赤城の子守唄 歌詞
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山やまの鴉からすが 啼ないたとて
泣ないちゃいけない ねんねしな
泣なけば鴉からすが 又またさわぐ
坊ぼうや男児おとこだ ねんねしな
親おやがないとて 泣なくものか
お月様つきさまさえ 只ただひとり
泣なかずにいるから ねんねしな
にっこり笑わらって ねんねしな
山やまの土産みやげに 何なにをやろ
どうせやくざな 犬張子いぬはりこ
貰もらってやるから ねんねしな
馬骨
2022/04/10 03:27
円蔵の子であろうか・・人里離れた忠治の隠れ家の赤城の山で・・ぐずる赤子をあやしているのである・・赤子に坊や男だ寝んねしな・・と賭博の流儀を聞かせているのである・・どうせヤクザな犬張り子貰ってやるから寝んねしな・・子守歌を通してやくざ稼業の淋しい一面を歌っている歌である・・