越後えちご湯ゆの里さと 山間やまあいの
川かわの瀬音せおとに 目めを濡ぬらす
人ひとを恋こいして いちずに燃もえる
女おんなごころの せつなさを
知しるやいで湯ゆの 寒椿かんつばき
暮くれてさみしい 湯ゆの町まちに
燈ともす一夜ひとよの 夢ゆめあかり
あなたひとりと 心こころにきめて
命いのちかさねる 恋こいだから
紅べにもふるえる 寒椿かんつばき
秘ひめてかなしい 湯ゆのかおり
逢あえばなおさら つらいのよ
時ときの流ながれの 無常むじょうの淵ふちに
咲さいた情なさけの この恋こいを
知しるやいで湯ゆの 寒椿かんつばき
越後echigo湯yuのno里sato 山間yamaaiのno
川kawaのno瀬音seotoにni 目meをwo濡nuらすrasu
人hitoをwo恋koiしてshite いちずにichizuni燃moえるeru
女onnaごころのgokorono せつなさをsetsunasawo
知shiるやいでruyaide湯yuのno 寒椿kantsubaki
暮kuれてさみしいretesamishii 湯yuのno町machiにni
燈tomoすsu一夜hitoyoのno 夢yumeあかりakari
あなたひとりとanatahitorito 心kokoroにきめてnikimete
命inochiかさねるkasaneru 恋koiだからdakara
紅beniもふるえるmofurueru 寒椿kantsubaki
秘hiめてかなしいmetekanashii 湯yuのかおりnokaori
逢aえばなおさらebanaosara つらいのよtsurainoyo
時tokiのno流nagaれのreno 無常mujouのno淵fuchiにni
咲saいたita情nasaけのkeno このkono恋koiをwo
知shiるやいでruyaide湯yuのno 寒椿kantsubaki