楽曲・タイトル |
アーティスト |
歌詞・歌い出し |
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石川さゆり
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上野発の 夜行列車 おりた時から 青森駅は 雪の中
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石川さゆり
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隠しきれない 移り香が いつしかあなたに 浸みついた 誰かに盗られる
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石川さゆり
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松島のサーヨー瑞巌寺ほどの 寺もないトエー アレワエーエエトソーリャ 大漁だエー
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石川さゆり
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夜明け間近 北の海は 波も荒く 心細い旅の女 泣かせるよう
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石川さゆり
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波止場しぐれが 降る夜は 雨のむこうに 故郷が見える ここは瀬戸内
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石川さゆり
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好きと云はれりや誰にでも からだをひらくをんなだと 世間がわちきを嘲笑ふのを 知らぬわけではありんせん だけどこの命
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石川さゆり
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蚊帳の中から 花を見る 咲いて はかない 酔芙蓉
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石川さゆり
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笑っちゃいますか 浮気されて 笑っちゃいますか 涙ウルウル 許しちゃうのが女だと?
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石川さゆり
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泥棒猫呼ばわりか 人聞きの悪い事を 云うじゃあないか 箆棒め言い掛りよ あのひとは春猫さ
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石川さゆり
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わたしゃ真室川の梅の花 コリャ 貴方また この町の鴬よ 花の咲くのを待ちかねて
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石川さゆり
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ここの山の 刈干しゃすんだよ あすはたんぼで 稲かろかよ
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石川さゆり
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何をくよくよ川端柳 焦がるるなんとしょ 水の流れを見て暮らす 東雲のストライキ さりとはつらいね
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石川さゆり
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木曽のナー 仲乗りさん 木曽の御嶽さんは ナンジャラホイ 夏でも寒い
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石川さゆり
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火を抱いて 闇の中 月の出を 待っている 恋しさに
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石川さゆり
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あなた なしでも 生きられる そんな女に なりたいと
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石川さゆり
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箱根山 昔ゃ背で越す 駕籠で越す 今じゃ寝ていて 汽車で越す
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石川さゆり
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男はいつも 嘘をつくのが下手だから やさしさがいつも この胸えぐってた 海は荒波
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石川さゆり
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浮草ぐらしと あなたが笑う 肩に舞うよな 露地しぐれ なにも
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石川さゆり
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連れて逃げてよ 地の果てまでも ふたり一から 出直しましょう 親が認めて
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石川さゆり
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梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳やなやなよなよ 風しだい 山吹や浮気で
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石川さゆり
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ぽつりぽつり ひとつの傘にふたり 並んで歩く ゆっくり
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石川さゆり
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上手に口説いて くれたなら 今すぐ返事が 出来るのに 大事な時には
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石川さゆり
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貼り紙ひとつで 港の酒場に 荷物をほどいて もう六月 小雪がちらちら
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石川さゆり
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あなたが帰る その淋しさに 情けかけあう 橋がない 今は他人で
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石川さゆり
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渡る世間の 冷たさつらさ こぼす涙の しょっぱさにがさ なんのかんのと
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石川さゆり
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愛してなくて よかったと たたく背中の いとしさ憎さ こぶしの
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石川さゆり
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波打つ浜辺に 海鳥の影 時は小舟のよう 沖へと向かう
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石川さゆり
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闇にさえ 桜は咲いて 散らして散らない 恋ごころ 慕っては
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石川さゆり
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(セリフ) 私たち 昭和から飛んできた つばめなのね…
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石川さゆり
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夢の続きが あるのなら 連れて逃げると 言った人 川の流れが
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石川さゆり
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白い牙むき出して 大波が砕け散る 哭きつのる海風と 降りしきる雪 無邪気なような
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石川さゆり
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蒼く光る滑走路 星に向って飛び立つ 窓の外を見下ろせば 街の灯が遠のく わたしにすれば若い日
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石川さゆり
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みんな知ってる あんたのことは ガキの頃から 腕白で 傷のたえないデボチン
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石川さゆり
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三味線ブギーで シャシャリツシャンシャン さあさ 踊ろよブギウギ浮き浮き 浮いた浮いたよ
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石川さゆり
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雨の降る夜は 人恋しくて 夢がぬれます ネオンがしみる とんでゆきたい
