリンを製造していましたが、1933年にアコギの製造を開始し、1950年代からエレキギターの製造をスタート。

有名アーティストとの契約、人気のミュージシャンの使用により人気メーカーとなりました。

60年代後半から70年代までは買収や工場の火事などがあり苦しい経営が続きますが、80年代にブライアン・セッツァーの活躍と共に、再び注目を集めるようになります。

以降は、日本の受注製造メーカーやアジアの工場、Fenderカスタムショップに製造拠点を置き、高品質でロックやカントリーにピッタリなギターを作り続けていますよ。

 

グレッチのギターの特徴

グレッチ ギター

グレッチのギターは、FenderやGibsonなどが製造する有名モデルとは異なる構造を持っています。

サウンドの方向性も違うため、個性を求めるロックギタリストを中心に多くのプレイヤーから親しまれていますよ

次は、グレッチのギターの特徴を内部構造やパーツを中心に紹介するので、サウンドや弾き心地が気になっている人は参考にしてみてくださいね。

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ホロウボディ

ホロウボディという、内部に空洞がある構造を採用しているのがグレッチのギターの特徴です。

この構造を採用することで、ホロウボディ重量も大幅に軽くなり、温かみのある響きを実現しています。

もちろん、空洞が無いソリッドボディのモデルもありますが、数は少なく独自設計のホロウボディを採用したモデル、アコギのような大きな空洞のあるフルアコが中心です。

アンプや楽器用エフェクターなどで歪ませるとハウリングが起こりやすいですが、ホロウボディにしか出せないサウンドは多くのギタリストを魅了しています。

 

ビグスビー

グレッチのギターは、多くのモデルにビグスビーを搭載しています。

ビグスビーとはアームを操作して音程を変化させるトレモロユニットの1つで、個性的なルックスと取り付けの容易さが人気のユニットです。

また、サウンドは低音域が控えめの、中高域が出たマイルドなサウンドになります。

ボディをえぐることなく設置でき、ホロウボディとも相性が良いサウンドを持つため、グレッチの多くのモデルに採用されていますよ。

 

独特なヴィブラート

ビグスビーによる独特なヴィブラートが楽しめるのも、グレッチのギターの特徴です。

他のアームよりも操作が軽く、音程変化の幅も狭いため、柔らかなビブラートをつけることができます。

また、細かな揺れも簡単に作り出せるので、クリーントーンで穏やかな雰囲気を出したいとき、ロックな演奏にアクセントを付けたいときにも活躍しますよ。

メタル向けギターに搭載されるフロイドローズ、近代的なストラトに使用されるトレモロほど大きな変化は出せませんが、味のある柔らかなサウンド好きな人にはピッタリです。

 

共鳴用の空洞

グレッチが販売するレスポールと同じサイズ感のギターには、共鳴用の構造を用意したチャンバード構造が採用されています。

一見するとソリッドギターのように見えますが、内部に空洞があるため音質もホロウボディのモデルのような温かみのあるサウンドで、重量も軽いです

Gibsonなども空洞を用意したモデルを発表していますが、こちらは軽量化がメインで、空洞もいくつかに仕切られているため、音質もソリッド寄りになっています。

このように、ホロウボディの持つ独特なサウンドを生かしたギターを作っているのも、グレッチの特徴です。

 

センターブロック

グレッチが販売するセミアコタイプのギターも、他のメーカーのモデルとは違ったユニークな構造です。

通常のセミアコは、ピックアップやブリッジが乗る部分の下部にセンターブロックという、木材のブロックを配置しています。

グレッチのセミアコは、アコギの定番木材スプルースを使ったセンターブロックを配置し、幅を狭く設計する、くり抜き加工を施すなどの独自設計を採用。

このセンターブロックにより、フルアコに近い豊かな響きを実現し、他のセミアコとは違ったアコースティック感の強いサウンドを実現しているのです。

 

グレッチのギターの種類

グレッチのギターは仕様やカラーリンググレードで細かく分類されているため、種類も多いです。

どのギターもメーカーならではのサウンドが楽しめますが、ボディの大きさやスケール(ブリッジからナットまでの長さ)、音の響きがそれぞれ異なっていますよ。

特徴の次はグレッチのギターの種類を紹介するので、自分好みのモデルを探してみてくださいね

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ホワイトファルコン

ホワイトファルコン」は、世界で一番美しいギターとも言われるグレッチの最上位モデルです。

ホワイトの塗装と金のパーツで構成された高級感のある見た目になっており、ヘッドは最上位モデルのみに使われるVシェイプヘッドを採用しているのが特徴

フルアコ構造のボディは大きく厚い設計になっているので、エアー感の強いパワフルなサウンドが楽しめますよ。

 

