Collige, virgo, rosas(集あつめよ、乙女おとめよ、バラの花はなを)
Collige, virgo, rosas
心こころ還かえる時ときまで
詩うたをあげましょう
永ながい祈いのりにいつか陽ひが射さす様ように
空そらに実みのった宝石ほうせきもやがて爛熟らんじゅくして落おち
砂時計すなどけいは再ふたたび廻まわる
ほら聴きこえているでしょう
願ねがった声こえが
望のぞんだ喜よろこびの音おとが
時ときは満みち生うまれる 花はな開ひらく度たび
Spem metus sequitur(恐おそれは望のぞみの後うしろからついてくる)
全すべて委ゆだねて
Vanitas vanitatum(空そらの空そら)
omnia vanitas(すべては空そら)
水みずは泡あわの様ように
皮かわを削そがれた檸檬れもんの
苦にがい味あじが胸むねを満みたした
煙けむりを吐はいたパイプが最後さいごの音おとを立たてて折おれ
砂時計すなどけいは再ふたたび廻まわる
何処どこか 知しるはず無ない世界せかい
辿たどった空そらに
幾度いくども冀こいねがう両手りょうて
時ときはまた逆さかさに零こぼれおちては
さらさらと流ながれる
永遠えいえんの日々ひび
再ふたたび廻まわる
いつか置おき去ざりになった
あなたの心こころ
もうすぐ温あたたかい場所ばしょへ
時ときは満みちあふれる 木々きぎの根ね先さきへ
Gaudeamus igitur(さあ喜よろこぼう)
全すべて許ゆるして
Collige, virgo, rosas(集atsuめよmeyo、乙女otomeよyo、バラbaraのno花hanaをwo)
Collige, virgo, rosas
心kokoro還kaeるru時tokiまでmade
詩utaをあげましょうwoagemasyou
永nagaいi祈inoりにいつかriniitsuka陽hiがga射saすsu様youにni
空soraにni実minoったtta宝石housekiもやがてmoyagate爛熟ranjukuしてshite落oちchi
砂時計sunadokeiはha再futataびbi廻mawaるru
ほらhora聴kiこえているでしょうkoeteirudesyou
願negaったtta声koeがga
望nozoんだnda喜yorokoびのbino音otoがga
時tokiはha満miちchi生uまれるmareru 花hana開hiraくku度tabi
Spem metus sequitur(恐osoれはreha望nozoみのmino後ushiろからついてくるrokaratsuitekuru)
全subeてte委yudaねてnete
Vanitas vanitatum(空soraのno空sora)
omnia vanitas(すべてはsubeteha空sora)
水mizuはha泡awaのno様youにni
皮kawaをwo削soがれたgareta檸檬remonのno
苦nigaいi味ajiがga胸muneをwo満miたしたtashita
煙kemuriをwo吐haいたitaパイプpaipuがga最後saigoのno音otoをwo立taててtete折oれre
砂時計sunadokeiはha再futataびbi廻mawaるru
何処dokoかka 知shiるはずruhazu無naいi世界sekai
辿tadoったtta空soraにni
幾度ikudoもmo冀koinegaうu両手ryoute
時tokiはまたhamata逆sakaさにsani零koboれおちてはreochiteha
さらさらとsarasarato流nagaれるreru
永遠eienのno日々hibi
再futataびbi廻mawaるru
いつかitsuka置oきki去zaりになったrininatta
あなたのanatano心kokoro
もうすぐmousugu温atataかいkai場所basyoへhe
時tokiはha満miちあふれるchiafureru 木々kigiのno根ne先sakiへhe
Gaudeamus igitur(さあsaa喜yorokoぼうbou)
全subeてte許yuruしてshite