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石川さゆり
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私これで帰りますと 席を立った 急にたずね すみませんと 頭下げた
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石川さゆり
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雁木抜ければ つま折れ笠に 雪が頬打つ 風が泣く 手引きのこの子も
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石川さゆり
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青柳の かげに誰やら 居るわいな 人じゃござんんせぬ 朧おぼろ月夜のエー
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石川さゆり
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ちり紙につつんだ 足の爪 後生大事に 持ってます あんたに逢いたくなったなら
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石川さゆり
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空見上げ 歩いたら涙 頬をつたってる あなたには境界線なぜか 越えて行けたの
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石川さゆり
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あんたのポッケの 懐中時計 針を江戸まで 巻きもどしゃ 土佐の高知の
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石川さゆり
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風の歌聴こえる この街を歩いて 季節をいくつ 数えたの 夕暮れ空見上げた
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石川さゆり
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朝だ船出だ 錨を上げろ 沖じゃ秋刀魚が 待っている。 陸で手をふる
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石川さゆり
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言いたいことがあるからと あんた一升 からにした 北の居酒屋「花いちもんめ」 酔ってつぶれる
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石川さゆり
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ひとつコタツに 情けのふとん ふたつ違いの 妻ある人と 三月三年
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石川さゆり
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出がけ半升 上がって二升 長良の萬サ 仕事酒 土手のさくらが
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石川さゆり
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格子づくりに 御神燈さげて 兄貴ゃうちかと 姐御に問えば 兄貴ゃ二階で
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石川さゆり
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思い出の 故郷は 風に運ばれてく花びらの 恋心 巡る季節
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石川さゆり
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ウイスキーがお好きでしょ もう少ししゃべりましょ ありふれた 話でしょ それで
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石川さゆり
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花は見るもの薫るもの パット 踊りは踊るもの 水の都に 世界の花が
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石川さゆり
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心がこなごな こわれた私 体もさらさら 砂になりたい 春になっても
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石川さゆり
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なんじゃもんじゃの 弱虫キノコ こころの日陰に すぐはえる レシピはいらない
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石川さゆり
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愛の歓び 花にして かぎりを知らぬ 夢を編み 天のおくつき
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石川さゆり
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きみのこころは何色ですか 木々の緑とするならば 新緑萌える里の山 育ててくれた愛を忘れない 愛ある人になるでしょう
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石川さゆり
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勝った敗けたと 世間はいうが 生きてりゃ山あり 谷もある どんなときにも
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石川さゆり
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いちばんお好きな 場所は何処です? わたしの答えを あなたは待たずに 谷中というか
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石川さゆり
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夏は過ぎ 胸に残る唄ひとつ あのひとと 唄った 唄がひとつ
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石川さゆり
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ふったふられたのって ぐちゃぐちゃ言っても切ないし ここでしょげてちゃ 日本の明日はどうなるの 飲んじゃえ
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石川さゆり
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出雲崎から 荒海見れば 遠くにかすむ 佐渡ヶ島 今ごろあなたは
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石川さゆり
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誰にとっても特別な季節に 日常の花を咲かせたい 土の中でそっと芽生く 例えば 薄紅の花
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石川さゆり
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侘助は白い花 雪よりも かなしみよりも 白い花 あなたを
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石川さゆり
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黒地に白く 染めぬいた つばさをひろげた 鴎の絵 翔んで行きたい
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石川さゆり
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ストトン ストトンと通はせて 今さら厭とは胴慾な 厭なら厭だと最初から言へば ストトンで
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石川さゆり
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若さあふれる元気者 仮設団地の見守り隊 ひとりでいないで集うこと やっぺす石巻 ここにあり
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石川さゆり
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夕顔の花影に あなたを見たその日から わたしは恋に落ちました あなたを思い
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石川さゆり
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いくつか恋もしました 傷付いた日もあります 次に恋するなら気楽な 深入りしないものをと 決めてた筈が駄目です
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石川さゆり
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頬よせて あなたと 沈む夕日を 見つめていたい ルルルルルル…
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石川さゆり
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小雨にけむる 山あいの ほのかにゆれる 湯の町あかり 思い出のこる
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石川さゆり
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十五は 胸を患って 咳きこむたびに 血を吐いた 十六
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石川さゆり
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ふたりの名前を ボトルに描いた 相合傘は まだありますか 逢いたいの