ホワイトペンギン

チャンバード構造を採用したグレッチギターの最上位モデルが「ホワイトペンギン」です。

ホワイトファルコンをそのままレスポール風にアレンジしたデザインを採用し、高級感のある見た目になっています。

ボディも小ぶりで、素材も低音がハッキリしたマホガニーを使っているため、音質も太くタイトなロック向きのサウンドです。

 

アニヴァーサリー

グレッチの「アニヴァーサリー」は、設立75周年記念として1958年にリリースされ、以降定番シリーズとなっているギターです。

フルアコ構造のモデルですが、ホワイトファルコンよりも一回り小さく薄いボディを採用しているため、アコギと似たサイズ感になっています。

スモークグリーンとシルバーを基調としたパーツが落ち着いた雰囲気を出す、おしゃれなギターです。

 

ナッシュビル

ブライアン・セッツァーの使用で有名となり、現在ではグレッチの象徴的なモデルとして知られるギターが「ナッシュビル」です。

16インチというMartinのドレッドノートと同じサイズ感と、ほどよい厚みのフルアコボディを持つため、コードも豊かに響くのが特徴。

バリエーションも豊富なので、グレッチが気になっている人はぜひ試してみてくださいね。

 

ファルコン・シリーズ

ファルコン・シリーズ」は、ホワイトファルコンやブラックファルコンなどが揃った、グレッチのフルアコシリーズです。

17インチの厚く大きなボディを持ち、Fender系のギターと同じスケール長のロングスケールを採用をしているのが特徴

パワフルで、アコースティック感の強いサウンドが好きな人におすすめのギターです。

 

カントリージェントルマン

「カントリージェントルマン」はカントリーミュージシャンのチェット・アトキンスとグレッチの共同開発により誕生したギターです。

フルアコにFホールを空ける代わりに、ペイントで形をあしらうという珍しいデザインをしています。

また、スポンジによるミュートが可能なダブルミュートを搭載するなど、いたるところに個性的な設計を採用していますよ。

ジョージ・ハリスンの使用でも有名なギターなので、ビートルズ好きはぜひチェックしてみてくださいね。

 

デュオジェット

レスポールと同じサイズ感と、チャンバード構造を持つグレッチの人気モデルが「デュオジェット」です。

ボディはマホガニーで構成され、演奏性に優れたミディアムスケールを採用するなど全体的なスペックもレスポールに似ています。

パワフルで太いサウンドながらも、ホロウボディ特有の豊かな響きを持った個性的なギターです。

 

シルバージェット

「シルバージェット」はデュオジェットのボディカラーに、ラメのような輝きを持つスパークルを使って、ゴージャスなシルバーカラーへアレンジしたモデルです。

基本的なスペックもデュオジェットと同じで、チャンバード構造とマホガニー材による太く温かいサウンドが特徴

ステージ映えする派手なカラーなので、音とルックスの両方を重視したい人におすすめですよ。

 

テネシーローズ

「テネシーローズ」はナッシュビルの廉価版ギターとして開発されたモデルです。

パーツはシルバーで統一されており、カラーもダークなトーンが多いため落ち着いた雰囲気になっています。

スペックはナッシュビルに似ていますが、ペイントのFホール、ハムサイズのシングルピックアップ「ハイロートロン」を搭載するモデルが多く揃っていますよ。

 

カントリークラブ

「カントリークラブ」は17インチのボディと、2.75インチの厚さを持つ、グレッチの大型ギターです。

当初ビグスビーは非搭載のジャズ向けモデルとして販売されていました。

しかし、1958年以降の仕様変更によりビグスビーを搭載し、ファルコンシリーズに近いスペックになっています。

落ち着いたカラーと、ゴールドのパーツのコントラストが美しいギターです。

 

ファイアーバード

「ファイアーバード」はシルバージェットと同時期に発売された、デュオジェットの派生モデルです。

こちらもデザインの変更がメインでレッド系のボディカラーと、黒のピックガードに白いロゴという組み合わせになっています。

よりおしゃれなルックスになっているので、黒やシルバーは苦手という人でも使いやすいデザインですよ。

ジュピター・サンダーバード

「ジュピター・サンダーバード」はファイアーバードをベースに開発された、流線型が強調されたコンパクトなボディが特徴のギターです。

かつては、ボ・ディトリーがグレッチにオーダーしたものしか存在していませんでしたが、友人のビリー・ギボンズの働きかけにより2005年に生産がスタート。

個性的な見た目とは裏腹に、小ぶりなボディによる軽やかな響きと、高い演奏性を持っているのが特徴です。

 

