さっきまで目めの前まえにいた人ひとの背せ中なかが見みえなくなる
立たち止どまるぼくは世界せかいの流ながれに逆さからっているのだろう
現実げんじつから目めを逸そらしたって始はじまるものも終おわるものもない
今いまこの目めに映うつり込こむものがどれほど残酷ざんこくだとしたって
足早あしばやに過すぎてく人ひとの群むれがぼくを弾はじいた
どんな未来みらいでも今いまはまだ欲ほしくないや きみの影かげを探さがしてる
ぼくから涙なみだを奪うばわないでよ 悲かなしむ術すべを奪うばわないでよ
希望きぼうとやらがもしもあるのなら涙なみだ越ごしでも光ひかるだろう
愛あいなんて不確ふたしかなもんに何なにを期待きたいしていたのだろう
見みえもせず触ふれられもしない幻想げんそうだけ集あつめて飾かざった
音おともなく崩くずれて砂埃すなぼこりが空そらを隠かくした
どんな未来みらいならぼくはまた欲ほしくなるの 生いきる意味いみを探さがしてる
ぼくから涙なみだを奪うばわないでよ 悲かなしむ術すべを奪うばわないでよ
絶望ぜつぼうの先さきに見みえる世界せかいならどんな闇やみでも光ひかるだろう
虚うつろに並ならべた歪いびつな白しろ 宿やどりも祈いのりもしないくせに
どんな未来みらいにもきみはもういないのなら そこに影かげも光ひかりもないだろう
ぼくからもう何なにも奪うばわないでよ 痛いたみも傷きずも奪うばわないでよ
希望きぼうとやらに縋すがるくらいなら闇やみの奥おくに目めを凝こらせ
いつしか涙なみだがぼくを包つつめば悲かなしみの中なかを泳およげるから
きみが遺のこしたわずかな欠片かけらもぼくと共ともに溶とけるだろう
虚うつろに並ならべた歪いびつな白しろ 宿やどりも祈いのりもしないくせに
逆さからい続つづけた果はてにぼくは何なにを失うしなうのだろう
さっきまでsakkimade目meのno前maeにいたniita人hitoのno背se中nakaがga見miえなくなるenakunaru
立taちchi止doまるぼくはmarubokuha世界sekaiのno流nagaれにreni逆sakaらっているのだろうratteirunodarou
現実genjitsuからkara目meをwo逸soらしたってrashitatte始hajiまるものもmarumonomo終oわるものもないwarumonomonai
今imaこのkono目meにni映utsuりri込koむものがどれほどmumonogadorehodo残酷zankokuだとしたってdatoshitatte
足早ashibayaにni過suぎてくgiteku人hitoのno群muれがぼくをregabokuwo弾hajiいたita
どんなdonna未来miraiでもdemo今imaはまだhamada欲hoしくないやshikunaiya きみのkimino影kageをwo探sagaしてるshiteru
ぼくからbokukara涙namidaをwo奪ubaわないでよwanaideyo 悲kanaしむshimu術subeをwo奪ubaわないでよwanaideyo
希望kibouとやらがもしもあるのならtoyaragamoshimoarunonara涙namida越goしでもshidemo光hikaるだろうrudarou
愛aiなんてnante不確futashiかなもんにkanamonni何naniをwo期待kitaiしていたのだろうshiteitanodarou
見miえもせずemosezu触fuれられもしないreraremoshinai幻想gensouだけdake集atsuめてmete飾kazaったtta
音otoもなくmonaku崩kuzuれてrete砂埃sunabokoriがga空soraをwo隠kakuしたshita
どんなdonna未来miraiならぼくはまたnarabokuhamata欲hoしくなるのshikunaruno 生iきるkiru意味imiをwo探sagaしてるshiteru
ぼくからbokukara涙namidaをwo奪ubaわないでよwanaideyo 悲kanaしむshimu術subeをwo奪ubaわないでよwanaideyo
絶望zetsubouのno先sakiにni見miえるeru世界sekaiならどんなnaradonna闇yamiでもdemo光hikaるだろうrudarou
虚utsuろにroni並naraべたbeta歪ibitsuなna白shiro 宿yadoりもrimo祈inoりもしないくせにrimoshinaikuseni
どんなdonna未来miraiにもきみはもういないのならnimokimihamouinainonara そこにsokoni影kageもmo光hikariもないだろうmonaidarou
ぼくからもうbokukaramou何naniもmo奪ubaわないでよwanaideyo 痛itaみもmimo傷kizuもmo奪ubaわないでよwanaideyo
希望kibouとやらにtoyarani縋sugaるくらいならrukurainara闇yamiのno奥okuにni目meをwo凝koらせrase
いつしかitsushika涙namidaがぼくをgabokuwo包tsutsuめばmeba悲kanaしみのshimino中nakaをwo泳oyoげるからgerukara
きみがkimiga遺nokoしたわずかなshitawazukana欠片kakeraもぼくとmobokuto共tomoにni溶toけるだろうkerudarou
虚utsuろにroni並naraべたbeta歪ibitsuなna白shiro 宿yadoりもrimo祈inoりもしないくせにrimoshinaikuseni
逆sakaらいrai続tsuduけたketa果haてにぼくはtenibokuha何naniをwo失ushinaうのだろうunodarou