ふるさと景色 歌詞 芹洋子 ふりがな付

朝顔あさがお かきねに 夏なつのいろ
つるべはするする 水みずを汲くむ
むぎわら帽子ぼうしの 影かげふたつ
井戸いどから西瓜すいかを ひきあげる
ほうほう 蛍ほたる 蛍ほたるを追おって
遊あそんだふるさと 夢ゆめのなか遠とおい空そら
水車すいしゃがこっとん 麦むぎを搗つく

みなとの坂さかみち まつり笛ぶえ
小舟こぶねの白帆しらほが 見みえかくれ
手てぬぐい母かあさん 網あみ干場ほしば
ちいさな背中せなかに 秋あきの風かぜ
ちんちん千鳥ちどり 千鳥ちどりが泣ないて
親おやよぶその声こえ 夢ゆめのなか遠とおい波なみ
灯台とうだいぴかりと 沖おきを指さす

てんてんてまり てまりをついて
遊あそんだ寺町てらまち 夢ゆめのなか遠とおい里さと
粉雪こなゆきちらちら 竹たけに舞まう