扉風とびらかぜふわり立たつ ぼくらの体からだを包つつみ込こむ
沢山たくさんの思おもい出ではこっそり鞄かばんに詰つめ込こんだから
ゆらゆらゆらり滲にじんで見みえてる空そらは薄化粧うすげしょう
それぞれ道みちを歩あるけばいつかまた会あえるだろう
さなぎには触ふれるなよ もうすぐ羽はばたく時ときが来きて
殻からの中なかもがいてる心こころを大おおきく解とき放はなつでしょう
静しずかな丘おかに登のぼれば 出でて来きた街まちを見渡みわたそう
暗くらい夜道よみちに迷まよえば 思おもい出だし灯火燃ともしびもやそう
春はるの中なかぽつり降ふる ぼくらの足跡消あしあとけして行いく
悲かなしみは 悲かなしみはこのまま雨あめと流ながれ
扉風tobirakazeふわりfuwari立taつtsu ぼくらのbokurano体karadaをwo包tsutsuみmi込koむmu
沢山takusanのno思omoいi出deはこっそりhakossori鞄kabanにni詰tsuめme込koんだからndakara
ゆらゆらゆらりyurayurayurari滲nijiんでnde見miえてるeteru空soraはha薄化粧usugesyou
それぞれsorezore道michiをwo歩aruけばいつかまたkebaitsukamata会aえるだろうerudarou
さなぎにはsanaginiha触fuれるなよrerunayo もうすぐmousugu羽haばたくbataku時tokiがga来kiてte
殻karaのno中nakaもがいてるmogaiteru心kokoroをwo大ooきくkiku解toきki放hanaつでしょうtsudesyou
静shizuかなkana丘okaにni登noboればreba 出deてte来kiたta街machiをwo見渡miwataそうsou
暗kuraいi夜道yomichiにni迷mayoえばeba 思omoいi出daしshi灯火燃tomoshibimoやそうyasou
春haruのno中nakaぽつりpotsuri降fuるru ぼくらのbokurano足跡消ashiatokeしてshite行iくku
悲kanaしみはshimiha 悲kanaしみはこのままshimihakonomama雨ameとto流nagaれre