雨あめの中咲なかさいている 白粉花おしろいばなには
おまえのさみしい 横顔よこがおが似合にあう
涙なみだぐせ不幸ふこうぐせ
いつもあきらめ先さきに立たつ
ふたたびのめぐり逢あい もしもかなうなら
おまえをもう二度にどと 離はなさない
好すきだからいいのよと この腕てにくずれた
おまえのぬくもり 襟足えりあしのほそさ
泣なきぼくろ白しろい指ゆび
長ながいまつ毛げに宿やどる露つゆ
しあわせの入いり口ぐちで 泣ないちゃいないかと
気きづかう水割みずわりの ほろ苦にがさ
人ひとの世よのかなしみを おまえとせおって
あのとき出直でなおす ことも出来できたのに
涙なみだぐせ不幸ふこうぐせ
今いまもひとりで暮くらすのか
ふりむけば街まちの灯あかりが 遠とおくにじんでる
旅路たびじのはてまでも 匂におう花はな
雨ameのno中咲nakasaいているiteiru 白粉花oshiroibanaにはniha
おまえのさみしいomaenosamishii 横顔yokogaoがga似合niaうu
涙namidaぐせguse不幸fukouぐせguse
いつもあきらめitsumoakirame先sakiにni立taつtsu
ふたたびのめぐりfutatabinomeguri逢aいi もしもかなうならmoshimokanaunara
おまえをもうomaewomou二度nidoとto 離hanaさないsanai
好suきだからいいのよとkidakaraiinoyoto このkono腕teにくずれたnikuzureta
おまえのぬくもりomaenonukumori 襟足eriashiのほそさnohososa
泣naきぼくろkibokuro白shiroいi指yubi
長nagaいまつimatsu毛geにni宿yadoるru露tsuyu
しあわせのshiawaseno入iりri口guchiでde 泣naいちゃいないかとichainaikato
気kiづかうdukau水割mizuwaりのrino ほろhoro苦nigaさsa
人hitoのno世yoのかなしみをnokanashimiwo おまえとせおってomaetoseotte
あのときanotoki出直denaoすsu こともkotomo出来dekiたのにtanoni
涙namidaぐせguse不幸fukouぐせguse
今imaもひとりでmohitoride暮kuらすのかrasunoka
ふりむけばfurimukeba街machiのno灯akariがga 遠tooくにじんでるkunijinderu
旅路tabijiのはてまでもnohatemademo 匂nioうu花hana