ひとり旅路たびじの にが酒ざけよりも
さぞや つらかろ 浮うかれ酒ざけ
ひと目め逢あいたい やつれた肩かたを
抱だいてやりたい ネオン花ばな
噂うわさ かなしい 湯ゆの町まちしぐれ
好すきで添そえない さだめの恋こいを
水みずに流ながすも 男おとこゆえ
なんのしあわせ やれない俺おれを
責せめてくれるな せせらぎよ
みれん ばかりの 湯ゆの町まちしぐれ
雨あめに散ちる散ちる 無情むじょうの雨あめに
紅べにも はかない 岩いわつつじ
花はなの咲さく頃ころ 迎むかえにゆくと
きめた心こころに 春はるが逝ゆく
啼なくな 山鳩やまばと 湯ゆの町まちしぐれ
ひとりhitori旅路tabijiのno にがniga酒zakeよりもyorimo
さぞやsazoya つらかろtsurakaro 浮uかれkare酒zake
ひとhito目me逢aいたいitai やつれたyatsureta肩kataをwo
抱daいてやりたいiteyaritai ネオンneon花bana
噂uwasa かなしいkanashii 湯yuのno町machiしぐれshigure
好suきでkide添soえないenai さだめのsadameno恋koiをwo
水mizuにni流nagaすもsumo 男otokoゆえyue
なんのしあわせnannoshiawase やれないyarenai俺oreをwo
責seめてくれるなmetekureruna せせらぎよseseragiyo
みれんmiren ばかりのbakarino 湯yuのno町machiしぐれshigure
雨ameにni散chiるru散chiるru 無情mujouのno雨ameにni
紅beniもmo はかないhakanai 岩iwaつつじtsutsuji
花hanaのno咲saくku頃koro 迎mukaえにゆくとeniyukuto
きめたkimeta心kokoroにni 春haruがga逝yuくku
啼naくなkuna 山鳩yamabato 湯yuのno町machiしぐれshigure