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石川さゆり
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やめて やめないで ちょっと待って ちゃんと星空に誓って
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石川さゆり
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好きだった 好きだった 嘘じゃなかった 好きだった こんな一言
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石川さゆり
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あの山越えて まだ見ぬ向こう側へ 何が在るのか知らない 突き止めたい 歩いても止っても全然進めないのなら
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石川さゆり
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海猫が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた
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石川さゆり
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二百十日の 嵐が過ぎて 鰯雲いろづく 空になる 遠く聞こえる
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石川さゆり
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お酒飲まなきゃ いい人なのに いい人なのに 酒があんたを また変える
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石川さゆり
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三日三晩の 祭ばやしがふと止んで 秋風が身にしむ夜に 最後の花火 これでもう何の
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石川さゆり
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空を見上げる時 兵隊は遠い故郷を思う 空を見上げる時 女生徒はお下げを結う 空を見上げる時
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石川さゆり
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ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ あなたの言葉が
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石川さゆり
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ビルが見える教室で ふたりは机、並べて 同じ月日を過ごした 少しの英語と、バスケット、そして 私はあなたと恋を覚えた
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石川さゆり
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長崎名物 はた揚げ 盆まつり 秋はお諏訪のシャギリで 氏子がぶうらぶら
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石川さゆり
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やさしさを求めて この町まできたの ほんとの自分を さがすため 鳥や風の歌に
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石川さゆり
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港のはずれの "紫陽花"は 今夜かぎりで 店じまい ありがと新ちゃん
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石川さゆり
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こんな哀しい 別れでも 恨みはしません 好きだから たんぽぽの
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石川さゆり
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波が鳴くのか 海が鳴る こころのなかも 闇になる 惚れた挙句の
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石川さゆり
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酔ったみたいと 揺れながら ガラスの街の とまり木で おとぎばなしも
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石川さゆり
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秋の長雨に くさくさしますね 寒くはないけど 心がふるえます
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石川さゆり
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ジェラシー 愛の言葉は 愛の裏側 ジェラシー
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石川さゆり
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おおつごもりの 年の瀬に 百と八つの 除夜の鐘 雪のお江戸に
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石川さゆり
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我は海の子 大地の子 嵐に耐えて 凛と咲く 緑のふるさと
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石川さゆり
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あんた... 肩を落としたって しょうがない この世の中さ 色々な事があるじゃない
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石川さゆり
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浪士の人の 心の中は 遊女が覗けぬ 井戸がある 釣瓶を落として
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石川さゆり
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昨夜は枯れ葉が たくさん落ちて 今朝は 初雪降るそうな 雪丸火鉢の
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石川さゆり
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南に向いてる窓を明け 一人で見ている 海の色 美しすぎると 怖くなる
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石川さゆり
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谷中銀座の 石段に 点る灯りの あたたかさ 裸の付き合い
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石川さゆり
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風よ 風よ あゝゝ… 島影が見えたのは
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石川さゆり
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添い遂げようと 決めたのだから どんなささいな 秘密も嫌なの どこもここもが
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石川さゆり
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南の風に 誘われて 旅立つ私を 許して下さい
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石川さゆり
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一年 そして 二年 三年越しの 恋は重い
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石川さゆり
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ハアー 春の始めに この家旦那様サ 七福神がお供して コラ
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石川さゆり
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ワインを飲みましょう おしゃべりな今宵に 赤白ロゼ それぞれの 葡萄を選んで
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石川さゆり
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小雨が小雪に 変る夜は 忘れた誰かを 思い出す 迷い鳥よと
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石川さゆり
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咲いていいですか 北の街で 咲いていいですか 赤い浜なす 恋はしないと
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石川さゆり
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もういいかい……まぁだだよ 夏と秋と 夏と秋が 隠れんぼしてる
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石川さゆり
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娘儚く女一色 貴方はいつもの過去語り… 心さんざめく忘れな草 本当の幸せなんですか?
