軽かろやかにベルの音おとを響ひびかせて行ゆくよ
赤あかく塗ぬられた自転車じてんしゃに跨またがって
野のを越こえ山越やまこえ走はしる俺おれはポストマン
宛先あてさきはちゃんと書かけ 届とどけてやらねえぞ
送おくりたい気持きもちだけ あの人ひとの名なを強つよく記しるせよ
どこまでも行ゆこう 君きみが望のぞむのならば
革かわの鞄かばん 肩かたに担かついで行ゆくよ ポストマン
固かたく封ふうを閉とじてるのに零こぼれてる
ため息いきが詰つまった手紙てがみを渡わたすのは
俺おれだって気きの重おもい仕事しごとなんだけど
青あおいインク滲にじませた 君きみの涙なみだをそっと届とどけよう
いつの日ひか君きみの口笛くちぶえが漏もれるような
そんな手紙てがみ 書かいたら風かぜより早はやく運はこんでやる
スフィンクス前まえポストからシベリア3番街さんばんがいへ
天安門広場てんあんもんひろばから世田谷通せたがやどおりまでも任まかせろ
どこまでも行ゆこう 君きみが望のぞむのならば
朝一番あさいちばん 郵便受ゆうびんうけを覗のぞいてごらん
あの人ひとの返事へんじが届とどいているかもしれない
軽karoやかにyakaniベルberuのno音otoをwo響hibiかせてkasete行yuくよkuyo
赤akaくku塗nuられたrareta自転車jitensyaにni跨mataがってgatte
野noをwo越koえe山越yamakoえe走hashiるru俺oreはhaポストマンposutoman
宛先atesakiはちゃんとhachanto書kaけke 届todoけてやらねえぞketeyaraneezo
送okuりたいritai気持kimoちだけchidake あのano人hitoのno名naをwo強tsuyoくku記shiruせよseyo
どこまでもdokomademo行yuこうkou 君kimiがga望nozoむのならばmunonaraba
革kawaのno鞄kaban 肩kataにni担katsuいでide行yuくよkuyo ポストマンposutoman
固kataくku封fuuをwo閉toじてるのにjiterunoni零koboれてるreteru
ためtame息ikiがga詰tsuまったmatta手紙tegamiをwo渡wataすのはsunoha
俺oreだってdatte気kiのno重omoいi仕事shigotoなんだけどnandakedo
青aoいiインクinku滲nijiませたmaseta 君kimiのno涙namidaをそっとwosotto届todoけようkeyou
いつのitsuno日hiかka君kimiのno口笛kuchibueがga漏moれるようなreruyouna
そんなsonna手紙tegami 書kaいたらitara風kazeよりyori早hayaくku運hakoんでやるndeyaru
スフィンクスsufinkusu前maeポストposutoからkaraシベリアshiberia3番街sanbangaiへhe
天安門広場tenanmonhirobaからkara世田谷通setagayadooりまでもrimademo任makaせろsero
どこまでもdokomademo行yuこうkou 君kimiがga望nozoむのならばmunonaraba
朝一番asaichiban 郵便受yuubinuけをkewo覗nozoいてごらんitegoran
あのano人hitoのno返事henjiがga届todoいているかもしれないiteirukamoshirenai