降ふりしきる 雨あめの吐息といきに
濡ぬれて傾かたむく 沈丁花じんちょうげ
許ゆるされぬ あの人ひとと二人ふたり
忍しのびあるく 坂道さかみち
思おもい切きれない 人ひとだから
思おもい切きれない 恋こいだから
ひたむきに 燃もえる心こころ
二人ふたりでいても 何故なぜか淋さみしい
夜明よあけの 裏通うらどおり
港みなとまで つづく舗道ほどうに
白しろくこぼれる 沈丁花じんちょうげ
こんなこと していたら 駄目だめと
熱あつい胸むねを抱だいてる
忘わすれられない 人ひとだから
忘わすれられない 恋こいだから
なおさらに つのる心こころ
雨あめが止やんだら 春はるの風吹かぜふく
夜明よあけの 裏通うらどおり
終おわりかけてる 人ひとだから
終おわりかけてる 恋こいだから
ひとときに 賭かける心こころ
雲くもの切きれ間まに 陽ひざしが見みえる
夜明よあけの 裏通うらどおり
降fuりしきるrishikiru 雨ameのno吐息toikiにni
濡nuれてrete傾katamuくku 沈丁花jinchouge
許yuruされぬsarenu あのano人hitoとto二人futari
忍shinoびあるくbiaruku 坂道sakamichi
思omoいi切kiれないrenai 人hitoだからdakara
思omoいi切kiれないrenai 恋koiだからdakara
ひたむきにhitamukini 燃moえるeru心kokoro
二人futariでいてもdeitemo 何故nazeかka淋samiしいshii
夜明yoaけのkeno 裏通uradooりri
港minatoまでmade つづくtsuduku舗道hodouにni
白shiroくこぼれるkukoboreru 沈丁花jinchouge
こんなことkonnakoto していたらshiteitara 駄目dameとto
熱atsuいi胸muneをwo抱daいてるiteru
忘wasuれられないrerarenai 人hitoだからdakara
忘wasuれられないrerarenai 恋koiだからdakara
なおさらにnaosarani つのるtsunoru心kokoro
雨ameがga止yaんだらndara 春haruのno風吹kazefuくku
夜明yoaけのkeno 裏通uradooりri
終owaりかけてるrikaketeru 人hitoだからdakara
終owaりかけてるrikaketeru 恋koiだからdakara
ひとときにhitotokini 賭kaけるkeru心kokoro
雲kumoのno切kiれre間maにni 陽hiざしがzashiga見miえるeru
夜明yoaけのkeno 裏通uradooりri