邪よこしまな戯言ざれごとで交かわした
浅あさはかな暁あかつきの恋こい
あられもない営いとなみに酔よいしれ
侘わびしく悦えつに浸ひたっていく
純愛じゅんあいの亡骸なきがらに花束はなたばも手向たむけずに
乱みだれ初そむ
奪うばわないで 汚けがさないで
あなたの潤うるんだ薄紅うすべにで
求もとめないで 見みつめないで
あなたの淫みだらな愛あいで
常闇とこやみに沈しずみゆく感情かんじょうは
爛ただれた答こたえを探さがしている
行いき場ばも無なく踊おどり出だす泡あわのように
あなたの海うみで溺おぼれていたい
朧気おぼろげな記憶きおくからこぼれ出だす
水みずに燃もえたつ陽炎かげろう
浮うわついた嘘うそにこの身みを投なげて
また自分じぶんがわからなくなる
もう戻もどれない 忘わすれられない
噛かみつく華奢きゃしゃな唐紅からくれない
愛あいを解ほどけない 誰だれも満みたせない
心こころが報むくわれない
奪うばっていて 汚けがしていて
馬鹿ばかげた噺はなしと笑わらっていて
求もとめていて 見みつめていて
その手てで私わたしを抱だいて 嘘うそを愛あいして
邪yokoshimaなna戯言zaregotoでde交kaわしたwashita
浅asaはかなhakana暁akatsukiのno恋koi
あられもないararemonai営itonaみにmini酔yoいしれishire
侘wabiしくshiku悦etsuにni浸hitaっていくtteiku
純愛junaiのno亡骸nakigaraにni花束hanatabaもmo手向tamuけずにkezuni
乱midaれre初soむmu
奪ubaわないでwanaide 汚kegaさないでsanaide
あなたのanatano潤uruんだnda薄紅usubeniでde
求motoめないでmenaide 見miつめないでtsumenaide
あなたのanatano淫midaらなrana愛aiでde
常闇tokoyamiにni沈shizuみゆくmiyuku感情kanjouはha
爛tadaれたreta答kotaえをewo探sagaしているshiteiru
行iきki場baもmo無naくku踊odoりri出daすsu泡awaのようにnoyouni
あなたのanatano海umiでde溺oboれていたいreteitai
朧気oborogeなna記憶kiokuからこぼれkarakobore出daすsu
水mizuにni燃moえたつetatsu陽炎kagerou
浮uwaついたtsuita嘘usoにこのnikono身miをwo投naげてgete
またmata自分jibunがわからなくなるgawakaranakunaru
もうmou戻modoれないrenai 忘wasuれられないrerarenai
噛kaみつくmitsuku華奢kyasyaなna唐紅karakurenai
愛aiをwo解hodoけないkenai 誰dareもmo満miたせないtasenai
心kokoroがga報mukuわれないwarenai
奪ubaっていてtteite 汚kegaしていてshiteite
馬鹿bakaげたgeta噺hanashiとto笑waraっていてtteite
求motoめていてmeteite 見miつめていてtsumeteite
そのsono手teでde私watashiをwo抱daいてite 嘘usoをwo愛aiしてshite