故郷くにを追おわれた
赤城あかぎを追おわれた
上州鴉じょうしゅうがらす
明日あすのねぐらは
ないものを
アー 寒さむいな
背中せなかに空ッ風からっかぜ
破やぶれ合羽がっぱの 破やぶれ合羽がっぱの
追おわれ旅たび
なまじ未練みれんに
見返みかえる 峠路とうげじ
月つきさえ うるむ
声こえにならない
ひとり言ごと
アー いつかは
落葉おちばの露つゆか
泣なくな運命さだめの
泣なくな運命さだめの 無宿旅むしゅくたび
みぞれまじりか
草鞋冷わらじつめたい コハゼが痛いたい
抱だいた長脇差ながどす
また重おもい
アー いつまで
この身みは遠とおい
男忠治おとこちゅうじの 男忠治おとこちゅうじの
流転笠るてんがさ
故郷kuniをwo追oわれたwareta
赤城akagiをwo追oわれたwareta
上州鴉jousyuugarasu
明日asuのねぐらはnoneguraha
ないものをnaimonowo
アaー 寒samuいなina
背中senakaにni空ッ風karakkaze
破yabuれre合羽gappaのno 破yabuれre合羽gappaのno
追oわれware旅tabi
なまじnamaji未練mirenにni
見返mikaeるru 峠路tougeji
月tsukiさえsae うるむurumu
声koeにならないninaranai
ひとりhitori言goto
アaー いつかはitsukaha
落葉ochibaのno露tsuyuかka
泣naくなkuna運命sadameのno
泣naくなkuna運命sadameのno 無宿旅musyukutabi
みぞれまじりかmizoremajirika
草鞋冷warajitsumeたいtai コハゼkohazeがga痛itaいi
抱daいたita長脇差nagadosu
またmata重omoいi
アaー いつまでitsumade
このkono身miはha遠tooいi
男忠治otokochuujiのno 男忠治otokochuujiのno
流転笠rutengasa