風かぜは海うみから 吹ふいてくる
沖おきのジャンクの 帆ほを吹ふく風かぜよ
情なさけあるなら 教おしえておくれ
私わたしの姉ねえさん 何処どこで待まつ
青あおい南みなみの 空そら見みたさ
姉あねと妹いもうとで 幾いく山やま越こえた
花はなの広東かんとん 夕陽ゆうひの街まちで
悲かなしく別わかれて 泣なこうとは
風かぜは海うみから 吹ふいてくる
暮くれる港みなとの 柳やなぎの枝えだで
啼ないているのは 目めのない鳥とりか
私わたしも目めのない 旅たびの鳥とり
風kazeはha海umiからkara 吹fuいてくるitekuru
沖okiのnoジャンクjankuのno 帆hoをwo吹fuくku風kazeよyo
情nasaけあるならkearunara 教oshiえておくれeteokure
私watashiのno姉neeさんsan 何処dokoでde待maつtsu
青aoいi南minamiのno 空sora見miたさtasa
姉aneとto妹imoutoでde 幾iku山yama越koえたeta
花hanaのno広東kanton 夕陽yuuhiのno街machiでde
悲kanaしくshiku別wakaれてrete 泣naこうとはkoutoha
風kazeはha海umiからkara 吹fuいてくるitekuru
暮kuれるreru港minatoのno 柳yanagiのno枝edaでde
啼naいているのはiteirunoha 目meのないnonai鳥toriかka
私watashiもmo目meのないnonai 旅tabiのno鳥tori