春はるまだ遠とおい 北国きたぐには
野のに咲さく花はなの 色いろもない
どこまで行いっても 続つづく道みち
運命さだめ背負せおって ひとり行いく
振ふり向むかず 明日あしたへと
風かぜに吹ふかれて 旅たびなかば
荒野あれのを染そめる 陽ひの色いろは
心こころを映うつす 陽炎かげろうか
男おとこは誰だれにも 見みせられぬ
そんな背中せなかが あるものさ
芒のぎ野すすきのに 鳥とりが飛とぶ
風かぜに吹ふかれて 旅たびなかば
時ときには強つよい 獅子ししのように
時ときには花はなの 優やさしさで
焦あせらずめげずに 飾かざらずに
生いきて行いこうか 無理むりをせず
寒空さむぞらに 白しろい月つき
風かぜに吹ふかれて 旅たびなかば
春haruまだmada遠tooいi 北国kitaguniはha
野noにni咲saくku花hanaのno 色iroもないmonai
どこまでdokomade行iってもttemo 続tsuduくku道michi
運命sadame背負seoってtte ひとりhitori行iくku
振fuりri向muかずkazu 明日ashitaへとheto
風kazeにni吹fuかれてkarete 旅tabiなかばnakaba
荒野arenoをwo染soめるmeru 陽hiのno色iroはha
心kokoroをwo映utsuすsu 陽炎kagerouかka
男otokoはha誰dareにもnimo 見miせられぬserarenu
そんなsonna背中senakaがga あるものさarumonosa
芒nogi野susukinoにni 鳥toriがga飛toぶbu
風kazeにni吹fuかれてkarete 旅tabiなかばnakaba
時tokiにはniha強tsuyoいi 獅子shishiのようにnoyouni
時tokiにはniha花hanaのno 優yasaしさでshisade
焦aseらずめげずにrazumegezuni 飾kazaらずにrazuni
生iきてkite行iこうかkouka 無理muriをせずwosezu
寒空samuzoraにni 白shiroいi月tsuki
風kazeにni吹fuかれてkarete 旅tabiなかばnakaba