「僕ぼくは今いまどこにいるのだろう」
そんな立たち位置いちなど
たいして興味きょうみはない
対ついになる棘とげたち
頼たよりなど はじめから
持もち合あわせていない
穏おだやかさなどは きっと
味あじわうことはない
ahアー そうして重おもみを伏ふせても
交まじわうことはできぬ
愛あいすべき 連つれ人びと
悲かなしみもつのはそう 僕ぼくの
残のこるわずかな強つよさ
君きみの幻見まぼろしみる
一人ひとりなど怖こわくない
…そっとつぶやいた
昔むかし、僕ぼくの母ははが言いってた
「ここには なにもない
探さがし物ものは 私達わたしたち
なにも持もっていない」
せめて底そこへ 沈しずまぬためにも
未知みちなる種たねをもった
君きみの後うしろ姿すがた…
壊こわれかけてた 夢ゆめを繋つなぎ
今日きょうを無事ぶじに終おわろう
君きみを取とり囲かこんで
唯一ゆいいつの糧かてにする
…そっとつぶやいた
君きみが幸しあわせ掴つかむように
偽日にせびになり 祈いのろう
少すこしの念ねんこぼし
その先さきに残のこるのは
呼吸こきゅうのあとだけ…
「僕bokuはha今imaどこにいるのだろうdokoniirunodarou」
そんなsonna立taちchi位置ichiなどnado
たいしてtaishite興味kyoumiはないhanai
対tsuiになるninaru棘togeたちtachi
頼tayoりなどrinado はじめからhajimekara
持moちchi合aわせていないwaseteinai
穏odaやかさなどはyakasanadoha きっとkitto
味ajiわうことはないwaukotohanai
ahâ そうしてsoushite重omoみをmiwo伏fuせてもsetemo
交majiわうことはできぬwaukotohadekinu
愛aiすべきsubeki 連tsuれre人bito
悲kanaしみもつのはそうshimimotsunohasou 僕bokuのno
残nokoるわずかなruwazukana強tsuyoさsa
君kimiのno幻見maboroshimiるru
一人hitoriなどnado怖kowaくないkunai
…そっとつぶやいたsottotsubuyaita
昔mukashi、僕bokuのno母hahaがga言iってたtteta
「ここにはkokoniha なにもないnanimonai
探sagaしshi物monoはha 私達watashitachi
なにもnanimo持moっていないtteinai」
せめてsemete底sokoへhe 沈shizuまぬためにもmanutamenimo
未知michiなるnaru種taneをもったwomotta
君kimiのno後ushiろro姿sugata…
壊kowaれかけてたrekaketeta 夢yumeをwo繋tsunaぎgi
今日kyouをwo無事bujiにni終oわろうwarou
君kimiをwo取toりri囲kakoんでnde
唯一yuiitsuのno糧kateにするnisuru
…そっとつぶやいたsottotsubuyaita
君kimiがga幸shiawaせse掴tsukaむようにmuyouni
偽日nisebiになりninari 祈inoろうrou
少sukoしのshino念nenこぼしkoboshi
そのsono先sakiにni残nokoるのはrunoha
呼吸kokyuuのあとだけnoatodake…