君きみの顔かおが見みたいだけで 駆かけ抜ぬけた 街まちを抜ぬけ
僕ぼくは 単純たんじゅんに君きみを そんな気持きもちだけ持もって
君きみを笑顔えがおにしたいだけで ありふれた服ふくを着きて
今いますぐに走はしり出だす 君きみの側そばへ
夜遅よるおくくまで続つづく仕事しごと
会社出かいしゃでるのも12時頃じゅうにじごろ
明日あすも朝早あさはやく 休やすみなく
最終電車さいしゅうでんしゃをホームで待まつ
見上みあげた同おなじ空そらの下した
今何処いまどこで何なにしてるの君きみは
『会あいたいよ』の文字もじと二ふたつの赤あかいハート
想おもい募つのるほど 胸むねが痛いたい
会あいたいメールじゃ物足ものたりない
直接君ちょくせつきみと話はなしたくて
携帯強けいたいつよく 握にぎりしめて
「もしもし」「もしもし、お疲つかれ様さま。今帰いまかえり?」
「今いまから行いっていい?」「でも…」「今行いまいくよ!」
携帯切けいたいきる 終電しゅうでんのベル
時計見とけいみる 僕ぼくを追おい立たてる
胸むねの鼓動こどうは止とめられない
この想おもいは 誰だれにも越こえられない
気持きもちだけが僕ぼくを走はしらせる
二人ふたりの距離きょりも 想おもいが詰つめる
逆ぎゃくのホームヘ急いそぎ飛とび乗のり
君きみの町まちへと 電車でんしゃが走はしり出だす
今いまの僕ぼくを伝つたえたくて 駆かけ抜ぬけた 街まちを抜ぬけ
僕ぼくは 今いまでも君きみを そんな気持きもちだけ持もって
君きみを理解りかいしたいだけで 張はりつめた時ときを越こえ
今いますぐに走はしり出だす 君きみの側そばへ
メール・携帯けいたいも 応答おうとうなし
他ほかに連絡手段れんらくしゅだんの方法ほうほうない
ならば手てに取とる受話器じゅわき 家いえに電話でんわ
(俺おれ)「もしもし、私田中わたしたなかと申もうしますが…亮子りょうこさんはご在宅ざいたくでしょうか?」
(親父おやじ)「ハァ?…」
(女おんな)「ちょっとお父とうさん、居いないって言いって。居いないって。」
後うしろからヒソヒソ声こえ 受話器越じゅわきごしかすかに漏もれ
居留守使いるすつかわれてる俺おれ 耐たえれない一瞬いっしゅん 一蹴いっしゅう!
(親父おやじ)「亮子りょうこは今いま、風呂ふろに入はっております…」
熱あつくなる耳みみ 居留守いるすの意味いみ
迫せまってる身みに これ破局はきょくの危機きき
出会であったばかりのあの頃ころは
君きみの事ことが君きみこそが
世界せかいで一番いちばん まぶしい
なんて新鮮しんせんな気持きもちも失なくし
日ひごと仕事しごと それいい事ことに
おざなり彼女かのじょ さみしい事こと
手遅ておくれ? いやまだ遅おそくねえ
今いまならばきっと届とどくね
何万回なんまんかいの愛あいしてるより
今いま ただこうして会あいに出でる
ひたすら駆かける 思おもいはせる程ほど 気持きもちはやたらとあせる
あなたがいるから 僕ぼくがいれる
まだ間まに合あう あなたを抱だきしめる
いろんな 恋こいをめざして
いろんな 夜よるを飛とび出だして
いろんな 時ときを駆かけ出だして
いろんな 君きみを受うけ入いれて 行いく
君きみに会あいに 君きみの前まえに向むかって ただ夢中むちゅうで走はしり出だす
君きみの顔かおの 君きみの声こえの側そばにいたくて 今いま 走はしり出だす
君きみの側そばへ 君きみの元もとへ向むかって 無我夢中むがむちゅうで走はしり出だす
君きみの顔かおが見みたいだけで 駆かけ抜ぬけた 街まちを抜ぬけ
僕ぼくは 単純たんじゅんに君きみを そんな気持きもちだけ持もって
君きみを笑顔えがおにしたいだけで ありふれた服ふくを着きて
今いますぐに走はしり出だす 君きみの側そばへ
君kimiのno顔kaoがga見miたいだけでtaidakede 駆kaけke抜nuけたketa 街machiをwo抜nuけke
僕bokuはha 単純tanjunにni君kimiをwo そんなsonna気持kimoちだけchidake持moってtte
君kimiをwo笑顔egaoにしたいだけでnishitaidakede ありふれたarifureta服fukuをwo着kiてte
今imaすぐにsuguni走hashiりri出daすsu 君kimiのno側sobaへhe
夜遅yoruokuくまでkumade続tsuduくku仕事shigoto
会社出kaisyadeるのもrunomo12時頃juunijigoro
明日asuもmo朝早asahayaくku 休yasuみなくminaku
最終電車saisyuudensyaをwoホhoームmuでde待maつtsu
見上miaげたgeta同onaじji空soraのno下shita
今何処imadokoでde何naniしてるのshiteruno君kimiはha
『会aいたいよitaiyo』のno文字mojiとto二futaつのtsuno赤akaいiハhaートto
想omoいi募tsunoるほどruhodo 胸muneがga痛itaいi
会aいたいitaiメmeールruじゃja物足monotaりないrinai
直接君chokusetsukimiとto話hanaしたくてshitakute
携帯強keitaitsuyoくku 握nigiりしめてrishimete
「もしもしmoshimoshi」「もしもしmoshimoshi、おo疲tsukaれre様sama。今帰imakaeりri?」
