黒い街 歌詞 WOMCADOLE ふりがな付

遠とおい場所ばしょで生うまれた1つの命いのちは
何処どこかで誰だれかのために動うごいてる
僕ぼくは知しった君きみを知しった この広ひろい世界せかいで
なのに僕ぼくは見みえなかった
地図ちずにない場所ばしょ 目指めざして僕ぼくは

黒くろい街まちをひたすら走はしった
灯あかりの無ない場所ばしょなんて怖こわいから
目めを閉とじた

一寸先いっすんさきも見みえない僕ぼくは 二に度どとない景色けしきを望のぞんだ
このクシャクシャにした紙飛行機かみひこうきは外そとに投なげました
数秒すうびょう前まえに生うまれた衝動しょうどう なんて僕ぼくの中なかで
目めをつぶってしまうから、しまうから叫さけぶ 僕ぼくの言葉ことばを

1人ひとりで歩あるいた汚よごれた細ほそい道みち
ぶつからないように歩あるけばいいでしょ
僕ぼくは何処どこへ誰だれの元もとへ向むかえばいいだろう
どうしようも無ないから そこで立たち止どまった

目めに見みえない物もの 触ふれられない物もの
手探てさぐりで探さがしたんだ だけどなにも
あなたの街まちにきっとあるから
目めを開あけた

全速力ぜんそくりょくで走はしって僕ぼくは 二に度どとない命いのちを削けずった
間違まちがい探さがしみたいな僕ぼくの日々ひび数かぞえました
数秒すうびょう後ごに現あらわれる症状しょうじょう なんて気きづく前まえに
目めを奪うばってしまうから、しまうから泣なく 悲かなしい夜よるに

一寸先いっすんさきに見みえた光ひかりは 二に度どとない景色けしきを産うんだ
このメチャクチャになった物もの全すべてがまた動うごき出だした
数秒すうびょう前まえの僕ぼくは凡人ぼんじん なんて消きえて
そこで目めが光ひかってしまうから、しまうから叫さけぶ

全速力ぜんそくりょくで走はしって僕ぼくは 一度いちどきりの命いのちを使つかった
言葉ことばにならない事ことまで笑わらうから ただ走はしりました
数すう年ねん後ごに輝かがやく世界せかいが この目めに映うつる瞬間しゅんかんを
待まっていたいから、いたいから唄うたう
黒くろい街まちで 黒くろい街まちで