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【必読】ギターの基本とは?初心者向けギター用語と弦の押さえ方など入門知識を解説! 2024年4月

2020年2月4日 #PR

ギター 基本

ギター初心者の人は練習中に用語や基本的な弾き方が分からずに困っているという人も多いのではないでしょうか?

また、押さえ方やピックの持ち方は初心者がつまずきやすいポイントとなっているため、間違って覚えてしまうと上達のスピードに影響が出てしまいますよ。

Live編集部
この記事では、初心者向けにギターの押さえ方などの入門知識を解説します。

ココがおすすめ

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初心者が知っておきたいギター基本用語集

ギター用語 初心者 必見

ギター用語にも様々なものがありますが、用語だけ聞いてもどんなものなのかわからないという人は多いでしょう。

知らないまま練習をしていると、この音はどうやって出しているんだろうと疑問に思うこともありますよね。

Live編集部
次に、エレキとアコギ両方で使用する基本的な「ギター用語」を紹介します。

コード(和音)

コードは、ある一定のルールに沿って決められた音を同時に鳴らすことです。

基本的に3つ以上の異なる高さの音で作られており、日本語では和音と呼ばれています。

ベースとなる音と、積み重ねる音の組み合わせで「Am」や「D」と名前が変わります。

また、ロックでは「パワーコード」という音を省略したコードを使うことも多いです。

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アルペジオ

アルペジオはコードを1音ずつバラして弾くことで、広がりのある音を表現する奏法です。

イタリア語のアルペッジョ(Arpeggio)が語源となっており、ハープのように弾くといった意味があります。

分散和音とも呼ばれていて、コードを押さえた状態で1本ずつ弦を弾いていくのが特徴です。

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ミュート

ミュートは弦を押さえずに軽く触れ、音を出さないようにするためのテクニックです。

左手を使って、鳴らす必要のない弦に触れる方法だけでなく、右手の側面を使った方法もあります。

Tab譜などでは☓マークが付いていることもあり、エレキギター演奏の中でも重要なテクニックです。

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ストローク

ストロークはいくつかの弦を同時に弾く奏法です。

上から振り下ろすような「ダウンストローク」、振り下ろした手を上に返すように弾く「アップストローク」の2種類があり、この2つができるだけでも曲を弾くことはできます。

力加減が大切なテクニックであり、力任せに弾いても良い音がでないため奥が深いテクニックなのです。

カッティング

カッティングはミュートした弦をストロークして、打楽器のような音を鳴らす奏法です。

実際に音を鳴らすストロークと織り交ぜることで、リズミカルな演奏になります。

6本全てをカッティングすると重い音、1弦~3弦だけをカッティングすると軽い音になるので、自分の好みや曲の雰囲気に合わせて自分だけのカッティングを研究してみましょう。

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セーハコード(バレーコード)