「今imaからkara行iっていいtteii?」「でもdemo…」「今行imaiくよkuyo!」
携帯切keitaikiるru 終電syuudenのnoベルberu
時計見tokeimiるru 僕bokuをwo追oいi立taてるteru
胸muneのno鼓動kodouはha止toめられないmerarenai
このkono想omoいはiha 誰dareにもnimo越koえられないerarenai
気持kimoちだけがchidakega僕bokuをwo走hashiらせるraseru
二人futariのno距離kyoriもmo 想omoいがiga詰tsuめるmeru
逆gyakuのnoホhoームヘmuhe急isoぎgi飛toびbi乗noりri
君kimiのno町machiへとheto 電車densyaがga走hashiりri出daすsu
今imaのno僕bokuをwo伝tsutaえたくてetakute 駆kaけke抜nuけたketa 街machiをwo抜nuけke
僕bokuはha 今imaでもdemo君kimiをwo そんなsonna気持kimoちだけchidake持moってtte
君kimiをwo理解rikaiしたいだけでshitaidakede 張haりつめたritsumeta時tokiをwo越koえe
今imaすぐにsuguni走hashiりri出daすsu 君kimiのno側sobaへhe
メmeールru・携帯keitaiもmo 応答outouなしnashi
他hokaにni連絡手段renrakusyudanのno方法houhouないnai
ならばnaraba手teにni取toるru受話器juwaki 家ieにni電話denwa
(俺ore)「もしもしmoshimoshi、私田中watashitanakaとto申mouしますがshimasuga…亮子ryoukoさんはごsanhago在宅zaitakuでしょうかdesyouka?」
(親父oyaji)「ハァhaa?…」
(女onna)「ちょっとおchottoo父touさんsan、居iないってnaitte言iってtte。居iないってnaitte。」
後ushiろからrokaraヒソヒソhisohiso声koe 受話器越juwakigoしかすかにshikasukani漏moれre
居留守使irusutsukaわれてるwareteru俺ore 耐taえれないerenai一瞬issyun 一蹴issyuu!
(親父oyaji)「亮子ryoukoはha今ima、風呂furoにni入haっておりますtteorimasu…」
熱atsuくなるkunaru耳mimi 居留守irusuのno意味imi
迫semaってるtteru身miにni これkore破局hakyokuのno危機kiki
出会deaったばかりのあのttabakarinoano頃koroはha
君kimiのno事kotoがga君kimiこそがkosoga
世界sekaiでde一番ichiban まぶしいmabushii
なんてnante新鮮shinsenなna気持kimoちもchimo失naくしkushi
日hiごとgoto仕事shigoto それいいsoreii事kotoにni
おざなりozanari彼女kanojo さみしいsamishii事koto
手遅teokuれre? いやまだiyamada遅osoくねえkunee
今imaならばきっとnarabakitto届todoくねkune
何万回nanmankaiのno愛aiしてるよりshiteruyori
今ima ただこうしてtadakoushite会aいにini出deるru
ひたすらhitasura駆kaけるkeru 思omoいはせるihaseru程hodo 気持kimoちはやたらとあせるchihayataratoaseru
あなたがいるからanatagairukara 僕bokuがいれるgaireru
まだmada間maにni合aうu あなたをanatawo抱daきしめるkishimeru
いろんなironna 恋koiをめざしてwomezashite
いろんなironna 夜yoruをwo飛toびbi出daしてshite
いろんなironna 時tokiをwo駆kaけke出daしてshite
いろんなironna 君kimiをwo受uけke入iれてrete 行iくku
君kimiにni会aいにini 君kimiのno前maeにni向muかってkatte ただtada夢中muchuuでde走hashiりri出daすsu
君kimiのno顔kaoのno 君kimiのno声koeのno側sobaにいたくてniitakute 今ima 走hashiりri出daすsu
君kimiのno側sobaへhe 君kimiのno元motoへhe向muかってkatte 無我夢中mugamuchuuでde走hashiりri出daすsu
君kimiのno顔kaoがga見miたいだけでtaidakede 駆kaけke抜nuけたketa 街machiをwo抜nuけke
僕bokuはha 単純tanjunにni君kimiをwo そんなsonna気持kimoちだけchidake持moってtte
君kimiをwo笑顔egaoにしたいだけでnishitaidakede ありふれたarifureta服fukuをwo着kiてte
今imaすぐにsuguni走hashiりri出daすsu 君kimiのno側sobaへhe