よみ:くうはくのしゃそうから
空白の車窓から 歌詞
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amazarashi
- 2022.4.13 リリース
- 作詞
- 秋田ひろむ
- 作曲
- 秋田ひろむ
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初はじめの一いっ歩ぽはいつも恐おそろしい 空白くうはくは見渡みわたす限かぎり
昔むかしは空からっぽに思おもえた だから怖こわくて塗ぬりつぶした
逆恨さかうらみや愚痴ぐちにはじまり 「それでも」ってとこに至いたった
強迫観念きょうはくかんねんに似にていた 没頭ぼっとうが坂さかを転ころがった
いざ行いかんと始はじめる決意けつい 旅路たびじの身支度みじたくと同義どうぎ
終おわらせる覚悟かくご、梱包こんぽうし スーツケース詰つめ込こむ行為こうい
しんとした部屋へやが名残惜なごりおしい 静寂せいじゃくの全すべてを所有しょゆうし
シンクでは弾はじけた水滴すいてき その程度ていどが僕ぼくらの汽笛きてき
終おわることなんか知しらなかった もう取とり戻もどせないあの無邪気むじゃきさ
ただ知しらない君きみより 知しった君きみが 持もち得える光源こうげん 新あたらしい夜よるへ
季節きせつも昔むかしは別わかれ惜おしんだ 今いまじゃ「またな」も言いわず去さって
ただ車窓しゃそうの景色けしきの速度そくどだけ早はやくなる 僕ぼくと歌うただけ運はこんで
去さっていった人ひとは多おおい ここ数すう年ねんにおいたって
状況じょうきょうならそれぞれだし 祈いのるよ彼かれらのこの先さき
離はなれた場所ばしょで上手うまくやって 笑わらって再会さいかいなら幸さいわい
だけど取とり残のこされたような 酒さけでは溶とけきれぬ寂さびしさ
進すすんでるか戻もどってんのか 早はやいのか遅おそいのかなんて
景色けしきが見みえてこそ分わかって たまにそんな気き付づきがあって
僕ぼくにとって彼かれは景色けしきで 彼かれにとって僕ぼくは景色けしきで
そうだ寂さびしさの原因げんいんは 同おなじ電車でんしゃに乗のれたらって
終おわることなんか知しらなかった もう取とり戻もどせないあの無邪気むじゃきさ
ただ知しらない君きみより 知しった君きみが 持もち得える光源こうげん 新あたらしい夜よるへ
上手うまく笑わらえない僕ぼくの手てには 後あとどれくらいのやめない理由りゆう
ただ車窓しゃそうの景色けしきの速度そくどだけ早はやくなる 僕ぼくと歌うただけ運はこんで
どっかで諦あきらめている しょうがない、と思おもうことが多おおくなった
人ひとは死しぬし 変かわる 譲ゆずれないものが一ひとつ僕ぼくの身体からだを貫つらぬいて
地面じめんに突つき刺ささってるどんな風かぜが吹ふいても折おれないように
どんな波なみが襲おそっても流ながされぬように
そして、景色けしきだけが流ながれてく
流ながれてく 流ながれてく またな またな
また会あえるかな また会あえるよな もう無理むりかもな もう無理むりだよな
終おわることなんか知しらなかった もう取とり戻もどせないあの無邪気むじゃきさ
ただ知しらない君きみより 知しった君きみが 持もち得える光源こうげん 新あたらしい夜よるへ
この先さきは空白くうはくだ もう恐おそれない 自由じゆうとはなんて寂さびしいんだろう
ただ車窓しゃそうの景色けしきの速度そくどだけ早はやくなる 僕ぼくと歌うただけ運はこんで
さよならまたねと別わかれたから 今日きょうも会あいに来きたよ
ただそれだけ
昔むかしは空からっぽに思おもえた だから怖こわくて塗ぬりつぶした
逆恨さかうらみや愚痴ぐちにはじまり 「それでも」ってとこに至いたった
強迫観念きょうはくかんねんに似にていた 没頭ぼっとうが坂さかを転ころがった
いざ行いかんと始はじめる決意けつい 旅路たびじの身支度みじたくと同義どうぎ
終おわらせる覚悟かくご、梱包こんぽうし スーツケース詰つめ込こむ行為こうい
しんとした部屋へやが名残惜なごりおしい 静寂せいじゃくの全すべてを所有しょゆうし
シンクでは弾はじけた水滴すいてき その程度ていどが僕ぼくらの汽笛きてき
終おわることなんか知しらなかった もう取とり戻もどせないあの無邪気むじゃきさ
ただ知しらない君きみより 知しった君きみが 持もち得える光源こうげん 新あたらしい夜よるへ
季節きせつも昔むかしは別わかれ惜おしんだ 今いまじゃ「またな」も言いわず去さって
ただ車窓しゃそうの景色けしきの速度そくどだけ早はやくなる 僕ぼくと歌うただけ運はこんで
去さっていった人ひとは多おおい ここ数すう年ねんにおいたって
状況じょうきょうならそれぞれだし 祈いのるよ彼かれらのこの先さき
離はなれた場所ばしょで上手うまくやって 笑わらって再会さいかいなら幸さいわい
だけど取とり残のこされたような 酒さけでは溶とけきれぬ寂さびしさ
進すすんでるか戻もどってんのか 早はやいのか遅おそいのかなんて
景色けしきが見みえてこそ分わかって たまにそんな気き付づきがあって
僕ぼくにとって彼かれは景色けしきで 彼かれにとって僕ぼくは景色けしきで
そうだ寂さびしさの原因げんいんは 同おなじ電車でんしゃに乗のれたらって
終おわることなんか知しらなかった もう取とり戻もどせないあの無邪気むじゃきさ
ただ知しらない君きみより 知しった君きみが 持もち得える光源こうげん 新あたらしい夜よるへ
上手うまく笑わらえない僕ぼくの手てには 後あとどれくらいのやめない理由りゆう
ただ車窓しゃそうの景色けしきの速度そくどだけ早はやくなる 僕ぼくと歌うただけ運はこんで
どっかで諦あきらめている しょうがない、と思おもうことが多おおくなった
人ひとは死しぬし 変かわる 譲ゆずれないものが一ひとつ僕ぼくの身体からだを貫つらぬいて
地面じめんに突つき刺ささってるどんな風かぜが吹ふいても折おれないように
どんな波なみが襲おそっても流ながされぬように
そして、景色けしきだけが流ながれてく
流ながれてく 流ながれてく またな またな
また会あえるかな また会あえるよな もう無理むりかもな もう無理むりだよな
終おわることなんか知しらなかった もう取とり戻もどせないあの無邪気むじゃきさ
ただ知しらない君きみより 知しった君きみが 持もち得える光源こうげん 新あたらしい夜よるへ
この先さきは空白くうはくだ もう恐おそれない 自由じゆうとはなんて寂さびしいんだろう
ただ車窓しゃそうの景色けしきの速度そくどだけ早はやくなる 僕ぼくと歌うただけ運はこんで
さよならまたねと別わかれたから 今日きょうも会あいに来きたよ
ただそれだけ