黒幕 歌詞 女王蜂 ふりがな付

夕立ゆうだちに立たち尽つくす
傘かさはあるけどさせず
横よこ殴なぐる雨あめたちがこの街まちを流ながしてく

たのしげな声こえと列れつ
ハーメルンは笛ふえを吹ふく
かかしは行いき止どまりにドアノブさえ撚よれずに

戻もどりたい?戻もどれないくらい判わかってるくせに
誰だれも知しらないわたしになれば

幕まくが上あがるから、なにもかも忘わすれたふりが出来できるの
光ひかりよこの正体しょうたいを誰だれよりも美うつくしく間違まちがえてよ さぁ!

さあやるか やれよ やられるまえに
どこの誰だれに 誰だれかにされるまえに
ここはファイトクラブ最後さいごまで逃にげ出だせない奴やつだけのステージ
身みを寄よせ合あえば消きえるそんな孤独こどくの類たぐい
それでも胸むねに降ふりる この黒くろい帳とばりと、おり

戻もどりたい 戻もどれない
悲かなしくなるまえに
たのしくしてくわたしになれば

幕まくが上あがるから、なにもかも忘わすれたふりが出来できるの
名前なまえも知しらないであなたのことさえ歌うたえるくらいに

もしも黒くろい鳥とりになってこの広ひろい孤独こどくを駆かけられたなら、どう生いきたでしょう

なにもかも忘わすれたふりが出来できるの
「誰だれかの為ため」なんて 言いいたくないもの聞ききたくないでしょう?

幕まくが上あがるから、なにもかも忘わすれたふりが出来できるの
光ひかりよこの正体しょうたいを誰だれよりも美うつくしく間違まちがえてよ さぁ!