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石川さゆり
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糸のほつれた人形や 色とりどりのガラス玉 畳の上に並べては ひとり遊びする幼い子
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石川さゆり
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船が港に 着いた夜は 街に立つ女には 書き入れ時なの ミンクを襟に
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石川さゆり
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待っていてください 今しばらく おいて行かないでください あなたと私が一つなら。 歌もとどかないような
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石川さゆり
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賑やかに 笑って一生 泣くのも一生 どちらかというなら 笑って暮らす
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石川さゆり
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銀河を砕くように桜散る ひらひら盃に浮かばせて 映る月日を飲み干すように 不意にあなたは去ってゆく しあわせか
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石川さゆり
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東京の 屋根の下に住む 若い僕等は しあわせもの 日比谷は
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石川さゆり
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月の出を待ちながら 君のことぼんやりと想ってる 人はなぜ恋をして 哀しみを知るんだろ
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石川さゆり
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春はあなたと 花見酒 夜桜の下 寝そべって あなたとまったり
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石川さゆり
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寂れた町の 浜辺にたたずみ 砂遊びする 子供をみていた 波に
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石川さゆり
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想い出します かくれんぼ 日暮れ近づく 露地の道 好きなあなたが
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石川さゆり
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契らぬ恋でも 罪ですか 比叡おろしの 吹きさらし つれて行ってよ
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石川さゆり
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夏は、あまく すっぱい林檎飴 赤い鼻緒で駆けてきた 私の額をひとさし指で あなた
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石川さゆり
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内緒ばなしよ 占いさん 恋をしてます 私の恋を占って 彼が本気か
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石川さゆり
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降りしきる 雨の吐息に 濡れて傾く 沈丁花 許されぬ
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石川さゆり
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青い月夜の 散歩道 二人の影が ゆれている ゆれてこのまま
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石川さゆり
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エー奴さん どちらゆく 旦那を迎えに さても寒いのに 供揃
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石川さゆり
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虫の音を とめて嬉しき庭づたい あくる紫折戸 桐一葉 ええ憎らしい秋の空
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石川さゆり
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涕くのはお止しよ 涕かないで あの彼 怨んじゃ 惨めだよ
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石川さゆり
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海をわたって 乾いた風が オリーブの花 揺らして行くわ あなたが育った
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石川さゆり
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通天閣まで 泣き出すような 浪花の町に にわか雨 止まない雨など
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石川さゆり
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人の言葉は当てにならない 流す涙も仮面の涙 ああ 抱擁の時の時ー くらり
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石川さゆり
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都会の灯りが きらめきを増す頃に ふいにこころを横切る 面影
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石川さゆり
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Love squall It's my love
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石川さゆり
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暑いから離れて歩けよと あんたの背中が ふくれっ面してる だめですよ そんなふりしても
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石川さゆり
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いつか忘れていった こんなジタンの空箱 ひねり捨てるだけで あきらめきれるひと そうよ
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石川さゆり
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ボート一つで 太平洋を 渡るつもりで 海に出た。 築地港から
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石川さゆり
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諦めようとしました 忘れる…ためらいました あなたは誰かを愛し 私はカゲロウになる
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石川さゆり
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霞掛かった靄の向こうの 霞掛かった靄の向こうに 霞掛かった靄の向こうを 越える霞があるやなしやと
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石川さゆり
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軒端の鉢植え 紫蘭の花は むらさき薄紅 涙の花よ 昨夜も移り香
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石川さゆり
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咲くも花なら 散るのも花よ 散った私が 馬鹿みただけで 涙ながした
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石川さゆり
