東ひがしへ走はしる夜汽車よぎしゃの音おとに
ついつい誘さそわれ家いえを出でて
気付きづいてみたら
一人ひとりぼっちで
見知みしらぬ街まちにいた
夢ゆめのように流ながれる月日つきひに
追おわれ追おわれ半歳はんとしすぎ
街まちの風かぜにも何なんとか慣なれた
ひとりすましていたが
心こころの中なかまで
吹ふき込こむ風かぜが
思おもい出での風鈴ふうりん
ゆらします
故郷ふるさと 未いまだ忘わすれ難がたく
酒さけさえ飲のまなきゃ
やさしい父親おやじ
故郷ふるさと 未いまだ忘わすれ難がたく
殴なぐられた痛いたみも
忘わすれました
雨あめの降ふる日ひに
とどいた手紙てがみ
久ひさし降ぶりのあなたから
忘わすれかけた人ひとだからと
なつかしさだけで
読よみ出だすと
三年さんねんたったら
帰かえって来きてね
インクの文字もじが
にじんでいます
故郷ふるさと 未いまだ忘わすれ難がたく
俺おれのことなど
忘わすれておくれ
故郷ふるさと 未いまだ忘わすれ難がたく
手紙てがみを抱だきしめ
泣なきました
東higashiへhe走hashiるru夜汽車yogisyaのno音otoにni
ついついtsuitsui誘sasoわれware家ieをwo出deてte
気付kiduいてみたらitemitara
一人hitoriぼっちでbotchide
見知mishiらぬranu街machiにいたniita
夢yumeのようにnoyouni流nagaれるreru月日tsukihiにni
追oわれware追oわれware半歳hantoshiすぎsugi
街machiのno風kazeにもnimo何nanとかtoka慣naれたreta
ひとりすましていたがhitorisumashiteitaga
心kokoroのno中nakaまでmade
吹fuきki込koむmu風kazeがga
思omoいi出deのno風鈴fuurin
ゆらしますyurashimasu
故郷furusato 未imaだda忘wasuれre難gataくku
酒sakeさえsae飲noまなきゃmanakya
やさしいyasashii父親oyaji
故郷furusato 未imaだda忘wasuれre難gataくku
殴naguられたrareta痛itaみもmimo
忘wasuれましたremashita
雨ameのno降fuるru日hiにni
とどいたtodoita手紙tegami
久hisaしshi降buりのあなたからrinoanatakara
忘wasuれかけたrekaketa人hitoだからとdakarato
なつかしさだけでnatsukashisadakede
読yoみmi出daすとsuto
三年sannenたったらtattara
帰kaeってtte来kiてねtene
インクinkuのno文字mojiがga
にじんでいますnijindeimasu
故郷furusato 未imaだda忘wasuれre難gataくku
俺oreのことなどnokotonado
忘wasuれておくれreteokure
故郷furusato 未imaだda忘wasuれre難gataくku
手紙tegamiをwo抱daきしめkishime
泣naきましたkimashita