溢あふれ出だした思おもいに形かたちがあるとしたら
どんな姿すがたをしているだろう
この目めには映うつらないが 言葉ことばとしてしたためて
その輪郭りんかくをなぞる
同おなじ言葉ことばをきっと伝つたえ合あったとしても
伝つたわる思おもいは別々べつべつだろう
だからこそ嬉うれしかった だからこそ寂さむしかった
分わかち合あう度たびに近ちかづいていく
名前なまえのない思おもいを交かわして
そこにただ 意味いみを宿やどしていく
語かたり合あい 花はなが開ひらくように
擦すれ違ちがいすらも 愛いとしいと笑わらえますように
心こころの中なかをそっと覗のぞき込こんだとしても
相応ふさわしい言葉ことばがそこにないこと
空からっぽの自分じぶんを空からっぽと認みとめたら
崩くずれてしまう気きがした
花はなを植うえました 花瓶かびんの中なかには
水みずを差さしました 透すき通とおったものを
空からっぽの自分じぶんを空からっぽと認みとめたら
新あたらしい花はなを飾かざろう 何度なんどでも
ただ拙つたない思おもいを抱だいて
またひとり心こころを覗のぞき込こむ
飾かざった花はなのそのどれもが
あなたのくれたものだった
名前なまえのない思おもいを伝つたえて
そこにまだ 意味いみを見出みだしている
すべてを分わかり合あえなくとも
何度なんどだって また花はなが開ひらきますように
飾かざれますように
溢afuれre出daしたshita思omoいにini形katachiがあるとしたらgaarutoshitara
どんなdonna姿sugataをしているだろうwoshiteirudarou
このkono目meにはniha映utsuらないがranaiga 言葉kotobaとしてしたためてtoshiteshitatamete
そのsono輪郭rinkakuをなぞるwonazoru
同onaじji言葉kotobaをきっとwokitto伝tsutaえe合aったとしてもttatoshitemo
伝tsutaわるwaru思omoいはiha別々betsubetsuだろうdarou
だからこそdakarakoso嬉ureしかったshikatta だからこそdakarakoso寂samuしかったshikatta
分waかちkachi合aうu度tabiにni近chikaづいていくduiteiku
名前namaeのないnonai思omoいをiwo交kaわしてwashite
そこにただsokonitada 意味imiをwo宿yadoしていくshiteiku
語kataりri合aいi 花hanaがga開hiraくようにkuyouni
擦suれre違chigaいすらもisuramo 愛itoしいとshiito笑waraえますようにemasuyouni
心kokoroのno中nakaをそっとwosotto覗nozoきki込koんだとしてもndatoshitemo
相応fusawaしいshii言葉kotobaがそこにないことgasokoninaikoto
空karaっぽのppono自分jibunをwo空karaっぽとppoto認mitoめたらmetara
崩kuzuれてしまうreteshimau気kiがしたgashita
花hanaをwo植uえましたemashita 花瓶kabinのno中nakaにはniha
水mizuをwo差saしましたshimashita 透suきki通tooったものをttamonowo
空karaっぽのppono自分jibunをwo空karaっぽとppoto認mitoめたらmetara
新ataraしいshii花hanaをwo飾kazaろうrou 何度nandoでもdemo
ただtada拙tsutanaいi思omoいをiwo抱daいてite
またひとりmatahitori心kokoroをwo覗nozoきki込koむmu
飾kazaったtta花hanaのそのどれもがnosonodoremoga
あなたのくれたものだったanatanokuretamonodatta
名前namaeのないnonai思omoいをiwo伝tsutaえてete
そこにまだsokonimada 意味imiをwo見出midaしているshiteiru
すべてをsubetewo分waかりkari合aえなくともenakutomo
何度nandoだってdatte またmata花hanaがga開hiraきますようにkimasuyouni
飾kazaれますようにremasuyouni