江戸えどの喧嘩けんかは
この俺おれが
はばかりながら
引ひき受うけた
義理ぎりと人情にんじょうに
命いのちをはって
野暮やぼなご意見いけん
まっぴらごめん
きった啖呵たんかも
しびれます
男幡随院おとこばんずいいん
仁王立におうだち
持もって生うまれた
この性根しょうね
いまさらどうなる
曲まがらない
燃もやしつくして
世間せけんの為ために
浮うかれ色香いろかは
まっぴらごめん
なまじ未練みれんな
隅田河岸すみだがし
男幡随院おとこばんずいいん
にが笑わらい
登のぼり坂ざかやら
下くだり坂ざか
知しっててまさかの
坂さかを行いく
地獄参じごくまいりは
承知しょうちのうえさ
よせヨ涙なみだは
まっぴらごめん
向むけた背中せなかの
裏うらで泣なく
男幡随院おとこばんずいいん
ひとり旅たび
江戸edoのno喧嘩kenkaはha
このkono俺oreがga
はばかりながらhabakarinagara
引hiきki受uけたketa
義理giriとto人情ninjouにni
命inochiをはってwohatte
野暮yaboなごnago意見iken
まっぴらごめんmappiragomen
きったkitta啖呵tankaもmo
しびれますshibiremasu
男幡随院otokobanzuiin
仁王立nioudaちchi
持moってtte生uまれたmareta
このkono性根syoune
いまさらどうなるimasaradounaru
曲magaらないranai
燃moやしつくしてyashitsukushite
世間sekenのno為tameにni
浮uかれkare色香irokaはha
まっぴらごめんmappiragomen
なまじnamaji未練mirenなna
隅田河岸sumidagashi
男幡随院otokobanzuiin
にがniga笑waraいi
登noboりri坂zakaやらyara
下kudaりri坂zaka
知shiっててまさかのttetemasakano
坂sakaをwo行iくku
地獄参jigokumaiりはriha
承知syouchiのうえさnouesa
よせyoseヨyo涙namidaはha
まっぴらごめんmappiragomen
向muけたketa背中senakaのno
裏uraでde泣naくku
男幡随院otokobanzuiin
ひとりhitori旅tabi