傾城大黒舞 歌詞 女王蜂 ふりがな付

永続性えいぞくせいのない模範もはん
いまにも崩くずれ泥どろになりそうやわ
通かよった日々ひびと虚むなしさを笑わらえば
酔よいに包つつまれいい気きになった気きで
皮かわ一枚いちまいや なぁ所詮しょせん
小股こまたも切きれりゃあっこもよう湿気しっける
いまにも夜空よぞらが浮うかぶ濡ぬれた目めで
物欲ものほしそうにしてくれや頼たのむわ

どれどれ 海うみの味あじやろ
や、当然とうぜんなんではなから 知しりません?
それぞれ 誠まことは誠まこと
争あらそいにかまけ総すべては丈比たけくらべ
どっちがいい?ねえどっちがいい?

賛否両論さんぴりょうろん巻まき起おこす対象たいしょう 愛憎あいぞうは毎度まいどのもんです
決起けっき集会しゅうかいゆり起おこせ大将たいしょう 甲斐性かいしょうを舐なめてる油断ゆだん下衆げす
かわいそうに見みせてく? 無論むろんです同情どうじょう票ひょう舐なめたらいかんです
気風きっぷいいの諦あきらめじゃないんです 大体だいたいの絶望ぜつぼうがなんです?

天てん衝つくように起立きりつ個こ艦かん
みるみる腫はれて憑つき物ものじみてくる
一度いちど覚おぼえりゃ反芻はんすうもないやろ
買かえる愛あいなら尚更なおさらやないか
なんにもいわへん柔やわらかさ
甘あまやかしてや 外そとは耐たえきれんで
何なにも聞きかへんうぶさ隠かくれ蓑みのに
手て練だれた獣けものが牙きばを剝むいとるわ

惚ほれ惚ぼれ 並ならべた身体からだ
おんなじ生いき物ものやと思おもわれへん
そこ、それ、仕事しごとは仕事しごと
成功せいこうに絡からめつまりは景気付けいきづけ
どっちがいい?どっちでもいい

毎度まいどどうもご贔屓ひいきに昨今さっこん 愛欲あいよくも侮蔑ぶべつも弛緩しかんです
きっと体温たいおん錯覚さっかくしたんです システムでその気きにしたんです
ちょっと熱量ねつりょう受うけ止とめ切きれんです プライバシー介入かいにゅう違反いはんです
現げん事情じじょうで呼よばれても そんな一体感いったいかん得えたことはないです
細工さいく上等じょうとう後々のちのちの代償だいしょう 怖こわがっちゃあっけなく損そんです
いっそ心中しんじゅう果はたしたらどうです? や、大層たいそうな口くちにしちゃ損そんです
もっと融通ゆうずう効きかせたらどうです? や、もういいですこっちの話はなしです
嘆なげいたって泣ないても同おなじなら舞まいたいの
傾城けいせい大黒舞だいこくまい