離はなれるほどに 恋こいしさつのる
心こころはなんて あまのじゃく
列車れっしゃを何度なんどか 乗のり継ついで
熊野古道くまのこどうを ひとり旅たび
切きれぬ未練みれんに 振ふり向むけば
足あしを取とられる 木きの根道ねみち
女おんなは愛あいに 欲よくばりだから
重荷おもにになって いたみたい
ないものねだりの 悪わるいくせ
熊野古道くまのこどうは 石畳いしだたみ
消けしたつもりの 面影おもかげが
杉すぎの木立こだちに 見みえ隠がくれ
涙なみだの川かわを 何度なんどか渡わたり
女おんなは強つよく なると言いう
つまずきながらも また一歩いっぽ
熊野古道くまのこどうを 峠越とうげごえ
歩あるき通とおした その時ときが
きっと私わたしの ひとり立だち
離hanaれるほどにreruhodoni 恋koiしさつのるshisatsunoru
心kokoroはなんてhanante あまのじゃくamanojaku
列車ressyaをwo何度nandoかka 乗noりri継tsuいでide
熊野古道kumanokodouをwo ひとりhitori旅tabi
切kiれぬrenu未練mirenにni 振fuりri向muけばkeba
足ashiをwo取toられるrareru 木kiのno根道nemichi
女onnaはha愛aiにni 欲yokuばりだからbaridakara
重荷omoniになってninatte いたみたいitamitai
ないものねだりのnaimononedarino 悪waruいくせikuse
熊野古道kumanokodouはha 石畳ishidatami
消keしたつもりのshitatsumorino 面影omokageがga
杉sugiのno木立kodachiにni 見miえe隠gakuれre
涙namidaのno川kawaをwo 何度nandoかka渡wataりri
女onnaはha強tsuyoくku なるとnaruto言iうu
つまずきながらもtsumazukinagaramo またmata一歩ippo
熊野古道kumanokodouをwo 峠越tougegoえe
歩aruきki通tooしたshita そのsono時tokiがga
きっとkitto私watashiのno ひとりhitori立daちchi