僕ぼくらは半人前はんにんまえ まともに生いきられないのさ
真まっ直すぐ伸のびた道みち 真まっ直すぐ歩あるけないのさ
何度なんども躓つまずいて それ見みて笑わらう奴やつもいる
気きづけば知しっていた 痛いたみを知しっていた
僕ぼくらは半人前はんにんまえ 未熟みじゅくで傷いたんだ果実かじつさ
少すこしでも汚よごれたら 店みせには並ならべないのさ
けれども知しっている 傷物きずもの同士どうしじゃなくちゃ
触ふれない傷きずがある 歌うたえない歌うたがある
半人前はんにんまえが集あつまれば 静しずかな歌うたが聞きこえ出だす
それはとっても甘あまやかで 優やさしく響ひびく歌うた
僕ぼくらは半人前はんにんまえ 日陰ひかげで生いきてきたのさ
時代じだいのせいにして 隠かくれて腐くさってきたのさ
けれども飛とび出だしたい 我慢がまんもしすぎは毒どくだし
時代じだいのせいにして 生うまれ変かわろうか
半人前はんにんまえが動うごきだす 愉快ゆかいな歌うたが聞きこえ出だす
それはなんだか穏おだやかで 心こころも踊おどる歌うた
半人前はんにんまえが集あつまれば 悲かなしい歌うたも踊おどり出だす
それはちょっぴり塩しょっぱくて 自由じゆうに響ひびく歌うた
僕bokuらはraha半人前hanninmae まともにmatomoni生iきられないのさkirarenainosa
真maっxtu直suぐgu伸noびたbita道michi 真maっxtu直suぐgu歩aruけないのさkenainosa
何度nandoもmo躓tsumazuいてite それsore見miてte笑waraうu奴yatsuもいるmoiru
気kiづけばdukeba知shiっていたtteita 痛itaみをmiwo知shiっていたtteita
僕bokuらはraha半人前hanninmae 未熟mijukuでde傷itaんだnda果実kajitsuさsa
少sukoしでもshidemo汚yogoれたらretara 店miseにはniha並naraべないのさbenainosa
けれどもkeredomo知shiっているtteiru 傷物kizumono同士doushiじゃなくちゃjanakucha
触fuれないrenai傷kizuがあるgaaru 歌utaえないenai歌utaがあるgaaru
半人前hanninmaeがga集atsuまればmareba 静shizuかなkana歌utaがga聞kiこえkoe出daすsu
それはとってもsorehatottemo甘amaやかでyakade 優yasaしくshiku響hibiくku歌uta
僕bokuらはraha半人前hanninmae 日陰hikageでde生iきてきたのさkitekitanosa
時代jidaiのせいにしてnoseinishite 隠kakuれてrete腐kusaってきたのさttekitanosa
けれどもkeredomo飛toびbi出daしたいshitai 我慢gamanもしすぎはmoshisugiha毒dokuだしdashi
時代jidaiのせいにしてnoseinishite 生uまれmare変kaわろうかwarouka
半人前hanninmaeがga動ugoきだすkidasu 愉快yukaiなna歌utaがga聞kiこえkoe出daすsu
それはなんだかsorehanandaka穏odaやかでyakade 心kokoroもmo踊odoるru歌uta
半人前hanninmaeがga集atsuまればmareba 悲kanaしいshii歌utaもmo踊odoりri出daすsu
それはちょっぴりsorehachoppiri塩syoっぱくてppakute 自由jiyuuにni響hibiくku歌uta