もう帰かえろう
日暮ひぐれてゆくよ
何度なんども呼よんでみたけど 返事へんじがない
十数とおかぞえて
目めを開ひらいたら
知しらない景色けしきの中なかで
風かぜが前髪まえがみを巻まき上あげた
遠とおいビルの窓まどが
明あかり灯ともしてる
人ひとの欲望ゆめが 高たかく高たかく
空そらを突つき上あげる
もう帰かえろう
振ふり返かえったら
大人おとなになったあの子こが
駅えきの人混ひとごみに隠かくれてた
緑色みどりいろの電車でんしゃ
街まちを駆かけ抜ぬける
耳みみの奥おくで ずっとずっと
歌うたが続つづいてる
街まちは大おおきな手拡てひろげて
人ひとの限かぎりない夢ゆめを抱いだくよ
みんな眠ねむらせて 今夜こんやも
深ふかい悲かなしみも忘わすれさせて
もう帰かえろう
いつもの道みち
もう帰かえろう
日暮ひぐれてゆく
もうmou帰kaeろうrou
日暮higuれてゆくよreteyukuyo
何度nandoもmo呼yoんでみたけどndemitakedo 返事henjiがないganai
十数tookazoえてete
目meをwo開hiraいたらitara
知shiらないranai景色keshikiのno中nakaでde
風kazeがga前髪maegamiをwo巻maきki上aげたgeta
遠tooいiビルbiruのno窓madoがga
明akaりri灯tomoしてるshiteru
人hitoのno欲望yumeがga 高takaくku高takaくku
空soraをwo突tsuきki上aげるgeru
もうmou帰kaeろうrou
振fuりri返kaeったらttara
大人otonaになったあのninattaano子koがga
駅ekiのno人混hitogoみにmini隠kakuれてたreteta
緑色midoriiroのno電車densya
街machiをwo駆kaけke抜nuけるkeru
耳mimiのno奥okuでde ずっとずっとzuttozutto
歌utaがga続tsuduいてるiteru
街machiはha大ooきなkina手拡tehiroげてgete
人hitoのno限kagiりないrinai夢yumeをwo抱idaくよkuyo
みんなminna眠nemuらせてrasete 今夜konyaもmo
深fukaいi悲kanaしみもshimimo忘wasuれさせてresasete
もうmou帰kaeろうrou
いつものitsumono道michi
もうmou帰kaeろうrou
日暮higuれてゆくreteyuku