今日きょうも僕ぼくは歌うたおうとするけれど
声こえと息いきは空回からまわりをする
ひとつひとつ歳としをとりゆくたびに
僕ぼくらゆるく忘わすれてゆくこと
季節きせつの変かわる音おと
吹ふく風かぜの味あじ 太陽たいようの温度おんど
目めを瞑つむったなら気付きづくだろう
君きみにも分わけたいんだよ
この歌うたに 声こえになる前まえに
体からだに溶とけ出でて心臓しんぞうに落おちた
君きみの手てが肌はだに触ふれるたびに伝つたわるほど
君きみと僕ぼくの間あいだにもあるだろうか
今いまはかすかに見みえるような
何なにか叶かなえたなら
どこかへ行いったことがもしあれば
何者なにものかになれただろうか
もうわからなくなるよ
手てに入いれたものを今更いまさら
取とり出だし並ならべて眺ながめてみる
最後さいごまで持もっていけるものを探さがしている
吹ふく風かぜの味あじ 背後はいごの景色けしき
目めを瞑つむったなら気付きづくだろう
言葉ことばになる前まえに
鼻はなから漏もれ出でて空気くうきになった
ただ同おなじ部屋へやに居いるだけで伝つたわるほど
歌うたにするよ
今日きょうの君きみに届とどけて
メロディと
意味いみだけを
今日kyouもmo僕bokuはha歌utaおうとするけれどoutosurukeredo
声koeとto息ikiはha空回karamawaりをするriwosuru
ひとつひとつhitotsuhitotsu歳toshiをとりゆくたびにwotoriyukutabini
僕bokuらゆるくrayuruku忘wasuれてゆくことreteyukukoto
季節kisetsuのno変kaわるwaru音oto
吹fuくku風kazeのno味aji 太陽taiyouのno温度ondo
目meをwo瞑tsumuったならttanara気付kiduくだろうkudarou
君kimiにもnimo分waけたいんだよketaindayo
このkono歌utaにni 声koeになるninaru前maeにni
体karadaにni溶toけke出deてte心臓shinzouにni落oちたchita
君kimiのno手teがga肌hadaにni触fuれるたびにrerutabini伝tsutaわるほどwaruhodo
君kimiとto僕bokuのno間aidaにもあるだろうかnimoarudarouka
今imaはかすかにhakasukani見miえるようなeruyouna
何naniかka叶kanaえたならetanara
どこかへdokokahe行iったことがもしあればttakotogamoshiareba
何者nanimonoかになれただろうかkaninaretadarouka
もうわからなくなるよmouwakaranakunaruyo
手teにni入iれたものをretamonowo今更imasara
取toりri出daしshi並naraべてbete眺nagaめてみるmetemiru
最後saigoまでmade持moっていけるものをtteikerumonowo探sagaしているshiteiru
吹fuくku風kazeのno味aji 背後haigoのno景色keshiki
目meをwo瞑tsumuったならttanara気付kiduくだろうkudarou
言葉kotobaになるninaru前maeにni
鼻hanaからkara漏moれre出deてte空気kuukiになったninatta
ただtada同onaじji部屋heyaにni居iるだけでrudakede伝tsutaわるほどwaruhodo
歌utaにするよnisuruyo
今日kyouのno君kimiにni届todoけてkete
メロディmerodiとto
意味imiだけをdakewo