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幾重にも着重ねて 色づく夏に 嵐に散る花の 今宵のしどけなさ 歌うは海猫か
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石川さゆり
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夏の終わりの花火 遠い昔を思い出す 街の外れで二人で見たね 兄貴みたいな幼なじみ あれからあなたは何処に行き
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石川さゆり
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真っ白な 雪道に 春風香る わたしは なつかしい
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石川さゆり
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メランコリックラブ 今夜はひとり ホテルのバーで飲んでます あなたとよく飲んだ 薄めのハイボール
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石川さゆり
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陸奥の海風 横なぐり 馬のたてがみ 凍りつく 草をかじって
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石川さゆり
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浮かぶも沈むも ふたりは一つ あなたの言葉に 泣きました 日陰の庭にも
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石川さゆり
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唐紅の 彼岸花 簪にして 風流だねと 笑う男
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石川さゆり
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こんなところで逢うなんて 嘘みたい 熱い運命感じて…… 仕舞い込んでた恋心 さぐりあう
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石川さゆり
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襦袢の裾に 蛍が止まる 止まる蛍が 盆を呼ぶ 抱かれて熱い
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石川さゆり
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枕あかりに身を灼いて どこへ飛びたい 糸とんぼ 二度も三度も諦めた つらい恋なのに…
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石川さゆり
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髪に飾った あやめの花の 青が似合うと 言ったひと 涙岬に
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石川さゆり
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水と空が 夕陽に溶け合う 赤い海原 舟は行くよ この身をきしませ
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石川さゆり
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頼りないのと しっかり女房 水と油で あぁ… もちはしないと
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石川さゆり
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固いベッドに 身を横たえて 息も細々 夢をみる 死ぬ気
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石川さゆり
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だまされましたと 私が言えば 似た者どうしと あなたが笑う 借りもの世帯が
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石川さゆり
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火を抱いて 闇の中 月の出を 待っている 恋しさに
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石川さゆり
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ブーゲンビリア 咲き乱れて その向こうは 海ばかり そっと肩を
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石川さゆり
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どこへ行けばいいの 胸に雪が刺さる 恋路の行方はどこ 心とじこめて 波も凍りつく
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石川さゆり
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帰りましょう 日本海を背負って 帰りましょう わたしの想いの
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石川さゆり
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花のいのちが 一日のびれば 恋のいのちも 一日のびる 花供養を
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石川さゆり
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私にいけない ところがあれば 直してみせます 望むまま 愛する人に
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石川さゆり
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あなたのことを いろいろ悪く 聞かせる人が いるけれど 疑うことは
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石川さゆり
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この世にさよならする前に もう一度君に会いたいと 何十年ぶりなのに たった二行の 突然のあなたからの手紙
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石川さゆり
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ふる里に 帰ろう 心許せる 友もいるし 母の匂いが
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石川さゆり
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夜明け直近の北の空は 渡る鳥さえ凍りつく 渡る鳥さえ凍りつく 遠くに見える山並みに かすかに白く残雪光る
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石川さゆり
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ローソク2本 ケーキに立てて 二人で祝う クリスマス・イヴ ざわめく街に
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石川さゆり
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火事と喧嘩は江戸の華 てやんでぇ べらんめぇ 負けらんねぇ 粋な兄さんが切る啖呵
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石川さゆり
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草と寝て 露に濡れてる 果報をもって 何が不足で 虫は鳴く
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石川さゆり
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しげく逢ふのは 互いの毒と 承知しながら 逢いとうて どうしても逢わずにゃいられない
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石川さゆり
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エンヤコラ イエーイエー ドッコイセ エー
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石川さゆり
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ぎゅっと腕を絡めていても 別々の景色を見てる だけど二人 何度生まれ変わっても同じ...
