たった一ひとつだけ殺あやめたとしても
たった一ひとつだけ傷きずつけたとしても
裁さばかれない命いのちがここにあるよ
この手ての一番いちばんそばに
傷きずつけ合あうことはできても
その手ては握にぎれはしなくて
声こえはちゃんと聴きこえているのに
僕ぼくの鼓膜こまくは揺ゆれないの
もう少すこしだけ このまぶたに載のってて
いつだってそう 見みえるのは一人ひとりだけ
もう少すこしだけ その声震こえふるわせてて
「泣なきたいのに 泣なけぬなら 笑わらえばいい」
たった一ひとつだけ嫌きらわれたとしても
たった一ひとつだけ裏切うらぎられたとしても
君きみを離はなさない命いのちがあるんだよ
その手ての一番いちばんそばに
それを守まもっていけるのかな
失なくさないでいられるかな
失なくしたくても失なくせやしないよ
僕ぼくは僕ぼくをやめれないの
もう少すこしだけ このまぶたに載のってて
照てらし出だしても 見みえるのは一人ひとりだけ
もう少すこしだけ その声震こえふるわせてて
「泣なき出だしても 止やまぬなら 歌うたえばいい」
君きみは君きみを守まもれるかな 勇気ゆうきの使つかい方かたが分わかるかな
君きみはきっと苦手にがてだから できることは僕ぼくも手伝てつだうから
口くちだけは達者たっしゃなあいつはきっとね 恥はずかしがり屋やだから
鏡かがみには映うつらないけど 向むこう側がわで君きみを見みてるから
もう少すこしだけ このまぶたに載のってて
いつだってそう 映うつるのは一人ひとりだけ
もしかしてさ あの時ときの鏡かがみの
泣なき出だしそうな顔かおした あの僕ぼくは…
たったtatta一hitoつだけtsudake殺ayaめたとしてもmetatoshitemo
たったtatta一hitoつだけtsudake傷kizuつけたとしてもtsuketatoshitemo
裁sabaかれないkarenai命inochiがここにあるよgakokoniaruyo
このkono手teのno一番ichibanそばにsobani
傷kizuつけtsuke合aうことはできてもukotohadekitemo
そのsono手teはha握nigiれはしなくてrehashinakute
声koeはちゃんとhachanto聴kiこえているのにkoeteirunoni
僕bokuのno鼓膜komakuはha揺yuれないのrenaino
もうmou少sukoしだけshidake このまぶたにkonomabutani載noっててttete
いつだってそうitsudattesou 見miえるのはerunoha一人hitoriだけdake
もうmou少sukoしだけshidake そのsono声震koefuruわせててwasetete
「泣naきたいのにkitainoni 泣naけぬならkenunara 笑waraえばいいebaii」
たったtatta一hitoつだけtsudake嫌kiraわれたとしてもwaretatoshitemo
たったtatta一hitoつだけtsudake裏切uragiられたとしてもraretatoshitemo
君kimiをwo離hanaさないsanai命inochiがあるんだよgaarundayo
そのsono手teのno一番ichibanそばにsobani
それをsorewo守mamoっていけるのかなtteikerunokana
失naくさないでいられるかなkusanaideirarerukana
失naくしたくてもkushitakutemo失naくせやしないよkuseyashinaiyo
僕bokuはha僕bokuをやめれないのwoyamerenaino
もうmou少sukoしだけshidake このまぶたにkonomabutani載noっててttete
照teらしrashi出daしてもshitemo 見miえるのはerunoha一人hitoriだけdake
もうmou少sukoしだけshidake そのsono声震koefuruわせててwasetete
「泣naきki出daしてもshitemo 止yaまぬならmanunara 歌utaえばいいebaii」
君kimiはha君kimiをwo守mamoれるかなrerukana 勇気yuukiのno使tsukaいi方kataがga分waかるかなkarukana
君kimiはきっとhakitto苦手nigateだからdakara できることはdekirukotoha僕bokuもmo手伝tetsudaうからukara
口kuchiだけはdakeha達者tassyaなあいつはきっとねnaaitsuhakittone 恥haずかしがりzukashigari屋yaだからdakara
鏡kagamiにはniha映utsuらないけどranaikedo 向muこうkou側gawaでde君kimiをwo見miてるからterukara
もうmou少sukoしだけshidake このまぶたにkonomabutani載noっててttete
いつだってそうitsudattesou 映utsuるのはrunoha一人hitoriだけdake
もしかしてさmoshikashitesa あのano時tokiのno鏡kagamiのno
泣naきki出daしそうなshisouna顔kaoしたshita あのano僕bokuはha…