ギター月夜 歌詞
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海うみで鳴なく鳥とり 歌うた悲かなし
町まちにいてさえ 寂さびしいものを
なんではるばる 旅たびを行いく
忘わすれられない 胸むねの傷きず
忘わすれようとて 旅たび行いけば
雨あめの港みなとの 日暮ひぐれの駅えきも
泣ないて別わかれる 人ひとばかり
空そらの鳥とりには 巣すがあれど
若わかき愁うれいの 宿しゅくもなく
ひとり爪弾つまびく ギターの歌うたに
遠とおいこだまが 涙なみだぐむ
馬骨
2022/04/09 06:26
傷心の身には、山で鳴く鳥、咲く花皆悲しく見えるのである・・忘れられない傷を癒そうと旅に出れば・・なんと雨の港の日暮れの駅も・・泣いて別れる人ばかりである・・空行く鳥には塒があるが・・若き愁いに宿もなく一人つま弾き謳う歌に・・山のこだまが涙ぐむのである・・若き日の愁いは誰にもあって・・哀しい・・