不安ふあんの波なみを鎮しずめる
癒いやしの香かおり纏まとい
張はりつめてた糸いと、緩ゆるめる
あのとき叫さけべなかった
言葉ことばをまた独ひとり堪こらえ
身体からだの中なか、反芻はんすうする
ただその微笑わらわぬ目元めもと
手ての平ひらの応こたえが
あたしだけのものだったら…あたしは
もう泣なかないでいられるのに 迷まよう
その手て、指ゆび そらした眼め
冷つめたい風かぜが吹ふく
"いとしい"と"すれ違ちがいあきらめ"を交互こうごに
行いき来きして 単純たんじゅんな変かわらぬ性格せいかくが
揺ゆれる そんな恋こい
ひとときだけの泡沫うたかた
聖域称せいいきしょうす屋根裏やねうらに
こっそり自分じぶんを委ゆだねる
"誰だれにも邪魔じゃまされぬよう"
願ねがい創つくりあげた 場所ばしょはまだ
薄うすくて脆もろい、危あやうい…
ジワリ刺さす横槍よこやりに疲つかれ果はて
背せを向むけた でも一番いちばん
煩わずらわしいものは…
小ちいさな傷拾きずひろいつなげてしまう意識いしきと
避さけるような反応はんのうに全ずべてを投なげやりにしてしまう衝動しょうどう
お願ねがい…
ずっとあたしだけと手てをつないでて
かたときも離はなれずにお互たがいを信しんじ合あい
泣なけるくらい抱だき合あって生いきていこう
あなたも そう口くちに出だしてよ
うまく伝つたわらない
素直すなおに響ひびかない
不安fuanのno波namiをwo鎮shizuめるmeru
癒iyaしのshino香kaoりri纏matoいi
張haりつめてたritsumeteta糸ito、緩yuruめるmeru
あのときanotoki叫sakeべなかったbenakatta
言葉kotobaをまたwomata独hitoりri堪koraえe
身体karadaのno中naka、反芻hansuuするsuru
ただそのtadasono微笑warawaぬnu目元memoto
手teのno平hiraのno応kotaえがega
あたしだけのものだったらatashidakenomonodattara…あたしはatashiha
もうmou泣naかないでいられるのにkanaideirarerunoni 迷mayoうu
そのsono手te、指yubi そらしたsorashita眼me
冷tsumeたいtai風kazeがga吹fuくku
"いとしいitoshii"とto"すれsure違chigaいあきらめiakirame"をwo交互kougoにni
行iきki来kiしてshite 単純tanjunなna変kaわらぬwaranu性格seikakuがga
揺yuれるreru そんなsonna恋koi
ひとときだけのhitotokidakeno泡沫utakata
聖域称seiikisyouすsu屋根裏yaneuraにni
こっそりkossori自分jibunをwo委yudaねるneru
"誰dareにもnimo邪魔jamaされぬようsarenuyou"
願negaいi創tsukuりあげたriageta 場所basyoはまだhamada
薄usuくてkute脆moroいi、危ayaういui…
ジワリjiwari刺saすsu横槍yokoyariにni疲tsukaれre果haてte
背seをwo向muけたketa でもdemo一番ichiban
煩wazuraわしいものはwashiimonoha…
小chiiさなsana傷拾kizuhiroいつなげてしまうitsunageteshimau意識ishikiとto
避saけるようなkeruyouna反応hannouにni全zubeてをtewo投naげやりにしてしまうgeyarinishiteshimau衝動syoudou
おo願negaいi…
ずっとあたしだけとzuttoatashidaketo手teをつないでてwotsunaidete
かたときもkatatokimo離hanaれずにおrezunio互tagaいをiwo信shinじji合aいi
泣naけるくらいkerukurai抱daきki合aってtte生iきていこうkiteikou
あなたもanatamo そうsou口kuchiにni出daしてよshiteyo
うまくumaku伝tsutaわらないwaranai
素直sunaoにni響hibiかないkanai