ボ・ディドリー

ロックンロールシンガーのボ・ディドリーの要望により誕生した、長方形のボディを持つユニークなギター「ボ・ディドリー」。

こちらもファイアーバードをベースに開発されているため似た仕様になっていますが、ボ・ディドリーはロングスケールを採用しハリのある音となっています。

ハイポジションの演奏には不向きですが、見た目のインパクトはバツグンなギターです。

 

初心者向けグレッチのおすすめギター4選

グレッチ ギター

グレッチのギターは高価なので手が出せないと、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

国産のレギュラーラインは20万円以上、アメリカ製は50万円以上のモデルが中心ですが、サブブランドのGretsch Electromaticの商品なら、比較的お手頃な価格で購入できます。

木材や製造国によるコストダウンは行われていますが、パーツ類は上級モデルと同じなので、グレッチの本格サウンドが楽しめますよ。

最後に、Electromaticブランドの初心者にもおすすめな、高品質なギターを紹介します。

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G5191BK Tim Armstrong Sig.

グレッチの「G5191BK」は、ランシドのギターボーカルを務めるティム・アームストロングのシグネイチャーモデルです。

ナッシュビルに近いルックスながらも、17インチボディ・2.75インチ厚というファルコンシリーズと同じサイズ感を持っているのが特徴。

メイプルで作られたフルアコ構造のボディにより、輪郭がハッキリとした、エアー感のあるサウンドを実現しています。

ロックにピッタリのギターなので、パンクやハードコアが好きな人はぜひ試してみてくださいね。

 

G5420TG-FSR Electromatic® Hollow Body

「G5420TG-FSR」はファルコンシリーズをイメージさせるルックスに仕上げられた、フルアコ構造のギターです。

ナッシュビルやファルコンなどに近いボディに、定番ピックアップのフィルタートロンを2基搭載しているため本格的なグレッチサウンドが楽しめますよ。

また、トップ材の裏側には、耐久性や響きを向上させる補強材・ブレイシングが2本設置され、豊かな高音域を実現しています。

お手頃な価格帯で、グレッチのギターならではのルックスやサウンドを楽しみたい人にピッタリのギターです。

 

G5422G-12 Electromatic® Hollow Body

グレッチのルックス、サウンドを併せ持った12弦ギターが欲しいという人におすすめなのが「G5422G-12」です。

1962年製ナッシュビルの左右対称ボディ(ダブルカッタウェイ)に似た設計で、パーツ類もゴージャスな金色で統一されています。

また、高音域を保ったままボリュームを落とせる、トレブル・ブリード・サーキットも搭載。

ピックアップは定番のフィルタートロンタイプなので、サウンドもグレッチらしいものになっています。

おしゃれなルックスと演奏性、本格サウンドが特徴の12弦ギターです。

 

G5622T Electromatic® Center Block

「G5622T」はグレッチが独自設計したセンターブロックを備えた、セミアコタイプのエレキギターです。

ピックアップには出力の高いフィルタートロンタイプを搭載し、有名なセミアコのGibson ES-335よりも中高域が際立ったサウンドになっています。

もちろん、グレッチのトレードマークであるビグスビーも搭載。

ロックのコード弾きにピッタリな豊かな響きと、演奏性の高さが魅力です。

 

グレッチのギターはルックスがかっこいい!好みの種類を選んで演奏を楽しもう

グレッチのギターはかっこいいルックスと、ホロウボディ特有のアコースティック感のあるサウンドが魅力です。

高価なモデルも多いですが、Electromaticブランドであれば比較的購入しやすい値段で、本格スペックのモデルが購入できますよ

グレッチが気になっている人は、ボディの大きさやスケールの長さ、ルックスから好みの種類を選んで演奏を楽しんでみてくださいね。

 

この記事のまとめ!

  • グレッチは100年以上の歴史がある老舗楽器メーカー
  • ホロウボディの魅力や、ビグスビーの個性的なサウンドを楽しめるのがグレッチの魅力
  • グレッチのギターはグレードや仕様などで細かく分類されているためたくさんの種類がある
  • Electromaticブランドはお手頃な価格でも購入可能。楽器店や公式HPをチェックしてみよう

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