粋いきな振ふり分わけ 一本刀いっぽんがたな
つばめ見惚みほれる 旅人たびびと姿すがた
誰だれの為ためかよ すみれを摘つんで
旅たびで御座ござンす 三度笠さんどがさ
伊那いなの白梅しらうめ 鶯うぐいすむすめ
咲さいたからとて 泣なかずにおくれ
添そうに添そえなきゃ あきらめました
旅たびで御座ござンす 三度笠さんどがさ
西にしは夕焼ゆうやけ 東ひがしはしぐれ
笠かさで占うらなう 小夜さよ町まちはずれ
馬鹿ばかを承知しょうちで あの山越やまごえて
旅たびで御座ござンす 三度笠さんどがさ
粋ikiなna振fuりri分waけke 一本刀ippongatana
つばめtsubame見惚mihoれるreru 旅人tabibito姿sugata
誰dareのno為tameかよkayo すみれをsumirewo摘tsuんでnde
旅tabiでde御座gozaンnすsu 三度笠sandogasa
伊那inaのno白梅shiraume 鶯uguisuむすめmusume
咲saいたからとてitakaratote 泣naかずにおくれkazuniokure
添soうにuni添soえなきゃenakya あきらめましたakiramemashita
旅tabiでde御座gozaンnすsu 三度笠sandogasa
西nishiはha夕焼yuuyake 東higashiはしぐれhashigure
笠kasaでde占uranaうu 小夜sayo町machiはずれhazure
馬鹿bakaをwo承知syouchiでde あのano山越yamagoえてete
旅tabiでde御座gozaンnすsu 三度笠sandogasa