水面みなもを渡わたる 川風かわかぜが
胸むねを冷つめたく 吹ふき抜ぬける
心連こころつれ添そい 支ささえ合あい
乗のれば良よかった 恋こいの舟ふね……
鳴ないて誰呼だれよぶ 川千鳥かわちどり
無常むじょうの淵ふちの 浮うき世川よがわ
なんで二人ふたりを 引ひき離はなす
薄うすい肩先かたさき 黒くろい髪かみ
今いまもこの手てが おぼえてる……
連つれをさがすか 川千鳥かわちどり
悔くやんでみても 詫わびたとて
恋こいは泡沫うたかた 夢ゆめしずく
泣ないていないか ひとりきり
尽つきぬ憂うれいの 水車みずくるま……
飛とんで行ゆけない 川千鳥かわちどり
水面minamoをwo渡wataるru 川風kawakazeがga
胸muneをwo冷tsumeたくtaku 吹fuきki抜nuけるkeru
心連kokorotsuれre添soいi 支sasaえe合aいi
乗noればreba良yoかったkatta 恋koiのno舟fune……
鳴naいてite誰呼dareyoぶbu 川千鳥kawachidori
無常mujouのno淵fuchiのno 浮uきki世川yogawa
なんでnande二人futariをwo 引hiきki離hanaすsu
薄usuいi肩先katasaki 黒kuroいi髪kami
今imaもこのmokono手teがga おぼえてるoboeteru……
連tsuれをさがすかrewosagasuka 川千鳥kawachidori
悔kuyaんでみてもndemitemo 詫waびたとてbitatote
恋koiはha泡沫utakata 夢yumeしずくshizuku
泣naいていないかiteinaika ひとりきりhitorikiri
尽tsuきぬkinu憂ureいのino 水車mizukuruma……
飛toんでnde行yuけないkenai 川千鳥kawachidori