光るとき 歌詞 羊文学 TVアニメ「平家物語」オープニングテーマ ふりがな付

あの花はなが咲さいたのは、そこに種たねが落おちたからで
いつかまた枯かれた後あとで種たねになって続つづいてく

君きみたちの足跡あしあとは、進すすむたび変かわってゆくのに
永遠えいえんに見みえるものに苦くるしんでばかりだね

荒野こうやを駆かける この両足りょうあしで
ゴーイング ゴーイング それだけなんだ
明日あしたへ旅立たびだつ準備じゅんびはいいかい

そこで戸惑とまどう でも運命うんめいが
コーリング コーリング 呼よんでいる
ならば、全すべてを生いきてやれ

何回なんかいだって言いうよ、世界せかいは美うつくしいよ
君きみがそれを諦あきらめないからだよ
最終回さいしゅうかいのストーリーは初はじめから決きまっていたとしても
今いまだけはここにあるよ 君きみのまま光ひかってゆけよ

あの花はなが落おちるとき、その役目やくめを知しらなくても
側そばにいた人ひとはきっと分わかっているはずだから

海うみ風かぜを切きる 胸むねいっぱいに
ゴーイング ゴーイング 息いきをするんだ
今日きょうを旅立たびだつ準備じゅんびはいいかい

ときに戸惑とまどう 繰くり返かえすんだ
コーリング コーリング 聞きこえてる
ならば、全すべてを生いきてやる

何回なんかいだって言いうよ、世界せかいは美うつくしいよ
君きみがそれを諦あきらめないからだよ
混沌こんとんの時代じだいに、泥どろだらけの君きみのままで輝かがやきを見みつめていて
悲かなしみに向むかう夜よるも、揺ゆるがずに光ひかっていてよ

いつか巡めぐってまた会あおうよ
最終回さいしゅうかいのその後あとも
誰だれかが君きみと生いきた記憶きおくを語かたり継つぐでしょう

いつか笑わらってまた会あおうよ
永遠えいえんなんてないとしたら
この最悪さいあくな時代じだいもきっと続つづかないでしょう

君きみたちはありあまる奇跡きせきを
駆かけ抜ぬけて今いまをゆく