麗人の歌 歌詞
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華美はでな袂たもとが 恥はずかしや
覚さめて浮世うきよの 窓まど見みれば
みんな泣ないてる ああ人ひとばかり
告つげぬ想おもいを さみしくこらえ
君きみと行いく夜よるの 小こぬか
いとしお方かたの 肩かたたたく
雨あめがわたしで あああったなら
籠かごに飼かわれた 緋ひ総ひぶさの鳥とりが
強つよい女おんなと なる朝あさは
こころ筑紫ちくしの 波なみの上うえ
うかぶ白帆しらほに ああ虹にじが立たつ
馬骨
2022/05/31 03:46
分けあって素封家に嫁ぐ花嫁無論花嫁衣装は豪華であり恥ずかしいくらいであった、しかし・・覚めて浮世の窓見れば、みんな泣いてるああ人ばかり・・告げぬ思いの恋人後し、嫁ぐ道中雨が降る、愛しいあなたの肩叩く、雨が私でああ、あったなら・・籠に飼われた緋総の人形、強い女となる朝は・・心筑紫の波の上浮かぶ白帆にああ、虹が立つ・・現代ではあまり見られないが、自由の中にこの混乱が別の形で残されている・・