1本の指で6本、5本の弦を押さえることをセーハと呼び、セーハを使ったコードをセーハコードと呼びます。

また、バレーコードとも呼ばれており、Fコードが代表的で初心者にとって難しいテクニックの1つです。

開放弦を鳴らさないコードなのでバランスの良い音を出すことができたり、色々な場所で押さえることができるというメリットがあります。

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オープンコード

オープンコードとは、弦を押さえずにそのまま鳴らした音(開放弦)が含まれるコードです。

弾き語りをする時の基本コードの代表的なものとして、「Cコード」や「Eコード」などがあります。

開放弦の響きはギターならではの音であり、他の楽器では真似できない音なのでオープンコードが使える場面にはどんどん使っていきましょう。

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ギター弦基本の押さえ方

弦を押さえること自体は簡単な動作なのですが、初心者が間違えて覚えてしまうことが多いのが「弦の押さえ方」です。

押さえ方を間違えてしまうと理想の音が出せなかったり、弾きづらさの原因になるので、基本となる弦の押さえ方を紹介します。

フレット近くを押さえる

ギターで綺麗な音を出すためには、フレットの近くを押さえましょう。

フレットから遠くなってしまうと、ビリビリとした音(ビビリ)が混ざってしまったり、音程が微妙に高くなってしまうことがあります。

コードによってはフレットの近くを押さえるのが難しいこともあるので、「できるだけ近くを押さえる」という意識でいきましょう。

他の弦に当たらないように指は立てる

ギターを弾く時には、指を立てて押さえるようにしましょう。

指が寝ていると他の弦に当たってしまい、コードを弾いた時に音が詰まる原因になってしまいます。

力みの原因にもなるので、ミュートやセーハ以外では指を立てて押さえるように練習しましょう。

手のひらをネックにつけない

手のひらをネックにつけてしまうと、コードを押さえる時に力が入らなかったり、指が開かずに押さえられないコードが出てきてしまいます。

また、指を立てにくくなってしまうため綺麗にコードが鳴らない原因にもなります。

基本的には指先と親指でギターを支えるイメージを持って、手のひらとネックの間にスペースを作るようにしましょう。

爪は切る

弦を押さえる指の爪は、頻繁に切っておくようにしましょう。

爪が長いと弦を押さえにくくなってしまい、指が寝てしまう原因になります。

また、爪が割れてしまう原因にもなってしまうため、弾きにくさを感じたら切ることをおすすめします。

深爪にする必要はありませんが、演奏の邪魔にならない程度に爪を切っておくとフォームが安定して弾くことができますよ。

ギター基本のピッキング

ギター基本ピッキング

ピッキングとは、ピックを使って弦を弾く奏法であり、演奏者の個性が一番発揮されるテクニックです。

弦の押さえ方と同じく、初心者がつまずきやすいテクニックなので、ピッキングの基本をしっかりと把握しておきましょう。

Live編集部
ここから、ピックの持ち方や弦に当てる深さまで詳しく紹介します。

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ピックの正しい持ち方

ピックの正しい持ち方は、親指の腹と人差し指の側面で支える持ち方です。

おすすめの方法はOKサインを作り、親指をずらして人差し指の上にスライドさせると自然と正しい持ち方になります。

また、ピックを持つ時には力を入れすぎずに、弦を弾いた時にピックが動くくらいの力加減にするとズレにくくなりますよ。

ピックの間違った持ち方

親指と人差し指の腹で持ち、つまむようにピックを持つ方法は安定感がなく弾きにくい持ち方です。

演奏中にピックを落としたり、ピックがズレたりしてトラブルの原因になるだけでなく、上達の妨げになる場合もあるため注意しましょう。

上級者でこの持ち方をしている人もいますが難易度が高いため、初心者にはおすすめできません。

ピックの持ち方の深さ

ストロークやカッティングが中心の時は、浅く持つと弾きやすいです。

ピックのしなりを活かすことができ、ピックを持つ指が弦に当たりにくいというメリットがあります。

また、激しい曲を弾く時や、単音でメロディを弾く場合には深く持つのがおすすめです。

深く持つと正確なピッキングがやりやすくなり、音もしっかりとした音になります。

持ち方の深さにはそれぞれメリットがあるので状況によって持ち替えたり、1つの持ち方で練習したりして自分に合った方法を探してみてください。

弦に対するピッキングの深さ

ピッキングの深さは、少し浅めに入る状態がおすすめです。

深く入りすぎてしまうとピックがズレやすくなり、音も濁ってしまいます。

また、弦が切れてしまう原因にもなるため、浅めのピッキングを意識するようにしましょう。

ピックの先端から5mm以内を意識すると丁度良い深さになり、安定した音が出せるようになりますよ。

ギターで好きな曲が弾けると楽しい!ギターの基本が分かったら簡単なコードから挑戦しよう

ギターは1人でも、バンドでも楽しめる弦楽器です。

基本をおさえながら練習していくと必ず上達しますので、簡単なコードに挑戦して「弾けるコードのレパートリー」を増やしていきましょう。

ある程度コードを覚えることができると演奏できる曲も増えてきますので、好きな曲にどんどん挑戦して、ギターを楽しんでみてくださいね。

この記事のまとめ!

  • 基本的なギター用語を知っていると、どう弾いたら良いか分かるので便利
  • 弦の押さえ方は指を立て、フレットの近くを押さえるのが基本
  • 初心者には正しいピックの持ち方、ピックを浅めに当てる弾き方がおすすめ
  • 曲を弾けるようになるとギターがもっと楽しくなる
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ton.

ジャズ、R&B、FUNK、BLUESを演奏するギタリストです。歌や音楽理論にも興味があり日々勉強しています。音楽をもっと楽しむためのヒントを届けていけたらと思います。

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