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石川さゆり
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あなたの隣に くっついて ひまわり色の シャツを着て 無口なヒトねと
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石川さゆり
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あんたの 背中にすがりつき 「行っちゃ嫌よ」と 泣きながら 夜汽車
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石川さゆり
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ふわりふわり 雪道に 小さく咲いた 冬しらず 寒い夜も
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石川さゆり
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春は壬生寺 念仏狂言 夏は送り火 孟蘭盆会 殼を背負ってる
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石川さゆり
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風は何を歌うのでしょう 生まれた山の悲しみか 流れる雲のはかなさか 風は心があるように いつも歌っているのです
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石川さゆり
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昔おじいがよ サバニにゆられてよ 渡るこの海の 海の美しゃよ
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石川さゆり
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さりげないほほ笑みに 心ときめき ふりむく季節の 風がうれしい しあわせの形は
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石川さゆり
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ほろほろと 泣きあかし 空見上げれば青々と 澄みわたる 夜に
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石川さゆり
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手のひらに 書く度ごとの 愛の文字 あなた一人に 飛んでいく
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石川さゆり
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海が時化れば 眠りも浅い まして オンボロ オンボロ船だよ
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石川さゆり
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ああ 私 もう冬に 生きたくありません 春夏秋秋
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石川さゆり
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白山おろしの 風にのり 雪ふり虫がきたという 愛しい人の その胸に
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石川さゆり
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私が着いたのは ニューオリンズの 朝日楼という名の 女郎屋だった
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石川さゆり
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目覚めた世界のどこかで 今日もまた産声が上がる 眩しい朝陽と喜びに包まれながら ようこそ新たな命
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石川さゆり
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好きだったら 臆病になる 恋みたいに 躊躇うなら Ah
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石川さゆり
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いつか微笑むときには 消えてゆくでしょう 瞳の中 枯れる秋の
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石川さゆり
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なんだ なんだ なんだネー あんな男の ひとりやふたり
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石川さゆり
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猫じゃ猫じゃとおっしゃいますが 猫が 猫が足駄はいて 絞りの浴衣で来るものか オッチョコチョイノチョイ
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石川さゆり
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さぁさ浮いた浮いた ヤートヤトヤト 火事と喧嘩は江戸の華 から
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石川さゆり
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海と別れたら 女房に なってあげると 振り返りゃ 空に妾を抱きあげて
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石川さゆり
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きらきらり 春 あぜ道 漕ぎ出した自転車 あなたの手から離れ
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石川さゆり
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ねえ どうしたの 久しぶりだね あれ? ひとりなの
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石川さゆり
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だって なにが哀しいかって 言ってもさ あの人が 生きようが
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石川さゆり
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見覚えのある レインコート 黄昏の駅で 胸が震えた はやい足どり
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石川さゆり
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たどり着けば そこは いつか来た道 同じ雨に打たれて 同じ石につまずく
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石川さゆり
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谷中銀座のお店屋さんに 買物ついでに寄り道したと 練馬の叔母ちゃん いつだって ちょんまげ芋と見合いの写真
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石川さゆり
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一歩踏みだし もつれる足に カラコロ カラコロ カラコロ
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石川さゆり
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登り坂だけ見たら 心は重い だけどその先必ず 明日が見える 恋につまずきながら
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石川さゆり
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待ちくだびれて 宵おぼろ あの娘の顔も わからない 俺がこれほど
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石川さゆり
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斜めに構えて 見得をきる 憂き世という名の 花道で 筋書きどおりにいく筈が
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石川さゆり
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幼い頃からふりむけば いつでもそばに歌があった ひとりぼっちで泣いた日も 別れ話の旅の夜も ああ
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石川さゆり
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別れの しるしに あなたの 手のひらに 白いハンカチ
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石川さゆり
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強い化粧が くせになり 派手な衣装が くせになり 夜の名前を
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石川さゆり
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あなたに逢った その日のうちに あげてもいいと 思ってた いいじゃない
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