哀かなしみを捨すてにゆく そんな旅路たびなら
雪国ゆきぐに本線ほんせん ひとりの夜汽車よぎしゃ
あなた 心こころがちぎれて
あの部屋へやには 帰かえれない
どこか北きたの宿やどで 手紙てがみ書かいても
死しんだりしないと 約束やくそく出来できるから
想おもい出でを乗のり換かえる 駅舎えきに着ついたら
海鳴うみなり海峡かいきょう 風待かぜまち港みなと
あなた 涙なみだが凍こおって
あの時代ころには もどれない
遠とおい雪ゆきの町まちで ひとり暮くらして
悲かなしい恋こいより 明日あしたを掴つかむから
あなた 身体からだが寒さむくて
あのぬくもりに 抱だかれたい
誰だれか恋こいの続つづき 見みせてくれたら
今度こんどは上手じょうずな 生いき方かた探さがすから
哀kanaしみをshimiwo捨suてにゆくteniyuku そんなsonna旅路tabiならnara
雪国yukiguni本線honsen ひとりのhitorino夜汽車yogisya
あなたanata 心kokoroがちぎれてgachigirete
あのano部屋heyaにはniha 帰kaeれないrenai
どこかdokoka北kitaのno宿yadoでde 手紙tegami書kaいてもitemo
死shiんだりしないとndarishinaito 約束yakusoku出来dekiるからrukara
想omoいi出deをwo乗noりri換kaえるeru 駅舎ekiにni着tsuいたらitara
海鳴uminaりri海峡kaikyou 風待kazemaちchi港minato
あなたanata 涙namidaがga凍kooってtte
あのano時代koroにはniha もどれないmodorenai
遠tooいi雪yukiのno町machiでde ひとりhitori暮kuらしてrashite
悲kanaしいshii恋koiよりyori 明日ashitaをwo掴tsukaむからmukara
あなたanata 身体karadaがga寒samuくてkute
あのぬくもりにanonukumorini 抱daかれたいkaretai
誰dareかka恋koiのno続tsuduきki 見miせてくれたらsetekuretara
今度kondoはha上手jouzuなna 生iきki方kata探sagaすからsukara