かがり行燈あんどん 衣きぬ越ごしに
匂においこぼれる 白しろい肌はだ
膝ひざをすすめて 恋こい問とうひとに
罪つみを承知しょうちの 隠かくれ茶屋ぢゃや
高野川たかのかわ 瀬せ鳴なりの音おとに
花橘はなを慕したって 郭公とりが鳴なく
生いきて甲斐かいある 命いのちなら
夜叉やしゃも覚悟かくごよ ねえあなた
夢ゆめのまた夢ゆめ そのまた夢ゆめを
夢ゆめと信しんじて 夢ゆめを見みた
京都きょうと 大原おおはら うつせみの恋こい
月つきの出でぬ間まの 螢火ほたるびか
浮世うきよ流行はやりも また恋こいも
夜よるのすき間まを 五月雨さみだれ乱みだれ
からだ反そるほど 息いきも翔とぶ
おんな道みち 踏ふむほど深ふかし
哀あわれ知しるやら 寂光院じゃっこういん
明日あすに別わかれが 来こようとも
抱だいてください もういちど
夢ゆめのまた夢ゆめ そのまた夢ゆめを
夢ゆめと信しんじて 夢ゆめを見みた
京都きょうと 大原おおはら うつせみの恋こい
夢ゆめのまた夢ゆめ そのまた夢ゆめを
夢ゆめと信しんじて 夢ゆめを見みた
京都きょうと 大原おおはら うつせみの恋こい
かがりkagari行燈andon 衣kinu越goしにshini
匂nioいこぼれるikoboreru 白shiroいi肌hada
膝hizaをすすめてwosusumete 恋koいi問toうひとにuhitoni
罪tsumiをwo承知syouchiのno 隠kakuれre茶屋dyaya
高野川takanokawa 瀬se鳴naりのrino音otoにni
花橘hanaをwo慕shitaってtte 郭公toriがga鳴naくku
生iきてkite甲斐kaiあるaru 命inochiならnara
夜叉yasyaもmo覚悟kakugoよyo ねえあなたneeanata
夢yumeのまたnomata夢yume そのまたsonomata夢yumeをwo
夢yumeとto信shinじてjite 夢yumeをwo見miたta
京都kyouto 大原oohara うつせみのutsusemino恋koi
月tsukiのno出deぬnu間maのno 螢火hotarubiかka
浮世ukiyo流行hayariもmo またmata恋koiもmo
夜yoruのすきnosuki間maをwo 五月雨samidare乱midaれre
からだkarada反soるほどruhodo 息ikiもmo翔toぶbu
おんなonna道michi 踏fuむほどmuhodo深fukaしshi
哀awaれre知shiるやらruyara 寂光院jakkouin
明日asuにni別wakaれがrega 来koようともyoutomo
抱daいてくださいitekudasai もういちどmouichido
夢yumeのまたnomata夢yume そのまたsonomata夢yumeをwo
夢yumeとto信shinじてjite 夢yumeをwo見miたta
京都kyouto 大原oohara うつせみのutsusemino恋koi
夢yumeのまたnomata夢yume そのまたsonomata夢yumeをwo
夢yumeとto信shinじてjite 夢yumeをwo見miたta
京都kyouto 大原oohara うつせみのutsusemino恋koi