岩いわを背中せなかに 根ねを張はりながら
雨あめの潤うるおい 命いのちの支ささえ
負まけてなるかと 見上みあげれば
越こえた幾春いくはる 数かずいくつ
耐たえている
強つよい姿すがたは 男松おとこまつ
前まえを見みながら あせらず行いけと
母ははのやさしい 笑顔えがおが浮うかぶ
照てる日ひ曇くもる日ひ 世よの習ならい
風かぜに叩たたかれ あおられて
耐たえている
強つよい姿すがたは 男松おとこまつ
過すぎた昨日きのうは 振ふり向むかないで
夢ゆめは明日あしたに 持もてばいい
生いきる厳きびしさ 苦くるしさを
そっと教おしえて くれる幹みき
耐たえている
強つよい姿すがたは 男松おとこまつ
岩iwaをwo背中senakaにni 根neをwo張haりながらrinagara
雨ameのno潤uruoいi 命inochiのno支sasaえe
負maけてなるかとketenarukato 見上miaげればgereba
越koえたeta幾春ikuharu 数kazuいくつikutsu
耐taえているeteiru
強tsuyoいi姿sugataはha 男松otokomatsu
前maeをwo見miながらnagara あせらずaserazu行iけとketo
母hahaのやさしいnoyasashii 笑顔egaoがga浮uかぶkabu
照teるru日hi曇kumoるru日hi 世yoのno習naraいi
風kazeにni叩tataかれkare あおられてaorarete
耐taえているeteiru
強tsuyoいi姿sugataはha 男松otokomatsu
過suぎたgita昨日kinouはha 振fuりri向muかないでkanaide
夢yumeはha明日ashitaにni 持moてばいいtebaii
生iきるkiru厳kibiしさshisa 苦kuruしさをshisawo
そっとsotto教oshiえてete くれるkureru幹miki
耐taえているeteiru
強tsuyoいi姿sugataはha 男松otokomatsu