昔むかし、僕ぼくはこの池いけのほとりの 1本いっぽんの木きだったかもしれない
遠とおい空そらへ手てを伸のばし続つづけた やるせない木きだったかもしれない
あの雨あめが降ふってくる
僕ぼくは思おもい出だす 僕ぼくの正体しょうたいを
昔むかしから降ふってくる なつかしく降ふってくる
昔むかし、僕ぼくはこの海うみのほとりの 1匹いっぴきの魚うおだったかもしれない
話はなしかける声こえを持もとうとした 寂さみしがる魚うおだったかもしれない
あの雨あめが降ふってくる
僕ぼくは思おもい出だす 僕ぼくの正体しょうたいを
昔むかしから降ふってくる なつかしく降ふってくる
昔むかし、大おおきな恐竜きょうりゅうも 昔むかし、小ちいさな恐竜きょうりゅうも
同おなじ雨あめを見みあげたろうか 同おなじ雨あめにうなだれたのだろうか
あの雨あめが降ふってくる
昔むかしから降ふってくる
昔むかし、僕ぼくはこの崖がけの極きわみの 1粒ひとつぶの虫むしだったかもしれない
地平線ちへいせんの森もりへ歩あるきだした 疑うたがわない虫むしだったかもしれない
あの雨あめが降ふってくる
僕ぼくは思おもい出だす 僕ぼくの正体しょうたいを
昔むかしから降ふってくる なつかしく降ふってくる
あの雨あめが降ふってくる
なつかしく降ふってくる
昔mukashi、僕bokuはこのhakono池ikeのほとりのnohotorino 1本ipponのno木kiだったかもしれないdattakamoshirenai
遠tooいi空soraへhe手teをwo伸noばしbashi続tsuduけたketa やるせないyarusenai木kiだったかもしれないdattakamoshirenai
あのano雨ameがga降fuってくるttekuru
僕bokuはha思omoいi出daすsu 僕bokuのno正体syoutaiをwo
昔mukashiからkara降fuってくるttekuru なつかしくnatsukashiku降fuってくるttekuru
昔mukashi、僕bokuはこのhakono海umiのほとりのnohotorino 1匹ippikiのno魚uoだったかもしれないdattakamoshirenai
話hanaしかけるshikakeru声koeをwo持moとうとしたtoutoshita 寂samiしがるshigaru魚uoだったかもしれないdattakamoshirenai
あのano雨ameがga降fuってくるttekuru
僕bokuはha思omoいi出daすsu 僕bokuのno正体syoutaiをwo
昔mukashiからkara降fuってくるttekuru なつかしくnatsukashiku降fuってくるttekuru
昔mukashi、大ooきなkina恐竜kyouryuuもmo 昔mukashi、小chiiさなsana恐竜kyouryuuもmo
同onaじji雨ameをwo見miあげたろうかagetarouka 同onaじji雨ameにうなだれたのだろうかniunadaretanodarouka
あのano雨ameがga降fuってくるttekuru
昔mukashiからkara降fuってくるttekuru
昔mukashi、僕bokuはこのhakono崖gakeのno極kiwaみのmino 1粒hitotsubuのno虫mushiだったかもしれないdattakamoshirenai
地平線chiheisenのno森moriへhe歩aruきだしたkidashita 疑utagaわないwanai虫mushiだったかもしれないdattakamoshirenai
あのano雨ameがga降fuってくるttekuru
僕bokuはha思omoいi出daすsu 僕bokuのno正体syoutaiをwo
昔mukashiからkara降fuってくるttekuru なつかしくnatsukashiku降fuってくるttekuru
あのano雨ameがga降fuってくるttekuru
なつかしくnatsukashiku降fuってくるttekuru