牙きばのない奴やつぁ
男おとこじゃないと
燃もやす こころは
狼おおかみだった
夢ゆめに喰くいつき
投なげ飛とばされて
今日きょうは負まけ
明日あしたは勝かつと
からだで知しった
命いのちのおもさ
傷きずのいたみが
道標みちしるべ
ひとの情なさけに
救すくわれながら
いらぬ お世話せわと
云ゆう奴やつがいる
馬鹿ばかを笑わらって
利口りこうが目立めだつ
こんな世よを
さ迷まよい歩あるく
狼おおかみだけに
降ふる なみだ雨あめ
濡ぬれりゃ ぬくもる
灯ひが欲ほしい
一ひとつ命いのちを
十とおにも刻きざみ
はぐれ狼おおかみ
人生荒野じんせいこうや
吠ほえて削けずれた
夢抱ゆめだきながら
歳月としつきを
ただ噛かみしめる
曲まがっちゃいても
真まっすぐ生いきた
おれの足跡あしあと
誰たれが知しる
牙kibaのないnonai奴yatsuぁa
男otokoじゃないとjanaito
燃moやすyasu こころはkokoroha
狼ookamiだったdatta
夢yumeにni喰kuいつきitsuki
投naげge飛toばされてbasarete
今日kyouはha負maけke
明日ashitaはha勝kaつとtsuto
からだでkaradade知shiったtta
命inochiのおもさnoomosa
傷kizuのいたみがnoitamiga
道標michishirube
ひとのhitono情nasaけにkeni
救sukuわれながらwarenagara
いらぬiranu おo世話sewaとto
云yuうu奴yatsuがいるgairu
馬鹿bakaをwo笑waraってtte
利口rikouがga目立medaつtsu
こんなkonna世yoをwo
さsa迷mayoいi歩aruくku
狼ookamiだけにdakeni
降fuるru なみだnamida雨ame
濡nuれりゃrerya ぬくもるnukumoru
灯hiがga欲hoしいshii
一hitoつtsu命inochiをwo
十tooにもnimo刻kizaみmi
はぐれhagure狼ookami
人生荒野jinseikouya
吠hoえてete削kezuれたreta
夢抱yumedaきながらkinagara
歳月toshitsukiをwo
ただtada噛kaみしめるmishimeru
曲maがっちゃいてもgatchaitemo
真maっすぐssugu生iきたkita
おれのoreno足跡ashiato
誰tareがga知shiるru